福島と聞くと、何を想像しますか?会津?白虎隊?赤べこ?
歴史や建造物など多くの魅力を持つ福島県には、絶景スポットも多く存在しています。こちらでは、福島観光で訪れたい絶景スポットを紹介しています。
(前半はPAS-POLの書籍「365日 日本一周 絶景の旅」の掲載部分になります。掲載内容は書籍とは多少異なります)
鶴ヶ城
photo by TAKEZO/PIXTA
白銀に輝く会津の名城。
雪に舞う鶴に見えることからその名がついたともいわれる城。会津の厳しい寒さでも割れない赤瓦すら白く覆ってしまう冬こそ、鶴ヶ城の名にふさわしい輝きを見せてくれる。
猪苗代湖のしぶき氷
photo by TAKEZO/PIXTA
厳冬期限定、氷のアート。
強い西風が吹き、波しぶきがかかる湖畔の木々が、大小様々な形にかたどられていく。それは氷柱のようであり、飴細工のようでもある。雪を掻き分け、見に行こう。
大内宿
photo by レックス9/PIXTA
半農半宿の宿場町。
日光と会津を繋ぐ会津西街道の山間にある宿場町。「半農半宿」という呼び名が示す通り、田園に囲まれた40軒ほどの背の低い茅葺屋根の家々が規則正しく並んでいる。
会津さざえ堂
摩訶不思議の仏堂。
さざえ堂とは、サザエ貝のようにねじれた外観を持つ仏堂のこと。中の構造はとても複雑で、その不思議さは訪れた人でないとわからない。ぜひ足を運んでその目で確かめて。
磐梯吾妻スカイライン
photo by QUU/PIXTA
変わる景色を楽しんで。
吾妻連峰を縫うように走る全長約29kmの道路。緑豊かな道から、白樺の樹海、高山植物地帯、火山が生んだ殺伐とした岩場など、場所によって全く違う表情を見せてくれる。
高柴山
photo by TAKEZO/PIXTA
馬がつくったツツジの群生。
山頂に3万本のヤマツツジが花開く、初夏の高柴山。明治時代、馬が新芽を食べたことで増えていったというこのツツジを見ながら、麓から頂上までのハイキングを楽しもう。
五色沼
photo by Naoki Umetsu
魔女の瞳の異名を誇る。
一切経山にある紺碧色の火口湖。その引き込まれるような美しさから、「魔女の瞳」とも呼ばれている。魔女に魅せられた木々たちが、頰を赤らめていく秋の始まりに訪れたい。
尾瀬ヶ原
photo by genki/PIXTA
黄金色の草紅葉。
あたり一面が黄金色の草紅葉で覆われる、秋の尾瀬。まわりの木々の紅葉とはまた違う色合いで、両者を一度に味わうことのできる、なんとも贅沢な場所だ。
三湖パラダイス
photo by TAKEZO/PIXTA
3つの湖を見渡す。
磐梯吾妻レークラインの最高地点。磐梯山の近くにある秋元湖、小野山湖、桧原湖を眺めることができ、秋には高低差が作り上げる圧巻の紅葉を眼下に見ることができる。
秋元湖
photo by yoshiki/PIXTA
霧に包まれた静寂の朝。
秋元湖が最も美しい時間帯は、冷え込みの厳しい朝。朝焼けと霧で複雑に秋の空の色が混ざり合い、まるでショートフィルムを見ているかのような、胸を打つ光景を生み出す。
雪割橋
photo by 福島県西白河郡西郷村役場
その名前を表す季節。
あたり一面の雪色を割ったように阿武隈川が流れることに由来する、雪割渓谷に架かる橋。しんしんと降る雪が全てを覆い尽くすと、赤いアーチが最も絵になる瞬間が訪れる。