(ん?なぜNOって言って首をかしげるのだ…?)
私「でも、今さっきなの!派手な柄の、このくらいの大きさの…」
店員「NO? I don’t Know?」
それは、見てないの「ノー」なのか、知らないの「アイドンノー」なのか、どっちよ…っとツッコミながらも、問いただしていると、なんとカウンターの中に私の鞄を発見!
もーそこにあるやんけ!嘘つきーー!
そのまま奪おうとしたのかどうかは定かではありませんが、「NO?」って首をかしげるのが、後からおかしさがこみ上げてきました。
ユー!おかえりー!っていや、初めましてや!!
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こちらもモロッコでの出来事です。マラケシュのメディナをふらふらと歩いていると、向こうから大きな声で、
「ユー!マイフレンド!!」と叫ぶ声。
海外を歩いていて、「マイフレンド!」って勝手に友達にされるケースはよくあることですが、このお兄さんはすごかったんです。
「ユー!おかえりー!よく戻ってきたねー!昨日会ったの覚えてるよ!だって君の英語は完璧だったからね!」
いやいや、確かに英語は話せるけれど、この場所に来たの生れて初めてなんですけど!!
こんなに堂々と嘘つかれたら、もう笑ってあげるしかありません。
そのあとも、堂々とニセモノのアルガンオイルなど売りつけられましたが、面白かったので石鹸ひとつだけ買ってあげました。
それ、どこにも売ってへんから!大阪のすごいおばちゃん
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長距離路線では、サービスの合間にスナックをギャレーに用意していることがあります。
ある時、ギャレーに戻ってくると、さっきまでそこにあったスナックが箱ごとない!!
そんなはずは…と思いあたりを見回してみると、その箱を頭上の荷物入れに一生懸命入れようとしているお客様が…!
慌てて「お客様、そちらは…!!」と声をかけると、
「あ、これ?買うてん。」
いやいや、これ何処にも売っていない、機内のものですから!
そのあまりにも堂々とした言い方に、思わず吹き出しちゃいそうになりましたが、まさかの箱ごとお持ち帰りとは…。
機内のスナックはお土産ではありませんからね。
あなたはその嘘笑えますか?
「嘘も方便」という言葉があるように、世の中悪い嘘ばかりではないのかもしれません。
絶対嘘やん!と思っても、その時多少腹が立っても、後でその話を笑い飛ばすことができれば、何事も前向きに捉える一歩になるのではないでしょうか?
ただし、ピノキオの星の女神は、こうも言っています。
「いいですか。嘘というものは、一つつくと、新しい嘘を重ねてつかなくてはならなくなります。ピノキオ、あなたは本物の人間の子どもに、なりたくないのですか?」