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さとみん 憧れの男性はロバート・ラングドン教授

歴女の旅好き。レオナルド・ダ・ヴィンチの追っかけ。 幼少時ドイツに住んでいた際に、両親の影響で旅×歴史に夢中に。古代オリエント史と美術史が好き。いつか古代オリエントの舞台を一気に回るのが夢。憧れの男性はダン・ブラウンが生み出した、ロバート・ラングドン教授。

「モナ・リザ」「岩窟の聖母」「受胎告知」…ルネサンスの三大巨匠の一人で、人類史上最高の万能の天才、レオナルド・ダ・ビンチの絵を一目見ようと、今この瞬間も世界中の人々が彼の作品の元を訪れています。

そんなダ・ビンチの傑作中の傑作、ミラノのサンタ・マリア・デッラ・グラツィエ教会内の壁画「最後の晩餐」は、映画「ダ・ヴィンチ・コード」の影響で、今なお毎日何百人もの人が一目見ようと足を運んでいます。

人が余りにも押寄せるため、現在は絵画の保護の観点から「完全予約制」で「15分毎に最大30人」しか鑑賞できないシステムとなっています。15分という時間は、この作品を味わうには余りにも短いです…!

短い時間で最大限に楽しむ為の予備知識と、インターネットから直接予約する方法を今回ご紹介させていただきます。

 

「最後の晩餐」の予約方法

「最後の晩餐」鑑賞の予約方法は2つあります。

1つは旅行代理店を通しての予約方法。仲介手数料を取られるので、当然値段は高くなります。

2つ目はインターネットで直接予約する方法。かなり倍率は高いですが、私はこの方法で予約をしました。思ったよりも予約自体は簡単にできます。

まずはこちらへアクセス。→「Vivaticket official reservation//Genacolo Vinciano」

Genacolo Vinicianoがイタリア語で「最後の晩餐」という意味です。下にスクロールしていくとカレンダーがあります。

ここで「予約可能な日」を確認。「Scheduled with availability」が予約可能な日です(緑色になっている日)・

続いて予約できる時間を確認し、選択。

するとたくさんの料金が出てきますが、日本人に関係があるのは「INTERO(通常料金)」か、「Gratituto Under 18(18歳未満)」。

該当する料金をクリックすると、ユーザー登録画面に進みます。

メールアドレス、ユーザーID、パスワードを設定し、名前や住所、パスポート番号を入力し、利用許諾にチェックすると、登録完了です。

登録したメールアドレスに確認用メールが送られてくるので、指定されたURLから再度Vivaticketのホームページに移動するとメールアドレスが認証されます。

しかしまた日付選択画面に戻ってしまうので、再度選択し、今度は登録したIDとパスワードを入力し、チケット購入画面に飛び、チケット枚数を選択すると支払い画面へ進めます。

支払いが済むと、再度メールアドレスに予約メールが送られてきます。

予約コードが記載されており、当日受付で確認され入場券と引き換えられます。必ず20分前までに受付に行き入場券と引き換えないと無効になってしまうので、時間に余裕を持っていくようにしてください。

予約方法自体はとても簡単です。が、「最後の晩餐」のインターネット受付は、あっという間に予約が埋まってしまいます。2018年の5月、6月分は2月に予約が開始されましたが、もう公式サイト上の予約はほぼいっぱいです。(2018年5月現在)

ただ代理店経由であれば予約できる日程がまだ残っているかもしれないので、諦めずに確認してみてください!

 

「最後の晩餐」ご対面当日!

ホテルの場所にもよりますが、私は地下鉄のカドルナ駅で下車をしました。徒歩10分〜15分くらいで教会に到着します。比較的大きな交差点を曲がるので、場所はわかりやすいと思います。角にパン屋さん(カフェ)があり、正しい道に進むと左手にお花屋さんがあります。

ミラノに行ったからには、ドゥオモも見逃せません。

電車から降りて地上に上がると急に目の前に「ドーーーーーーーン!」と現れて本当にびっくりします。

photo by kohda satomi

が、このサンタ・マリア・デッラ・グラツィエ教会は小さい教会で、私はいろんなお店の人に聞いて回り辿り着きました…(ただの方向音痴)

photo by kohda satomi

「最後の晩餐」が飾られていたのは食堂のエリア。時間に余裕を持って教会の中も是非見学してください(無料で入れます)。

photo by kohda satomi

チケットと引き換えられる時間になったらカウンターに行き、「最後の晩餐」とのご対面を待ちましょう!

入る前にガイドさんが丁寧に「最後の晩餐」について説明してくれます。英語で解説してくれますが、私が参加した回のガイドさんは特にイタリア語訛りが強く、聞き取るのにちょっと苦労しました。

ですので、あらかじめ「最後の晩餐」とは何かをしっかりと予習しておくことをお勧めします!

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さとみん 憧れの男性はロバート・ラングドン教授

歴女の旅好き。レオナルド・ダ・ヴィンチの追っかけ。 幼少時ドイツに住んでいた際に、両親の影響で旅×歴史に夢中に。古代オリエント史と美術史が好き。いつか古代オリエントの舞台を一気に回るのが夢。憧れの男性はダン・ブラウンが生み出した、ロバート・ラングドン教授。

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