日本の文化を世界に広げたのは何と言ってもアニメや漫画です。その中で世界からも高い評価を得ているアニメーションで、日本を代表するものといえば、スタジオジブリの作品です。
スタジオジブリといえば、宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサー、そして高畑勲プロデューサーですね。この3名が「天空の城ラピュタ」からチームを組み、名作を世に出していきました。また音楽では日本の有名な作曲家である久石譲が手がけています。
そんなスタジオジブリ作品が、英語タイトルでどう表現されているか気になったのでご紹介していきます。
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1986年「天空の城ラピュタ」 (英語タイトル:Castle in the Sky)
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スタジオジブリの作品としては、「天空の城ラピュタ」 が第1作目になります。シータとパズーが飛行石を持って、海賊や軍から逃れながら、伝説の城ラピュタにたどり着くストーリーですね。
1988年「火垂るの墓」 (英語タイトル:Grave of the Fireflies)
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野坂昭如の短編小説で、戦争原体験を題材にした作品です。舞台は、兵庫県神戸市と西宮市近郊。兄と幼い妹が戦後の混乱の中、必死で生き抜こうとする姿を描いています。涙無くしては見れない作品で、高畑勲が監督をつとめています。
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1988年「となりのトトロ」 (英語タイトル:My Neighbor Totoro)
昭和30年代前半の日本を舞台にしたファンタジーで、お母さんの治療のため田舎に引っ越してきた父とサツキ、メイの姉妹がトトロに出会い不思議な体験をする物語です。日本の田舎の美しさがとても綺麗に描写されています。
1989年「魔女の宅急便」 (英語タイトル:Kiki’s Delivery Service)
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魔女の血をひく13歳の女の子キキが、都会でパン屋のおソノさんやトンボと知り合い、魔女の宅急便という仕事をする中で、次第に街に溶け込んでいくストーリーです。原作は、角野栄子の児童文学 「魔女の宅急便」 。
1991年「おもひでぽろぽろ」 (英語タイトル:Only Yesterday)
岡本螢・刀根夕子の漫画を原作とした作品。子供の頃から田舎への憧れがあった27歳のOL岡島タエ子が休暇を利用して山形での農家へ行き、そこで暮らすトシオや農家の人たちと交流することで、田舎の暮らしに魅力を感じていくストーリーです。
1992年「紅の豚」 (英語タイトル:Porco Rosso)
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世界大恐慌時のイタリア、アドリア海が舞台で、飛行艇乗りの空賊と賞金稼ぎのポルコの話。「飛ばねぇ豚はただの豚だ」が有名な台詞ですね。また、海外では紅の豚はとても人気があります。
1994年「平成狸合戦ぽんぽこ」 (英語タイトル:Pom Poko)
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開発が進む多摩ニュータウンを舞台に、狸と人間の対抗を描く作品。狸たちが人間に対抗するために、人間の生活を理解しようとするところがとても微笑ましいです。
1995年「耳をすませば」 (英語タイトル:Whisper of the Heart)
柊あおいの漫画を原作にした作品。読書が好きな中学3年の月島雫が、図書カードに書かれた天沢聖司という名前に気がつき、意識し始めるところからストーリーが始まります。
1997年「もののけ姫」 (英語タイトル:Princess Mononoke)
宮崎駿が構想に16年、制作に3年をかけた大作です。エミシの村の王子アシタカが、タタリ神から受けた呪いを解くため旅に出て、そこで出会う山犬に育てられたサンや、タタラ場のエボシとの出会いで、自然と人間がともに生きる道を探していきます。
1999年「ホーホケキョ となりの山田くん」 (英語タイトル:My Neighbors the Yamadas)
山田家とその周りの人々の日常茶飯事やよしなしごとが描かれている作品です。