ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

海外旅行に慣れていない人の多くが不安に思う、空港に到着してから待ち構えている「入国審査」。何を聞かれるんだろう?うまく答えられなかったらどうしよう、なんて思っている人も多いのではないでしょうか。

ガイドブックには必ず「入国審査の流れ」や「よくある質問」が書いてありますが、いくら頭でイメージトレーニングしていても、いざ外国人を目の前にするとドキドキしてしまいますよね。本記事では入国審査で使える英会話や入国審査をスムーズに済ませるコツをご紹介します。

基本的な入国審査の流れ

機内の中で入国カードが配られますので、早めに記入しておきましょう。目的地の空港に着いたら、入国審査場(イミグレーション)を目指します(よく旅人が「イミグレ」と略しますが、入国審査を意味します)。

入国審査場でパスポートと入国カードを提出し、いくつか質問に答えます。何も問題がなければ入国が許可され、次は預けた荷物を受け取りにいきましょう。荷物を受け取ったら税関を通り、入国という流れになります。

入国審査でよく聞かれる質問

滞在の目的

一番よく質問されるのが、その国での滞在目的です。観光目的で訪れたのか、それとも留学かワーホリか、あるいはビジネスが目的なのか答えましょう。筆者の場合ですが、ビジネスと答えたときは「何の仕事をしているのか」職種まで聞かれることが多いです。

滞在日数

国に何日間滞在する予定なのか聞かれますので、「1週間」などと期間で答えるか、「3月5日まで」と具体的な日付まで伝えてもOKです。

訪れる場所

目的や日数までは練習している人が多いのですが、意外と見落としがちなのが「訪問場所」。入国したあと、どの都市へ向かうのか聞かれることも多いです。都市を答えると「どこに滞在する予定なのか」を聞かれることもありますので、滞在予定のホテル名も覚えておきましょう。

帰りのチケットの有無

外国人の観光目的の滞在できる日数は、国によって定められています。国からしたら、どのくらい滞在するのか、また帰る意思があるかどうかは確かめておきたいもの。帰りの航空券を持っていないと入国拒否される場合もありますので、予約しておくのが無難でしょう。Eチケットの画面を用意しておくとよさそうです。

入国審査で使える英会話

What is the purpose of your visit?
滞在の目的は何ですか?

For sightseeing.
観光です。

How many days are you going to stay?
何日間滞在する予定ですか?

Three days.
3日間です。

Two weeks.
2週間です。

Until March 5.
3月5日まで滞在します。

Where are you going to stay?
どこに滞在する予定ですか?

I’m going to stay at Hilton Hotel.
ヒルトンホテルに滞在します。

I’ve reserved Hilton Hotel.
ヒルトンホテルを予約しています。

Do you have a return ticket?
帰りの航空券を持っていますか?

入国審査をスムーズに済ませるコツ

入国審査をスムーズに済ませるために、事前によくある質問に対しての回答を用意しておきましょう。特に滞在先や帰りのチケットの有無などを聞かれて焦ってしまう人も多くいます。うまく説明できる自信がない場合は、ホテルの予約ページを見せたり、スクリーンショットを撮っておくといいでしょう。

また不審に思われないよう、落ち着いて受け答えをするのも大切です。もし相手の言っていることがわからなかったり聞き取れなかった場合は、「Please speak more slowly.」(少しゆっくり話してください)などと伝え、コミュニケーションをとりましょう。

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高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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