北ドイツに位置するハンブルクはドイツ第二の都市であり、ヨーロッパ最大級の港街でもあります。中世にハンザ同盟の都市であったハンブルクは現在も自由ハンザ都市と名乗る特別市です。
ハンブルクには世界遺産となった倉庫街から美術館、博物館や、ビートルズゆかりの場所、歓楽街など観光名所が多くあり、観光客が世界中から集まる街でもあります。
今回はハンブルクの有名な場所からマイナーな場所まで、おすすめ観光スポット30ヶ所をご紹介します!
*編集部追記
2017年8月公開の記事に、新たに詳細情報と3スポットを追加しました。(2017/9/18)
2017年9月公開の記事に、新たに詳細情報と3スポットを追加しました。(2018/9/30)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
ハンブルクに行ってみての感想
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北ドイツ最大の都市であるハンブルク。ヨーロッパ有数の港であり、経済、芸術ともに盛んな場所です。歴史的な建造物、見ごたえのある美術館、おもしろスポットなどもあり、ドイツに行ったならぜひとも一度は足を運びたい都市!ヨーロッパ最大のショッピング・アーケードもあるので、買い物好きな方にもおすすめです。
私が訪れたのは初夏の頃で、昼は過ごしやすく、夜は若干肌寒いくらいでした。ハンブルクは街自体の面積が広く、また規模も大きいので、2〜3日の滞在では物足りないと感じました。
港街であるハンブルクでは新鮮な魚介類が食べられると聞いていたので、観光スポットでもあるフィッシュマルクトを訪れました。想像通りとても活気があり、また魚もおいしく、とても満足できました。
また、ザンクトパウリ地区には非常に有名な歓楽街「レーパーバーン」がありました。私は通りに入ってはいませんが、普通のドイツの街とは全く違う雰囲気にとても興味をそそられました。
ハンブルク観光をする際のアドバイス
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ハンブルクも含め、ドイツの治安は比較的良いと言えますが、やはりあまり近づかないほうがいいエリアもあります。シュテルンシャンチェ付近、ハンブルク中央駅の湖と反対側の駅前地域、レーパーバーンなどは治安が悪いと言われているので、夜や女性の1人歩きは避けたほうが良いでしょう。
物価は日本と同じくらいで、外食ばかりならそれなりにお金が必要でしょう。スーパーの食品価格は安いので、民泊などで自炊すればかなり節約できます。衛生面もそれなりに良いですが、ドイツは基本的に公共のトイレはお金がかかります。
駅のトイレなどはきれいですが、その分お金もかかるので(1ユーロほど)できれば出かける前に済ませたり、カフェやレストランに入るついでにトイレに行くようにしましょう。
ハンブルクのおすすめベストスポット
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港街ハンブルクにある倉庫街は、世界で最も大きな倉庫地区で、建物は木杭の基礎やオークの丸太の上に立っています。また水路に沿って多くの赤れんがの倉庫が建ち並び、古き良き港の風景が広がっています。
現在は倉庫の多くが博物館やレストラン、カフェなどに改装されて使用されており、ゆっくりと過ごすのに絶好の場所です。
ハンブルクといったら倉庫街
ハンブルク中央駅から南西の運河に並ぶ赤レンガの倉庫街は2015年、ドイツの40番目の世界遺産として登録されました。この倉庫街は今から100年以上前に建てられたもの。辺りを歩けば19世紀にタイムスリップしたように感じられるでしょう。
夜になると倉庫街はライトアップされ、光が水辺に反射するなど昼間とはまた違ったロマンチックな雰囲気を感じる事ができます。
・名称:倉庫街(Speicherstadt)
・住所:Brook, 20457 Hamburg
・地図:
・アクセス:地下鉄Messberg駅から徒歩約6分
・公式サイトURL:http://www.hamburg-tourism.de/sehenswertes/hamburg-maritim/speicherstadt/
ハンブルクのランドマーク、ハンブルク市庁舎
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ハンブルク市庁舎は1886~97年にかけて建てられた街のシンボル。ネオルネッサンス様式の建物で、緑の屋根と高さ112mの尖塔が印象的です。
目の前には市庁舎広場が広がり、市民の憩いの場になっています。市庁舎の内部を見学できるガイドツアーもあり、お城のような素晴らしい内装を見られるでしょう。見学できるのは一部ですが、部屋の数はなんと497室もあります。
・名称:ハンブルク市庁舎(Rathaus)
・住所:Rathausmarkt 1, 20095 Hamburg
・地図:
・アクセス:地下鉄RATHAUSMARKT駅からすぐ、またはハンブルク中央駅から徒歩約15分
・営業時間:ガイドツアー月曜日~金曜日11:00~16:00、土曜日10:00~17:00、
日曜日10:00~16:00の各30分毎
・定休日:公式行事
・電話番号:+49 40 428312064
・料金:有料
・公式サイトURL:http://www.hamburg-tourism.de/sehenswertes/sehenswuerdigkeiten/rathaus/
ドイツ有数の美術館の一つ、ハンブルク市立美術館
国内有数の美術館のひとつハンブルク市立美術館。ハンブルク中央駅から北に徒歩で数分の場所にあります。もともとは市民の寄付から作品を展示したことから始まり、現在はおもに中世~現代までの作品を数多く展示しています。
3つの建物のうち、一番古いものは1869年に創立された建物です。この建物はは初期イタリア・ルネッサンスの建築であり、内装も古典的でともて素敵です。絵画ももちろんですが、内装もよく見たい美術館でしょう。
・名称:ハンブルク市立美術館 (Hamburger Kunsthalle)
・住所:Glockengießerwall 20095 Hamburg.de
・地図:
・アクセス:ハンブルク中央駅から徒歩約3分
・営業時間:火曜日~日曜日10:00~18:00(木曜日~21:00)※一部祝日は時間短縮あり
・定休日:月曜日、12月24日
・電話番号:+49-40-428131-200
・料金:平日12ユーロ、週末・祝日14ユーロ、木曜日17:30~21:00は8ユーロ
・公式サイトURL:http://www.hamburger-kunsthalle.de/
青缶好きならたまらない!ニベアハウス
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ニベアの青い缶で有名な世界的スキンケア会社ニベアはハンブルク生まれ。ハンブルクにはニベアの専門店ニベア・ハウスがあります。
お店ではどこもかしこもニベア商品だらけ。日本では発売していない商品もあるので、ニベア愛好者はぜひとも訪れたいところ。スキンケアやコスメ以外の商品もあり、エステコーナーもあります。
・名称:ニベア・ハウス(NIVEA HAUS)
・住所:Jungfernstieg 51, 20354 Hamburg
・地図:
・アクセス:ドイツ鉄道・地下鉄Jungfernstieg駅から徒歩約2分
・営業時間:10:00~20:00
・定休日:日曜日
・電話番号:+49 40 82224740
・公式サイトURL:https://www.nivea.de/nivea-haus/nivea-haus/#user=1
世界のアートを体験する美術工芸博物館
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美術工芸博物館はハンブルク中央駅から南に位置するクラシックな建物。1877年に設立され、世界のアート、工芸、デザイン、写真などを展示している美術館です。特にアールヌーボーのコレクションはドイツ最大規模を誇ります。
また、日本の茶室があり、月に数回本格的な茶道を体験することができます。料金は入場料にプラス3ユーロ。お抹茶と和菓子付きです。スケジュールは公式サイトで確認ができます。なお博物館にあるレストランも人気があります。
・名称:美術工芸博物館(Museum Fuer Kunst Und Gewerbe)
・住所:Steintorpl., 20099 Hamburg
・地図:
・アクセス:ハンブルク中央駅から徒歩約3分
・営業時間:火曜日~日曜日10:00~18:00(木曜日~21:00)
・定休日:月曜日、5月1日、12月24日、12月31日
・電話番号:+49 40 428134880
・料金:12ユーロ、木曜日17:00~8ユーロ
・公式サイトURL:http://www.mkg-hamburg.de/en/
ドイツ屈指の大人の街、レーパーバーン
港町の歴史から、ハンブルクのザンクトパウリ地区にはドイツ屈指の歓楽街・風俗街があります。その中でひときわ有名なのが長さ930mに及ぶストリート・レーパーバーン。
辺り一帯がキャバレー、ストリップ劇場、セックスショップなどのピンクな看板とお店ばかりです。また、オランダ・アムステルダムで有名な飾り窓もハンブルクのヘルベルト通りにはありますが、女性と未成年は入場禁止です。
・名称:レーパーバーン(Reeperbahn)
・住所:Reeperbahn Hamburg
・地図:
・アクセス:ドイツ鉄道Reeperbahn駅からすぐ
・公式サイトURL:http://www.hamburg-tourism.de/sehenswertes/sehenswuerdigkeiten/st.-pauli-reeperbahn/
レーパーバーンでもっとも美しい建物、警察署
レーパーバーンでもっとも美しいと言われている建物がご存知でしょうか。なんとそれはレーパーバーンの警察署、ダヴィットヴァッヘ(Davidwache)なんです!
この警察署はドイツでもっとも有名で、かつ小さい警察署であることで知られています。警察署ながらハンブルクの有名な観光スポットでもあるなんて少し不思議ですね。
・名称:レーパーバーンの警察署(Polizeikommissariat 15 Davidwache)
・住所:Spielbudenpl. 31, 20359 Hamburg
・地図:
・アクセス:ドイツ鉄道Reeperbahn駅から徒歩約5分
・電話番号:+49 40 428651510
・公式サイトURL:http://www.hamburg-tourism.de/sehenswertes/sehenswuerdigkeiten/st.-pauli-reeperbahn/davidwache/
ファンには聖地!ビートルズ広場
実はハンブルクはビートルズのゆかり地でもあります。ビートルズが有名になる前の1960年から1962年に何度かハンブルクで音楽活動をしていました。
レーパーバーンにはビートルズ広場(ビートルズ・プラッツ)と呼ばれる広場があり、そこにはステンレス製のメンバーの像があります。ビートルズファンはぜひ訪れてみてください。
・名称:ビートルズ広場(Beatles-Platz)
・住所:Reeperbahn 174, 20359 Hamburg
・地図:
・アクセス:ドイツ鉄道Reeperbahn駅からすぐ
・公式サイトURL:http://www.hamburg-tourism.de/sehenswertes/sehenswuerdigkeiten/st.-pauli-reeperbahn/beatles-platz/
ハンブルクでシーフードを楽しもう!フィッシュマーケット
ドイツではあまり手軽に魚料理にありつけることが少ないのですが、日曜日の朝にハンブルクに滞在しているのなら絶好のチャンスがあります。それが日曜日の朝のみ開催するフィッシュマルクト(魚市場)。1703年から開催されている歴史ある市場です。
エルベ川の川沿いで開催されるこの魚市場は、海鮮だけではなく、お菓子や果物、その他の食べ物や花などいろいろな屋台が並ぶ市場です。美味しいシーフードを食べれられるレストランもあります。
・名称:フィッシュマーケット(Fischmarkt)
・住所:Große Elbstraße 9, 22767 Hamburg
・地図:
・アクセス:ドイツ鉄道駅Reeperbahn駅から徒歩約10分
・営業時間:日曜日3月~11月07:00~09:30、10月~4月05:00~09:30
・定休日:日曜以外
・公式サイトURL:http://www.hamburg-tourism.de/sehenswertes/hamburg-maritim/fischmarkt/
生まれ故郷でもっと魅力に浸ろう!ブラームス博物館
バッハ、ベートーベンと並んで「ドイツ音楽三大B」と呼ばれるブラームス。世界的に有名なドイツの作曲家、ピアニストである彼はここハンブルク生まれです。現在ブラームスの生家は空襲によって焼失してしまいましたが、小さな博物館がハンブルクにはあります。
博物館にはブラームスの大理石の胸像や写真、直筆の楽譜、使用していたピアノなどが展示しており、ブラームスファンなら必ず訪れたい場所です。
・名称:ブラームス博物館 (Johannes-Brahms-museum)
・住所:Peterstraße 39, 20355 Hamburg
・地図:
・アクセス:ドイツ鉄道Stadthausbrücke駅から徒歩約7分
・営業時間:火曜日~日曜日10:00~17:00
・定休日:月曜日、1月1日、12月24、25、31日
・電話番号:+49 40 4191 3086
・料金:5ユーロ
・公式サイトURL:http://brahms-hamburg.de/
旅が好きで旅行会社に入り、それまで国内派だったのに海外旅行課に配属され海外にハマる。 会社に入るまで2ヵ国しか行った事がなかったのに、いつの間にか35ヵ国以上訪れる事に。もちろん並行して国内旅行もかかさずに。 一生旅を楽しみ生きていければ幸せだと思っています。