世界にはたくさんの不思議が転がっています。感動する不思議。楽しい不思議。おいしい不思議。などなどたくさん、たくさん転がっています。
今回は中でも「怖い不思議」をあなたにお届け。世界には実はホラーで不思議な観光スポットがたくさんあるのです。
(※この記事を読んで、その場所に行って「なんらかの」被害を受けたとしても、当方は一切の責任を負えません。あしからず)
ウィンチェスター・ミステリー・ハウス / アメリカ
ウィンチェスターミステリーハウスはアメリカのカリフォルニア州サンノゼにある、世界で最も有名な幽霊屋敷です。
そもそも、この屋敷は銃のビジネスで成功した大富豪夫人「サラ・ウィンチェスター」の個人的な邸宅でした。しかし、立て続けに娘と夫を亡くした直後、彼女は霊媒師から「この家は、ウィンチェスターが作った銃によって殺された人に呪われている。」とお告げを受けました。
呪いを避ける方法はただひとつ。屋敷を毎日改築し続け、呪いからの逃げ道を作ることでした。そして、ただの豪邸だった屋敷は、どこにもつながらないドアや途中で途切れた階段を持つ迷路のような不気味な屋敷へと変貌したのです。
現在では、観光地として知られるようになり、ハロウィンや13日の金曜日に行われるツアーは特に人気が高いです。
セドレツ納骨堂 / チェコ
セドレツ納骨堂は、チェコの首都プラハから70キロほど東にあるセドレツという街にある教会に併設された納骨堂です。
この納骨堂最大の特徴は…室内装飾が本物の人骨で作られていること!シャンデリアや十字架、紋章などが人骨で作られています。なんと1万人分も人骨を使ってこの装飾は作られているのだそうです。
ちなみに、この納骨堂の人骨で作られた装飾のほとんどに「天使の像」があしらわれています。普段だったらかわいらしいはずの天使が頭蓋骨の上で微笑んでいる姿は、なんとも言えず不気味。
まるで人の死を喜んでいるかのような微笑みを見たら、ぞっとすること間違いなしです。
バスビーズチェア / イギリス
「座ったら死ぬ呪われたイス。」それがバズビーズチェアです。このイスはもともとバズビーという男のお気に入りのイスでした。
彼には美人の奥さんがいましたが、奥さんの父親はバスビーとの結婚を許していませんでした。
ある日、バズビーが自宅に帰ると義父がバズビーお気にいりのイスに座っているのを見つけました。義父が「娘を連れ帰るため」と告げるも、バズビーはこれを拒否。
二人の喧嘩は悪化の一途をたどり…カッとなったバズビーは義父を殺してしまいました。そして、バズビーも義父殺しの罪で死刑に処されました。