夫婦で世界一周をしているhossakuraworldさんをご存知ですか?
今回、お二人にインタビューをさせていただきました。夫婦で世界一周というと、最近では聞き慣れた言葉かもしれません。でも、実際にしようと思うと、様々な問題があり、そして勇気のいる事だと思います。それを乗り越えて世界一周をする、という選択肢をしたこの夫婦。一歩踏み出す後押しとなったのは、一体何だったのでしょうか。
そして、夫婦で世界一周をすると、どんな事が待っていて、一人で旅するときと何が違うのか。ひとり旅や友人との旅とは違った目線でお話をお伺いしました。
この記事を読んで、私も大好きな人と世界を旅したい、もしくは旅出たい、そう思っていただけると嬉しいです。
hossakuraworldさんたちって?
【ほっさ】※左
名古屋出身の「ほっさ」さん。世界一周する前は、アパレル関係の商社で4年間営業を担当、現在は世界一周しながらwebライターとして活動中です。将来の夢は、さくちゃん(桜子さん)と一緒に宇宙旅行に行く事。「地球はやっぱり青かったー!とか言ってみたいです。世界一周して宇宙まで行ったら、もう思い残す事なさそうじゃないですか。笑」と。
確かに、世界一周もして宇宙もいけたら無敵ですね!
【桜子】※右
同じく名古屋出身の桜子さん。世界一周する前は看護師をしながらセレクトショップを経営したりライターの仕事をしていたそうです。
世界二周を経験していて、約60ヶ国200都市を訪れています。「1人旅もいいけど、2人で色んな想いを共有できる2人旅はやっぱりいいなぁ」と、実感したことから、今は”カップル旅”を流行らせることを目標に今も旅を続けておられます。
何をきっかけに、いつ旅に出ましたか?そして海外に行くことは怖いと感じていましたか?
※以下、お二人のお声をお届けします!
−【ほっさ】
初めて旅に出たのはハタチの時です。きっかけは、「バックパッカーって知ってるー?」と言う友達の何気ない一言。「え!? 小さなリュックサックだけで海外!? ホテルはその場で探す?どういうこと ???」みたいなスパークがぼくに起こって…。気が付いたら航空券を買っていました。(笑)
でも、とてもビビってましたね。”外国=超危険な場所”みたいな先入観があったので。
−【桜子】
初めての旅は6年前の世界一周です。そして、初めての一人旅が世界一周だったこともあり、ワクワクより不安の方が勝っていました。きっかけは、某テレビ番組で取り扱っていた幸福度ランキングを見た事。日本人の幸福度がとても低い事を知り、衝撃を受けてしまって…。”物質的な豊かさ=幸せ”にはならないの?と疑問を持つようになり、その理由が知りたくて旅に出ました。
「幸せ」というのは、今も変わらず私の旅のテーマになっています。
いつから夫婦で世界一周へ行こうと思っていましたか?また、それはなぜですか?
−【桜子】
実は、もともとほっさは1人で世界一周する予定でした。でも、ほっさの世界一周出発の直前に私と出会っちゃって。(笑)「いつかパートナーと旅をしてみたい!絶景を大好きな人と一緒に見てみたい!」という夢があったので、付き合う頃には、「結婚して、一緒に世界一周しちゃう?」みたいな感じでした。
これまでの私は、結婚に対してとても重く考えるタイプだったので、まさかこんなにすぐ結婚を決めるなんて自分自身、思ってもいませんでした!人生本当に何が起きるかわからないものです。
旅をして変わったこと、感じたことってどんなことでしたか?
−【桜子】
“人それぞれ”の意味について深く考えるようになりました。こう思うようになったきっかけは、様々な価値観やライフスタイルに触れたからだと思います。
例えば、日本では“家族のためにお父さんは夜遅くまで仕事を頑張る”事が一般的。でも他の国では、“家族のために仕事を早く切り上げて家に帰る”お父さんが多いです。
家族のため、という思いは共通しているのに、それに伴う行動は正反対。旅をするまでは、「夜遅くまで働いて、少しでも多くのお金を稼ぐ事が家族の幸せにつながる」と思っていましたが、そうではないんだ、と気づきました。
大切なのは、自分にとって、自分たちにとって何が幸せかを知る事ですよね。価値観は人それぞれなのだから。この(夫婦で)世界一周が、自分たちの価値観を見つめ直す、とても良い機会になりました。
この旅で触れた、たくさんの価値観、ライフスタイルを参考にしながら自分たちにとって最高だと思える人生を創っていけたらいいな、と思っています。