編集部
Asuna エディター

元小学校教諭。大学在学中に「海外ひとり旅」にハマる。現在はTABIPPOの編集部に所属。ほかにも取材・美容・食・コラムライターとして活動しつつ、個人でFamily photographerとして、お宮参り・七五三・前撮りなどを撮影している。週末は夫と旅三昧の日々で、長野〜福島県は庭。東北が大好きで、地方に行きつけの店を作るのが趣味。

みなさんこんにちは、河津桜を撮り損ねたので、ソメイヨシノの開花を心待ちにしているAsunaです。やっと春がやってきましたね、ここ最近では春の嵐と言われるほど風が強い日もあって、花粉症の私にとって外は地獄……。

そんなことはさておき、今回は、関東近郊で都心からも車で行きやすい「茨城県」で春を感じることのできるスポットをご紹介していきたいと思います。

今回茨城県をご紹介する理由の一つとして、引き続き懸念される新型コロナウイルスが挙げられます。「なるべく密を避けたい、でも春を感じられたらいいな……」そんなテーマをもってご紹介していきたいと思います。

都心から車で1時間半「茨城県」の魅力とは

photo by Asuna Igari
茨城県といえば、2020年の「都道府県魅力ランキング」で最下位を脱出した、今キテいる都道府県です。といっても、もともと茨城県によく訪れていたわたしにとっては、今まで最下位だったことが信じられないくらいです。

茨城県は、都心から車でおよそ1時間半、電車だと常磐線に乗れば1本で行けるアクセス良好な県。私が住んでいる地域からだと、国道6号線をずーっとまっすぐ走れば、高速道路に乗らなくても簡単に行くことができます。

photo by Asuna Igari
また、海側に行けば「那珂湊」という漁港があり、新鮮な魚を安値で買うこともできるし、新鮮な魚しか使っていない回転寿司など、おいしいものもたくさん。(上の写真は那珂湊にある「森田水産」というお寿司屋さんのトロ3巻です)

内陸に行けば、日本3大霊山のうちの一つである「筑波山」もあり、この時期は梅がとっても美しく咲いています。筑波山には、大人も楽しめるアスレチック「ターザニア」もあるんです。

なにを目的にして訪れても、たっぷり遊ぶことができるのが、茨城県の魅力です。ここからは、茨城県で春を感じられるスポットをご紹介していきましょう。

茨城県で春を感じるスポット

常陸風土記の丘

photo by Asuna Igari
ここは茨城県石岡市にある「常陸風土記の丘」です。ソメイヨシノや枝垂れ桜など、さまざまな種類の桜が美しく咲く広い公園となっています。公園内には、広場のようになった芝生スペースや丘、小さい子ども向けの遊具などもあり、お弁当を持って遊びに行くのもいいでしょう。また桜だけでなく、ユキヤナギなど他の花もたくさん咲いています。

もともとは、石岡市の歴史に触れることのできるコミュニティスペースとしてできたのですが、春になると桜がとても美しく咲くので、今では県外からの観光客も多く訪れるお花見スポットとなっています。

photo by Asuna Igari
いくつか橋があるのですが、橋から手が届きそうなほど近くに咲いている桜もとても美しく、私が訪れた日には、結婚式の前撮りをするご夫婦がいたり、小学校新1年生のお子さんがランドセルを背負って記念撮影をしたりしていました。

photo by Asuna Igari
公園の入り口には、展望台のようになっている高いスペースがあり、そこからは公園全体を見渡すことができます。桜が満開のシーズンは、見渡す限りピンク色でとっても綺麗なんです。

photo by Asuna Igari
駐車場も広く、何箇所かに分かれているので、普通車125台、バス12台と多くの人が利用することができます。公衆トイレも完備なので安心して遊びに行くことのできる公園です。

「歴史に触れる」ことのできる有料エリアもあり、歴史ボランティアの方が石岡市の歴史について説明をしながら園内をまわってくださるんだそう(事前予約必須)。

photo by Asuna Igari
茨城県は都内よりも少しだけ北の方角。いつごろ桜が満開なのかよく調べながら訪れてみてくださいね。満開のソメイヨシノと風に舞う枝垂れ桜がみなさんを迎えてくれるはずです。

■詳細情報
・名称:常陸風土記の丘
・住所:茨城県石岡市染谷1646
・地図:
・アクセス:・車…常磐自動車道「千代田石岡IC」より15分
・電車…JR常磐線「石岡駅」より「関鉄グリーンバス」で「林」経由「柿岡車庫」行「村上」下車にて徒歩15分
・営業時間:9:00〜17:00
・定休日:月曜日(月曜日が祝祭日の時はその翌日)/年末年始(12月28日~1月2日)
・電話番号:0299-23-3888
・入園料:公園エリア…無料・有料エリア(歴史)…子ども(6歳以上16歳未満)150円/大人(16歳以上)310円
・オススメの時期:春
・公式サイトURL:http://business2.plala.or.jp/fudoki/

雨引観音

photo by Asuna Igari
ここは、茨城県桜川市にある「雨引観音」です。雨引山をずっと車で登っていくところにあります。大きな門をくぐると、石でできた長い階段が。そこをさらに登っていくと本堂がある頂上にたどり着きます。

お土産物屋さんや食事処などもあって、参拝だけでなくゆっくり楽しむことができます。また、雨引観音では「孔雀」が飼われています。どこからともなく大きな鳥の鳴き声がするぞ!?と周囲を見渡すと、鮮やかな羽を広げながらてちてち地面を歩く孔雀の姿が。孔雀の他に鶏や鴨もいて、ちょっぴりわくわくしてしまいますよ♩

photo by Asuna Igari
この雨引観音のおすすめ時期は、実は春だけではありません。梅雨の時期もとっても美しいんです。

茨城県桜川市に入ると、道路標識で雨引観音の看板をちらほらみかけるようになりますが、そこに描かれているのは「紫陽花」。ここの一番の見所は実は「紫陽花」なんです。雨引観音では、毎年梅雨の時期に「紫陽花祭」が行われるなど、紫陽花がとっても美しく咲きます。

photo by Tatsuya Igari
門をくぐった後の長い階段の両脇にも、敷地内のいたるところにも、そもそも雨引観音が位置する雨引山全体に沢山の紫陽花が植えられています。紫陽花を落とす時期になると、こんなに美しい花手水や、紫陽花を浮かべた池など、どこをとっても美しい。

春にも、春が終わっても来る人々を楽しませてくれる「雨引観音」、ぜひ春にも初夏にも訪れてみてくださいね!

■詳細情報
・名称:雨引観音
・住所: 茨城県桜川市本木1
・地図:
・営業時間:8:30~17:00
・アクセス:自動車:常磐自動車道「土浦北」インターを下り、国道125号を下妻方面に約50分
・電話番号:0296-58-5009
・オススメの時期:春・梅雨の時期
・公式サイトURL:http://www.amabiki.or.jp
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Asuna エディター

元小学校教諭。大学在学中に「海外ひとり旅」にハマる。現在はTABIPPOの編集部に所属。ほかにも取材・美容・食・コラムライターとして活動しつつ、個人でFamily photographerとして、お宮参り・七五三・前撮りなどを撮影している。週末は夫と旅三昧の日々で、長野〜福島県は庭。東北が大好きで、地方に行きつけの店を作るのが趣味。

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