ライター
野里 のどか フリーランス広報 / ライター

TABIPPO専属ライター・ブロガー。鹿児島県出身。学生時代は家族と哲学について学び、卒業後はセブ留学へ。Webメディアへの寄稿を経て、帰国後は文字媒体の仕事をしていくことを決意。現在はTABIPPOで旅に関する記事執筆と個人ブログを運営中。好きなことは旅と映画と睡眠で、将来の夢は鹿児島県観光大使でテーマパーク評論家。

 

地方在住の私と英語

42 大学の留学生サークルとか英語の勉強のめっちゃ貴重な場。
43 こんな地方都市に留学しにきてくれてありがとう、という感謝の念さえ感じる。
44 周りに外国人があんまり住んでいないから現地の英会話でどぎまぎ。
45 友達できる機会が少ない分連絡先めっちゃ知りたい。
46 地元で困っている外国人観光客を見たら話しかけたくてうずうずする。
47 話しかけると相手が英語できないパターンがあってふたりして困っちゃう。
48 でもとりあえず助けてあげたい一心でコミュニケーションを試みる。
49 そんな感じでジェスチャーはめきめき上達する。
50 つい、「なんでこんな田舎にわざわざ?」って聞いちゃう。
51 なんとか会話を成立させて軽く感動してバイバイした後に、連絡先聞いとけばよかったと後悔する。
52 日本で外国人と出会えるアプリをダウンロードして友達を作ろうとする。
53 でも、地方だから住んでる人がいなくて凹む。
54 チャットの友達だけめっちゃ増える。
55 その友達に会うために国内旅行の回数ばかりが増える。
56 英語の訛りがすごいベトナム人なんかと会話すると、「方言の人と話すってこんな感じか…」と改めて実感。
57 そしてなんだか親近感めっちゃ湧いて、頑張っていっぱい話そうと思う。
58 気づいたらベトナム語を教えられててあんまり英語の上達につながっていない。

 

地方在住の私あるある

59 韓国なら飛行機じゃなくてフェリーで行っちゃう(九州)。
60 台湾の九份は勝手に姉妹都市だと思っている(愛媛県松山市民)。
61 地元が「日本の(海外都市or観光スポット)」っていわれてるけど本物に普通に行きたい。
62 本棚には高橋歩さんの本。
63 学校の図書館の本のリクエストで旅関連の本をお願いしている。
64 ヴィレッジ・ヴァンガードに行くと旅の本コーナーは欠かさずチェック。
65 海外行くと人気店より寂れた店に地元の商店街を重ねてお金を使いたくなる。
66 そうやってガイドブックに載ってない地元の美味しい店を見つけられるから得した気分。
67 都会よりも地方都市に足を運んでみたくなる。
68 地元は有名な国の知らない町と姉妹提携してる。
69 ゲストハウスで出身地が同じ人がいると運命だと思ってしまう。
70 海外で出会った日本人が方言を話しているとめちゃくちゃ安心する。
71 都会の人の金銭感覚と違うから、アジア圏の安いといわれる場所が地元と同じレベルに感じられる。
72 旅の費用貯めるために出稼ぎに行こうかと思って、リゾバの求人をよく見る。
73 地元に海外っぽさが0だから、旅中の非日常感はきっと都会の人よりも倍なはず。
74 海外旅行経験者はオーストラリアって人が多い(修学旅行)。
75 上京すると高校生のときからがんがん海外行ってる人がいてビビる。

 

地方在住の私とTABIPPO

76 旅大学とか興味あるけど、そこに行くのも遠い。悲しい。
77 遠い、お金ない、行けない、でもとりあえず気になった講座がある日はスケジュール確認してしまう。
78 海外に行く予定はないけどTABIPPOアカウントはフォローしてる。
79 しみなおさん、ルイスさんなど社員さんのアカウントもばっちりチェックしてる。
80 自分がリツイートしたTABIPOツイートに友達が反応してくれないかソワソワ。
81 TABIPPOが書いている自分の地元の観光スポット記事は全力で拡散するし、PVの1割が私なんじゃないかと思う。
82 代々木オフィスの写真見ると「これが都会の働く場か…」とそのお洒落さにビビる。
83 大学進学で上京したらライターとかインターンしてみたいなって思わずにはいられない。
84 そして自分があのオフィスで働いている姿を想像してみる。
85………想像できない。

 

地方在住の私とpas-pol

86 地元の雑貨屋や本屋でpas-polの商品がないかなって気づいたら探してる。
87 見つけたら嬉しくてとりあえず写真してツイート。
88 そのツイートにpas-polの公式アカウントが反応してくれると嬉しくてスクショする。
89 その本屋さんはセンスがいいなと心のなかで絶賛して足しげく通うようになる。
90 ポストカードとかは誕生日用に買いだめしとく。
91 『365日 日本一周 絶景の旅』に自分の地元の観光スポットが掲載されていて感動を覚えている。

 

地方在住者の私の恋と旅

92 飲み会で旅行好きなんです、って人がいたらついその人とばかり話したくなる。
93 合コンで、旅好き、って言う男子は頼りがいがありそうで他の男子より輝いてみえる。
94 合コンで、旅好き、って言う女子は自由奔放そうで、俺なんか相手にしてくれないかなって思っちゃう。
95 海外のゲストハウスで出会った日本人にときめくけど、帰国しても遠距離恋愛必須でなかなか踏み出せない。
96 そのくせ外国人と恋人になるのはノリノリという不思議。
97 周りにあんまり旅している人がいない分、私が旅に行くことで身の危険があるんじゃないかっていう彼氏の不安が大きい。
98 周りにあんまり旅している人がいない分、俺が旅に行っている間に浮気してるんじゃないかっていう彼女の疑惑が深まる。
99 世界一周経験者って、私の知らない世界を知っていそうで、初対面から好感度めっちゃ高い。

 

あなたはいくつ頷けた?

地方出身であったり、地方に住んでいたりすると、海外旅行へのハードルが高くなってしまうもの。けれど、旅好き・旅人だからこそ、地元の良さを各地で発信していけると思うのです。

これかれも地方の不便さにやきもきし、手間をかけても旅をして、またこの懐かしくあたたかい地方に帰って行きましょう。

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野里 のどか フリーランス広報 / ライター

TABIPPO専属ライター・ブロガー。鹿児島県出身。学生時代は家族と哲学について学び、卒業後はセブ留学へ。Webメディアへの寄稿を経て、帰国後は文字媒体の仕事をしていくことを決意。現在はTABIPPOで旅に関する記事執筆と個人ブログを運営中。好きなことは旅と映画と睡眠で、将来の夢は鹿児島県観光大使でテーマパーク評論家。

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