日本の夜景といえば函館、長崎、神戸などが有名ですが、日本にはまだまだ夜景スポットが存在しています。夜景観光コンベンション・ビューローは2015年度日本夜景遺産に新たに14カ所を追加しました。
約4500名の夜景鑑賞士の投票や調査によって100を超えるエントリーの中から今回の夜景遺産が決定しました。新しい場所を合わせて全部で国内の夜景遺産は204カ所になりました。
では、新たに追加された14カ所はどんな場所なのかチェックしていきましょう！
◼︎自然夜景遺産
仙台城跡（宮城）
城跡から見下ろす夜の景色は昼間とは全く異なって見えます。市街地からのアクセスもしやすい為、老若男女問わずに楽しめる場所になっています。
今年の7月からは、騎馬像と本丸北壁石垣のライトアップがリニューアルされ、毎日、日没から23時まで色鮮やかに灯されています。
・営業時間：終日開放
・料金：無料
・住所：宮城県仙台市青葉区川内1
・アクセス：JR仙台駅よりタクシー20分/バス仙台駅発15-3番のりばるーぷる仙台「仙台城跡」前下車すぐ
・お問い合わせ：仙台市観光交流課 022-214-8259
牧之原公園（静岡）
富士山や駿河湾のシルエットも見られるこの場所は、夜景名所としても価値が高いとされています。
また、近くには夜景を望めるレストランや喫茶店があるので、夕食を楽しみながら夜景鑑賞するのもいいですね。日が沈む頃から暗くなる時間帯も綺麗に見えると思います。
・営業時間：24時間開放
・料金：無料
・住所：静岡県島田市金谷富士見町1701-1
【車】東名高速「相良牧之原IC」より国道473号経由約10分 新東名高速「島田金谷IC」より国道473号経由約15分
【電車】ＪＲ金谷駅からバスで７分(しずてつジャストライン萩間線・勝間田線)、「牧之原公園前」下車。
・お問い合わせ：島田市観光協会 0547-46-2844
東六甲展望台（兵庫）
夜景の街神戸。大阪湾や神戸湾だけではなく大阪空港、関西国際空港、神戸空港などの空港夜景や湾岸夜景など、数々の夜景名所を見られるという、何とも贅沢な場所です。圧倒的に視界が広く、遠くまで見渡せるのもいいですね。
・営業時間：24時間開放（※1/2～2/末は0時～７時の間休業）
・料金：普通車全線820円、一部区間410円※ドライブウェイ通行料金
・住所：兵庫県芦屋市奥池南町34-1（←展望台の所在地は別）
・お問い合わせ：東六甲展望台（芦有ドライブウェイ株式会社）0797-38-0001
◼︎施設型夜景遺産
快速ナイトビュー姨捨（長野）
こちらの夜景は全国でも数少ない夜景鑑賞を目的とした電車で、長野駅～姨捨駅間を快速列車として運行されています。その中でも善光寺平と千曲川の大パノラマが、絶景として知られています。日本三大名月の里「お月見の場所」としても有名です。
・アクセス：ナイトビュー姨捨は長野～篠ノ井～姨捨駅間運行（停車駅は長野駅・篠ノ井駅・姨捨駅）
・料金：ナイトビュー姨捨往復きっぷは長野駅発で大人1030円、小児510円 篠ノ井駅発で大人820円、小児410円
・実施期間：4月上旬～9月中旬の金・土曜日 ※一部期間を除く
・お問い合わせ：050-2016-1600
四日市ポートビル（三重）
工場地帯の四日市に建てられた超高層ビルからの夜景。工場夜景を広めたのがこちらと言ってもいいくらいの知名度です。いつもとちょっと違った夜景を楽しみたい方にオススメです！
・営業時間：9:30～17:00（土曜日と7月～11月の金曜日は21:00まで）※入場は閉館の30分前まで
・料金：一般300円・小中学生150円
・住所：三重県四日市市霞1丁目1-1
・お問い合わせ：四日市港管理組合振興課059-366-7022
◼︎ライトアップ夜景遺産
軽井沢・白糸の滝イリュージョン（長野）
こちらでは夏に観光客への贈り物として、光演出型のイベントを開催しています。軽井沢の夜の観光スポットとして取り入れるために4年前からライトアップを行っています。滝とプロジェクションマッピングの融合がお楽しみいただけます。
・開催期間：8月の期間中、毎週金・土・日（お盆期間は毎日開催）※特別警報が発せられた場合は中止となります。
・営業時間：19:00～21:00※安全確保のため21:30まで点灯
・料金：無料
・住所：長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉国有林2096
・お問い合わせ：軽井沢・白糸の滝ライトアップ実行委員会（株式会社白糸ハイランドウェイ）0267-31-0070
