皆さんは冬というものは好きでしょうか？私は寒いのはあまり得意ではないのですが、この冬独特の空気に透明感のある感じが非常に好きです。
特に寒くなってくると、景色などは非常に綺麗にくっきりと見ることが出来ますので、絶景を見ようとする場合にはお得な時期でもあるんです！
そこで、今回は日本国内における冬景色を15カ所セレクトしましたので、皆さんにご紹介したいと思います。
アイスモンスター/蔵王・山形県
スキー場でも知られている山形蔵王ですが、「アイスモンスター」と呼ばれる大きな樹氷が見られることでも有名な場所です。
樹氷は氷点下5度以下に冷却した水蒸気や過冷却の水滴が樹木などに吹きつけられ凍結してできた氷です。その姿はまるで大きな生き物の様です！
期間限定で夜にはライトアップされ、色とりどりに照らされた樹氷が闇の中に浮かび上がる姿は幻想的です。ロープウェイに乗り樹氷を間近に見ることもできますよ。
・住所：山形県山形市蔵王温泉229－3
・アクセス：JR山形駅からバスで45分/仙台駅から高速バスで77分
・オススメの時期：1月中旬~3月初旬
・ライトアップ期間：2015年12月26日(土)~2016年2月28日(日)17：00~21：00
・公式サイトURL：http://www.zao-spa.or.jp/
雪と合掌造り/白川郷・岐阜県
photo by pixta
夏の白川郷も素朴な雰囲気があり好きですが、冬の白川郷はさらに素晴らしいです。豪雪地帯で知られる岐阜県の白川郷は、多い時では積雪が2mを超える過酷な地域です。そんな地域で生活していくために優れた住居としてこの合掌造りという建物が出来上がりました。
昼間の合掌造りの家と雪のコントラストも素晴らしいですし、夜になると集落をライトアップするので、更に幻想的な雰囲気を醸し出してくれます。
流氷/知床・北海道
photo by pixta
ユーラシア大陸のアムール川で流氷が作られ、それが徐々に南下することによって、日本知床半島に接岸することで、この絶景は生み出されます。そんなに遠い所から、このような流氷の大群が押し寄せることは正に奇跡と言ってもいいかもしれませんね。
この流氷のパワーはすさまじく、船を海に停泊しておいてしまうと流氷による船が砕かれるそうです。また、知床半島周辺の断崖絶壁はこの流氷の力により作られたといわれているのです。
また、この時期にはドライスーツという防寒と浮力を備えた服を着て、流氷の上を歩く流氷ウォークというアクティビティも人気です。
御神渡り/諏訪湖・長野県
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長野県の諏訪湖で湖も凍ってしまう厳しい冬におこる現象を御神渡り（おみわたり）といいます。現象としては、湖面が全凍結してしまい、その上寒い日が続いたときに氷が厚くなります。そうすると、昼夜の寒暖の差によって、氷が膨張したり収縮したりすることで、このように氷が裂けて、盛り上がった道のようになるのです。
かつては、諏訪大社の神様であるタケミナカタノカミが下社にいる女神ヤサカトメノカミに会いに行った時にできた道であると信じられており、現在でも神事として拝観式が行われております。
かまくら群/横手・秋田県
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B級グルメとしても知られる秋田県の横手市ですが、この町では毎年2月の14～16にかけて、鎌倉祭りがおこなわれます。ここでは、横手城と共にある鎌倉の幻想的な風景を見ることが出来るほか、実際に鎌倉の中に入って、お餅や甘酒を飲むことが出来たりします。
私も一度だけかまくらに入ったことがあるのですが、不思議なことに本当に暖かいんですよね。そこで食べるお餅や甘酒がさらにからだを温めてくれるのです。
そして、私が一番お勧めするのは、写真にあるミニかまくらです。これは小さなかまくらを作り、そこに明かりをともしているのです。これが街のいたる所にあり、多い場所では2,000個以上のミニかまくらが一斉に光っているという素晴らしい光景を見ることが出来ます。
氷瀑/袋田の滝・茨城県
茨城県を代表する大瀑布である袋田の滝は、日本三名瀑の一つと言われている滝です。高さが120mにもなる非常に大きな滝なのですが、寒さが厳しい冬では、滝全体が凍り付いてしまい、このような神秘的な氷瀑に姿を変えてしまいます。
