ヨルダンは、中東にある人口約760万人ほどの国で、死海を挟んでイスラエルと接し、その半数近くがパレスチナ難民とその子孫と言われています。また、最近では63万人のシリア難民が押し寄せているそうで、各国からの支援が求められている現状です。
*編集部追記
2017年6月に公開した記事に新たに加筆しました。(2018/10/14)
ヨルダンの物価は安め
ヨルダンの物価は日本と比べると安く、現地の人が通う店で飲み物などは購入すれば良いでしょう。その一方で、団体ツアーで訪れた観光地のレストランなどの施設では、ワインやビールも日本と比べ高めの料金設定になっているようです。
また、アンマン市内をタクシーで移動する場合は300円程度でどこへでも行けるという事なので、市民感覚で移動する場合は安くて便利かと思います。
ヨルダンの治安は比較的安全
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中東の国の中で比較的安全で観光しやすいヨルダン。アンマン市内は治安は良いという評判で、市内はやはり中東独特の雰囲気ですが、ここではトラブルに巻き込まれる心配はあまりなさそうです。
しかし、イラク・シリアなどの紛争地域に国境が接しているため、これらの国境沿いの町を訪れる場合は特別な注意が必要です。
押さえておきたい、ヨルダンの宗教行事(イベント)
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ヨルダンはイスラム教なので、イスラム教の伝統や習慣で国が回っています。イスラムのお祈りはみんな白い服を着て一日に5回行います。しかし観光客には英語で色々とアプローチして来るそうです。英語が通じる国なので、宗教を特に意識しなくても旅ができるところが良いところ。ちなみに、ヨルダンの国王はイスラム教の開祖の血筋だそうですよ。
ヨルダンの気候・服装・旅行シーズン
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国土の8割が砂漠なので、1年を通して乾燥しており、気温の変化に注意が必要になってきます。服装も昼間は半袖、冷え込む夜は冬服という場合も考えられます。
夏は30℃くらいで、冬は5℃以下の寒い日もあるようで、冬の間は降雨があり、アンマンでは雪が降る時もあります。ちなみに死海は標高が極端に低いため、冬でも温暖で海に入ることができるというからビックリですね。旅行には気候が安定する春と秋がベストシーズンと言われています。
ヨルダンの通貨はディナール
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ヨルダンの通貨の単位はJDで表しますが、これはヨルダン・ディナール(Jordan Dinnar=JD)という意味です。紙幣では50JD、20JD、10JDなど、硬貨では1JD、0.5JDなどが流通しています。
アメリカドルがどこに行っても使えるため、現地通貨を使う必要がない場合もあります。旅行には基本的にアメリカドルを持って行って、現地で必要ならば両替するのもおすすめです。1JDは約143円です。
ヨルダン旅行にはビザは必要!
ヨルダンへの入国にはビザが必要になりますので、東京のヨルダン・ハシェミット王国大使館に申請して取得しておくと安心です。
アライバルビザがヨルダンの国際空港到着時にもらえますが、航空会社によってはヨルダンへの搭乗時にビザの有無をチェックしておきましょう。ビザの無い人には搭乗拒否の可能性があるので注意が必要です。