ライター
けんちょ サウナが大好きなトラベルインスタグラマー

大学生の頃、友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。夢は20代で100カ国踏破。 国内外問わず、訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。

地元食材を使用した絶品の夕食をいただく

Photo by 界 由布院
夕食は17:30~と19:30~の2つの時間帯があり、私たちは19:30からの夕食を頂きました。地元の食材が楽しめる絶品の夕食のお供は、幻のお酒と言われることも多いほど、県外には出回ることの少ない「兼八」。

麦チョコのようなロースト感の強い香ばしさが特徴的で、ほんのりとした甘みのある香りが楽しめる、お酒が好きな方にはぜひ味わって頂きたい地元大分ならではの麦焼酎です。

Photo by Kento Sato
次々と提供されるお料理はどれを食べても絶品。そのなかでもひときわ目を惹いたのが、地元の食材を使用した、彩り豊かな「宝楽盛り」です。

どのお料理もお酒と相性が良く、お箸がどんどん進むラインナップ。料理だけでなく、大分名産の竹を使用したうつわなど、視覚的にも随所に“大分らしさ”を感じられました。

Photo by Kento Sato
そして「界 由布院」での夕食を語るうえで外すことのできないお料理が、山の野性味を頂く「山のももんじ鍋」。穴熊、鹿、猪、そして牛肉と、自然に囲まれた由布院ならではの山の恵みを頂くことができます。

Photo by Kento Sato
色合いの鮮やかなお肉は、スッポンの出汁でしゃぶしゃぶして頂きます。というのも、大分県はすっぽんの産地としても有名なのだそうで、栄養価が高く、低脂肪で淡白な味わいは、脂の乗ったお肉と相性が抜群。

Photo by Kento Sato
それぞれのお肉には、専用のつけダレも用意されていて、お肉が持つ個性を最大限に味わうことができます。初めて頂く山の幸の奥深さに、大満足の夕食となりました。

朝霧の絶景と澄んだ空気の中で行う「現代湯治体操」

Photo by Kento Sato
うるはし現代湯治の一環として、全国の界で実施されている「現代湯治体操」。「界 由布院」では豊かな自然を満喫するべく、屋外にある朝霧テラスで毎朝開催されています。

その日の気象条件次第ですが、朝霧テラスは文字通り、早朝の時間帯には眼下に朝霧を望むテラス。

この日は運が良いことに朝霧が発生し、幻想的な風景を眺めることができました。朝の澄んだ空気の中で行う体操は心も身体もスッキリするので、日常的に取り入れたいくらい……。

Photo by Kento Sato
「現代湯治体操」のベースは星野リゾートオリジナルの「温泉呼吸法」。4拍でゆっくりと息を吸い込み8拍で吐き出していく、丹田を意識した呼吸法です。

ゆっくりと呼吸を繰り返しながらストレッチを行うことで少しずつ身体がほぐれ、日々の疲れをリセットできます。

Photo by Kento Sato
プログラムの後半には由布院のオリジナルの体操が組み込まれ、前半のゆったりとしたストレッチとはうって変わり、農作業を模したエクササイズが取り入れられています。

後半の体操は見かけ以上にハードで、日頃運動不足気味の私はすぐに下半身がパンパンに。筋肉に負荷はかけつつも、地域ならではの動きが取り入れられている点がおもしろく、無理なく身体を動かすことができました。

棚田ビューでいただく美味しい朝ごはん

Photo by Kento Sato
朝から体操をしてお腹が減ってきたところで、お待ちかねの朝ごはんの時間です。「界 由布院」の朝食は、和食と洋食から好きな方を選ぶことができます。迷いに迷った末に私は洋食を選びました。

洋食は5種類のパンを中心に彩り豊かなラインナップ。新鮮なお野菜やこんがりと焼けたパンは、どれを食べてもほっぺた落ちそうなくらい美味しくて、朝から幸せな時間を過ごすことができました。

Photo by Kento Sato
和食はご覧のようなラインナップ。お魚や卵、煮物やお味噌汁など、いわゆる“日本の朝ごはん”にご飯がすすみそう!

Photo by Kento Sato
和食・洋食どちらも、お野菜は七輪で焼いて頂く炭火焼きスタイル。窓の外に広がる棚田の風景を眺めながら、野菜が焼けるのをじっくりと待つ時間は、忙しない日々を過ごす現代人に、ときにはゆっくりと過ごす時間の大切さを教えてくれているかのよう。

七輪で焼いて頂くお野菜は最もシンプルな食べ方ですが、山の恵みを最大限引き立たせてくれました。

ご当地楽「わら綯い」を体験

Photo by Kento Sato
日本全国の「界」では、それぞれの地域の特徴的な魅力を楽しむことができるよう、伝統工芸や芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」が開催されています。

「界 由布院」のご当地楽は、農閑期に行われる手仕事「わら綯い体験」。“綯う”とは“藁をより合わせること”を意味し、縄は手を合わせてできることから「祈りのカタチ」と言われています。

Photo by Kento Sato
足で縄を固定し、右手を前から後ろにスライドさせて少しずつ藁を綯っていきます。手で藁を綯う様子がさながら祈りを込めるよう。

Photo by Kento Sato
藁が綯い終わると形を整えてお守りの完成です。手を合わせて作っただけに、ご利益がありそう……!完成したお守りは、体験だけでなく旅の思い出として、お土産に持って帰ることができますよ。

自然と温泉と地域の魅力がギュッと詰まった「界 由布院」

豊かな自然や豊富な温泉が魅力的な「界 由布院」は、日常から飛び出して、ゆっくりと過ごすのにぴったりのとても素敵なお宿でした。

上質な温泉を肌で感じ、移り変わる風景や自然の音を楽しみ、美味しい食事に舌鼓。「界 由布院」で五感を研ぎ澄ませて日々の疲れを癒す、ちょっと贅沢なリトリート旅にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

■詳細情報
・名称:界 由布院
・住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上398
・地図:
・アクセス:JR由布院駅より無料送迎有(要事前予約)
・営業時間:チェックイン15:00~/チェックアウト~12:00
・定休日:なし
・電話番号:050-3134-8092
・公式サイトURL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiyufuin/

 

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けんちょ サウナが大好きなトラベルインスタグラマー

大学生の頃、友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。夢は20代で100カ国踏破。 国内外問わず、訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。

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