オランダと聞いて、一番に最初に連想するのはチューリップではないでしょうか。
2月に世界一周を開始して2ヶ月間の留学のあと、旅人の多くが数か月かけて回るアジアを2週間で終わらせて、ヨーロッパに飛んだ私の目的はただ一つ。オランダでキューケンホフ公園のチューリップを撮ることでした。
いざ行ってみると想像以上に素晴らしい公園で、私は思わず2日間通ってしまったほどです。
キューケンホフ公園の概要
photo by ほさかまき
キューケンホフ公園は、世界最大の花の公園と言われています。広大な敷地に、毎年700万の球根が植えられます。私は行く前は、キューケンホフ公園はチューリップが並んで咲いている、広大なチューリップ畑だと思っていました。日本ではそのような場所が多いかと思います。
ところが実際にはチューリップ畑ではなく、「庭園」でした。イングリッシュガーデンのようなイメージです。
園内の様子
photo by ほさかまき
園内はとても広く、カーブした道が続き、木々や茂み、ちょっとした高低もあります。湖があり、小川が流れ、小さな芝生の広場があります。
その広大な園内に、チューリップをはじめとして水仙やヒヤシンス、カーネーション、ユリなどたくさんの花々が咲き誇っています。
photo by ほさかまき
園内に入って道を進み、目にした風景に感動して写真をたくさん撮り、満足したと思って先に進むとまた感動する風景が広がり…というのが何度も繰り返されます。
夢のような風景が、次から次へとやってくるのです。一人旅なのに思わず「うわぁ、かわいい!」と何度も呟きながら撮っていました。
photo by ほさかまき
目で見て楽しむだけでなく香りも楽しんでほしいというコンセプトで造られているため、花の近くで撮影していると良い香りが漂ってきて、さらに夢心地になります。
photo by ほさかまき
朝から昼の真っ青な空と花の組み合わせも良いですし、14時くらいからの黄色味を帯びた太陽の光はチューリップを一層輝かせ、ここは天国かと思うような光景に出会えました。