ライター
グワカモレ 脱サラからの世界半周

「20代最後に色んな国に行きたい!」と脱サラして世界半周の旅にでたアラサー女子。元PR会社勤務。旅のテーマ「現地の人の生活を覗き見する」の名のもとに、できるだけホームステイや居候をしながら旅をしています。 累計訪問ヵ国は約30。特に好きな地域はラテンアメリカと中央アジア

キルギスの遊牧民家庭にホームステイする方法

最後に、実際に遊牧民の家にホームステイする方法をご紹介します。

CBTを利用するのがおすすめ

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遊牧民家庭でホームステイをするには、遊牧民家庭への訪問が組み込まれているツアーに参加する、という手もありますが、私のおすすめは「CBT」という団体に仲介してもらうこと。

CBT(=Community Based Tourism)は、旅行者をサポートしてくれる非営利団体で、首都ビシュケクをはじめキルギス各地に事務所があります。

ツアーの開催、交通手段や宿泊施設の手配、遊牧民家庭の紹介など、旅行者のためのよろずサポートを無償で行う、大変ありがたい組織です。私も、ボズサルクンでのホームステイをCBTにアレンジしてもらいました。

■詳細情報
・名称:CBT(Community Based Tourism)ビシュケク事務所
・住所: 58, Gorkiy Street. (intersection with Matrosov St.), 720031, Bishkek, Kyrgyzstan
・地図:
・アクセス:アラ=トゥースクエアからタクシーで10分
・営業時間: 10:00~17:00
・定休日: 土曜日、日曜日
・電話番号:+996 312 443331もしくは+996 770 443331
・公式サイトURL:https://cbtkyrgyzstan.kg/

申し込みの流れ

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ホームページに記載されているメールアドレスや電話番号宛に連絡しておくと、事前に希望に沿った遊牧民家庭を紹介してくれます。

もしくは、直接CBTオフィスを訪れて、その場で相談することも可能です。当日でもその場ですぐに希望に合う遊牧民家庭を紹介してくれ、遊牧民家庭までの移動手段も手配してくれます。

遊牧民家庭への移動は、CBT事務所の近くに遊牧民家庭がある場合、ホームステイ先の遊牧民が車で迎えに来てくれるか、タクシーを利用します。遊牧民家庭が近くにない場合は、乗り合いタクシー(マルシュルートカ)を利用して、遊牧民家庭の近くの村まで移動し、そこで遊牧民と待ち合わせをするか、そこからタクシーでボズウィまで移動します。

気になる料金は?

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CBTは非営利団体なので、仲介料などは一切発生しません。遊牧民家庭での宿泊費、食費、乗馬代は、遊牧民家庭と直接交渉になります。

各家庭によって料金は異なりますが、参考までに私の場合を紹介します。

・宿泊費(1泊2食付き):1,200円/1人
・3時間の乗馬代:1,000円/1人
・最寄りの村までの送迎費(往復):2,000円/1グループ

事前にCBTの職員さんに料金の相場を確認しておき、明らかに相場よりも高い金額を提示された場合には、CBTの職員さんに相談してください。

キルギスの遊牧民家庭でディープな体験をしてみませんか?


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キルギスの大自然が作り出す絶景、たくましく生きる遊牧民との触れ合いなど、唯一無二の体験ができる遊牧民ホームステイ。

世界的に見ても、遊牧民が存在する国は限られているばかりか、遊牧民の数は年々減ってきているそうです。今こそぜひスマホもテレビもない、昔ながらの自然と寄り添う生活を体験しに、キルギスを訪れてみるのはいかがでしょうか。

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グワカモレ 脱サラからの世界半周

「20代最後に色んな国に行きたい!」と脱サラして世界半周の旅にでたアラサー女子。元PR会社勤務。旅のテーマ「現地の人の生活を覗き見する」の名のもとに、できるだけホームステイや居候をしながら旅をしています。 累計訪問ヵ国は約30。特に好きな地域はラテンアメリカと中央アジア

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