九州の気候は、九州山地を境にして南側では夏らしい暑さを感じることが出来、北側では阿蘇地域を中心に比較的涼しい気候を楽しむことが出来ます。
九州の七県には夏にぜひとも訪れたい観光スポットが多数存在しており、夏の思い出を作るには絶好の場所だといえますね。そこで、今回は九州の夏を満喫できるスポットを厳選してご紹介します。
*編集部追記
2016年4月公開の記事に新たに追記しました。(2018/08/12)
長崎県の魅力や特産物やグルメ
photo by pixta
江戸時代から続く国際都市・長崎。全国的に有名なハウステンボスや世界遺産にも登録されたグラバー住宅など、異国情緒ただよう観光スポットがたくさんあります。また世界新三大夜景スポットの稲佐山はカップルに人気なので、恋人同士で行くならぜひとも足を運んで欲しいです!
さらに長崎には、ちゃんぽんを始めとしたおいしいご当地グルメが揃っており、食べるのが大好きな方も要チェック!今や全国的に人気となった佐世保バーガーや、豪快なB級グルメであるトルコライス、長崎に行ったら欠かせないカステラなど、ガッツリ系からお菓子まで、おいしいグルメが楽しめますよ♪
轟の滝・轟峡
轟の滝・轟峡は、大小30余りの滝を連ねる県下有数の清流です。渓流のそばには遊歩道や吊り橋があり、雄大な滝を眺めながら自然散策も楽しめます。
グラバー園
グラバー園は、国指定重要文化財の旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅を核に、市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築復元したものです。
中でも旧グラバー住宅は築150年以上の木造洋風建築という歴史あるもので、2015年7月に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に正式登録されました。園内にはハート形の敷石が2つあり、触れると幸運をもたらすといわれています。
長崎ハウステンボス
Photo by Shutterstock
長崎の定番観光スポットであるハウステンボスでは、夏ならではのイベントを「ハウステンボス三大祭り」と題して行っています。
水鉄砲やバケツを使って来場者やスタッフ同士で水をかけ合う「水かけ祭り」、世界各国のダンスコンテストを勝ち抜いてきたダンサーたちの踊りを堪能する「ハウステンボスダンスフェスティバル」、100種類ものビールを楽しめる「ビール祭り」が開催されており、賑わいを見せています。
この他にも屋内外にはプールやウォータースライダーが設けられており、長崎の夏を遊びつくせます。
・名称:長崎ハウステンボス(ながさきはうすてんぼす)
・住所:長崎県佐世保市
・アクセス:JR長崎駅から長崎本線/大村線・快速「シーサイドライナー」で約1時間半
・営業時間:9:00〜22:00
※時期により異なる
・料金:http://www.huistenbosch.co.jp/guide/ticket/
・公式サイトURL:http://www.huistenbosch.co.jp/
稲佐山
photo by pixta
長崎に行って外すことが出来ないのは、やはり美しい夜景観賞ですね。1,000万ドルの夜景と呼ばれる長崎の夜景は、長崎市街中心部からほど近い稲佐山の頂上から見ることが出来ます。
稲佐山へはシャトルバスの他、自家用車で登ることも可能。地上より涼しい山頂から、見渡す限りに広がる長崎市内の夜景は心に残る思い出となるでしょう。
・名称:稲佐山(いなさやま)
・住所:長崎県長崎市淵町
・アクセス:長崎駅前バス停より長崎バス3、4番系統(下大橋・小江原・相川行き)に乗車し約7分、「ロープウェイ前」バス停下車。徒歩約2分
長崎ペンギン水族館
地球上に生息するペンギンの種類は18種類。そのうち9種類が長崎ペンギン水族館で飼育されています。ペンギンは種類ごとに強い個性を持っています。実は、長崎ペンギン水族館は、ペンギンの飼育種類が世界で一番多いと言われており、個性的なペンギンを一同に観察できるのはここだけです!
また、毎年11月末~5月初めまでの土・日・祝祭日にはペンギンのパレードも行われ、愛くるしいペンギンの歩く姿は必見です!
熊本県の魅力や特産物やグルメ
photo by pixta
熊本県といえば、ご当地キャラクター「くまモン」が大人気で、九州の中でも人気の高い観光県です。人気温泉郷「黒川温泉」や、世界最大級のカルデラ「阿蘇山」、日本三名城「熊本城」など、熊本はとにかく見所満載!せっかくなら、ぜひ時間を使ってゆっくりと観光したいものです。
また熊本には、有名な馬肉料理やここでしか食べられない太平燕、熊本ラーメンなど、おいしいグルメがたくさんあります!特に自然が豊かな熊本は農業や畜産が盛んで、馬肉の生産量はなんと全国1位とのこと。
別名「桜肉」とも呼ばれる馬肉はビタミン、ミネラルなどの栄養価が高く、それでいながら低カロリー&低コレストロールと非常にヘルシーなので、女性にもおすすめです。
阿蘇くじゅう国立公園
阿蘇くじゅう国立公園は、熊本県と大分県の県境に位置する阿蘇山と九重連山を中心とする雄大な自然スポットです。
またロープウェイもあり、山頂からは雄大な別府湾を眺めることができます。春はミヤマキリシマ、夏は清涼感、秋は紅葉、冬は霧氷と、四季を通じて様々な景色を楽しめますよ。
黒川温泉
photo by pixta
黒川温泉は、熊本県阿蘇郡南小国町にある全国屈指の人気温泉地です。阿蘇山とくじゅう連山の間に広がる大自然の中にひっそりとあり、昔の湯治場の雰囲気を今も残す、風情ある旅館が立ち並ぶ、情緒あふれる温泉地です。
静かな温泉地を散策、温泉巡りするのはもちろん、自然を満喫したい方にもおすすめ。多彩な露天風呂や情緒あふれる湯宿がひしめくこの温泉地には、全国から癒やしを求めて多くの人が訪れます。
菊池渓谷
photo by pixta
阿蘇山から湧き出た菊池川の源流近くにある菊池渓谷は、目で、肌で涼しさを感じられるスポットとして人気を集めています。菊池川の清流の流れや、木々と渓谷の景観に囲まれた四十三万滝では、自然の作り出す涼しさを存分に感じられることでしょう。
夏でも比較的涼しい阿蘇山の近くで、自然を感じながら納涼のひと時を楽しんでみては。
・名称:菊谷渓谷(きくやけいこく)
・住所:熊本県菊池市原
・アクセス:熊本市内から車で約1時間
・オススメの時期:7・8月
鍋ヶ滝
photo by pixta
某CMで有名になった鍋ヶ滝。滝の裏に回ることのできる珍しい滝で、落ちてくる水のカーテンの合間から緑の木々と木漏れ日の光が森林浴の癒しを誘います。
春には期間限定で滝の裏側からライトアップイベントも予定されています。駐車場整備等もされており、滝の近くまでは車で行くことができます。
・名称:鍋ヶ滝(なべがたき)
・住所:阿蘇郡小国町黒渕
・アクセス:JR豊肥本線阿蘇駅から産交バス杖立温泉行きで約1時間、ゆうステーション下車、タクシーで約15分
・営業時間:17:00~21:00
・料金:大人(高校生以上)200円/小人(小・中学生)100円/小学生以下は無料
・オススメの時期:ライトアップ期間:平成28年4月4日~6日
ラピュタの道(市道狩尾幹線)
Photo by pixabay
この道は本来、牧草を運ぶために使われる農道ですが、この道からの景観が“天空の道”と呼ぶに相応しい絶壁の大絶景です。ジブリアニメ「天空の城ラピュタ」にちなんで「ラピュタの道」と呼ばれるようになったそうです。
雲海が発生すると、曲がりくねった道が雲の上に浮かんで見え、正に“天空の道”になるそうです。一度は見てみたい圧巻の景色です!