LCC(ローコストキャリアー)の形態は価格破壊に最大の特徴を持つがその内容は徹底的な各種の費用節減にあります。
従来のJALやANAのとは大きく異なる点がいくつかあるのでしっかり理解しておく必要があります。
LCCはボーディングブリッジは使わない
雨が降っても濡れないでターミナルの待合室から直接機内に入ることのできるボーディングブリッジ。
これをLCCは使いません。ターミナルからバスで航空機の下まで来て、又はターミナルから徒歩でタラップを上って機内に入ります。ボーディングブリッジを使わないので、通常より機内に行くまで余計に時間がかかります。
かなり余裕を持って出かけないと、間に合わなくて置いてきぼりを食らう羽目になるので要注意です。
LCCの機内食は有料です
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国内、海外を問わず、機内での食事は楽しみの1つですが、LCCの場合はこれがほとんど有料です。
機内でメニューを見て注文できますが、事前予約の方が格安です。おまけに優先的に配膳されます。機内注文ですと、かなり待たされることを覚悟しなくてはなりません。
但しこれは国際線での話しで国内線は事前予約はなく軽食程度のものが機内で有料で頼めます。
弁当類の機内持ち込みに関しては、各社対応がまちまちですから確認が必要です。値段が高めで味の方は今一のようですので、短時間フライトなら我慢した方が得策。
LCCの手荷物預かり有料枠が広い
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LCCの手荷物に関するルールは厳しく、とにかくお客さんとのトラブルの多いのがこの手荷物ルールです。
さらにLCC各社によってその運用規定が異なります。LCCの機内持ち込み手荷物と受託手荷物はFSA(フルサービスエアーライン)と比べてこれらが無料という概念はありません。
機内手荷物は大きさと重量に決まりがあり、チェックイン時にオーバーしていると高額な超過分の手数料を取られます。
受託手荷物は予約時に規定により支払う場合が最も安く、当日カウンターで料金を払う場合や、申し込んだ手荷物重量を超過していたりすると、これも高額な手数料が請求されます。
座席のスペースが狭い
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座席のスペース(座席ピッチ)は乗り心地に直結する問題ですが、FSAと比べると明らかに狭いです。
FSAですと大体80cm以上はありますが、LCCですと70cm台になります。しかし中にはFSA並みの機材を使っているLCCもあります。
足の長い人や体の大きな人は抵抗を感じることになりますが普通の体型であれば、さほど不都合は感じないかもしれません。