皆さんは『マケドニア』という国名を聞いたことがありますでしょうか?聞いたことはあっても、どんな国なのか、具体的にイメージが浮かぶ方は少ないのではないでしょうか?
マケドニア共和国は、東ヨーロッパのバルカン半島に位置する国です。かつては、ユーゴスラビア連邦の構成国の一つでしたが、1991年に独立しました。ということで、まだ比較的新しい国なんですね!
そんな情報だけを持って、いざマケドニアの首都スコピエに行ってみたら…。なんだかとっても不思議な街だったのです。
ということで今回は、スコピエで思わずツッコんでしまった不思議な光景をご紹介したいと思います!
ここが変だよ①街に銅像が多すぎる!
photo by さかち
まず、スコピエの街に行ってみて一番異様な光景だったのは、銅像が多すぎることです。
ふと橋を見れば、街灯が多いのも気になるところですが、その街灯の間全てに銅像が立っているではありませんか!
photo by さかち
夜になってから街を歩いてみても、もちろん至るところで銅像が見つかります。
しかも、なんとも言えないセンス…。
photo by さかち
以上のように、ちょっと不思議な銅像が数メートルおきに設置されているのです。
中でも一番目を疑ったのが、川の中にあるこちらの銅像。思わず川に向かって叫びました。
photo by さかち
「水の中に飛び込もうとしている女性と、既に水の中に飛び込んだのであろう人の足の銅像」という、シュールで斬新過ぎる銅像なのでした。
ちなみに、既に飛び込んだ人の足は、川の水が少しでも増水してしまうと見えなくなってしまうようなので、ぜひ雨が降っていないときに見ていただきたいです。
ここで、少し話は飛んでしまいますが、あの有名な「マザー・テレサ」がマケドニア出身ってご存知でしたか?
スコピエ出身ということで、とっても不思議な銅像たちに混じって、誰もが知っているマザー・テレサの銅像もありました。
photo by さかち
こちらの銅像の前では、「私も、たくさんの人達を助けられるマザー・テレサのような素晴らしい人間に少しでも近付けますように…」という祈りの気持ちが不思議と湧いてきました。
いかがでしたか?実際にスコピエに行って、その目で不思議な銅像たちを見てみたくなりましたか?
photo by さかち
ここが変だよ②街にカラーボールの跡が多過ぎる!
photo by さかち
そんなスコピエ、不思議なのは銅像の多さだけではないんです。
最初にご紹介した通り、マケドニアは1991年に独立したまだ新しい国なので、スコピエの街もできたばかりの建物が多いなという印象です。今もなお、街を新しく作り替えている最中という雰囲気も感じました。
そんなスコピエの街の中で、観光名所の一つと言えるのが凱旋門(マケドニア門)です。街の中心部からは少し離れた場所にあり、「なぜこんなところに!?」という疑問も湧いてきます…。
それよりも疑問だったのが、カラーボールが投げつけられた跡が無数に見られることでした。
photo by さかち
いつ頃付けられたものなのかはわかりませんが、せっかく綺麗に整えられている街で、非常に不思議な光景でした。
私が訪れた2016年から2年経っているので、もしかしたら今は白く塗り直されているかもしれません!といいますか、そう願っています…。
ちなみに、カラーボールの跡が残っているのは、マケドニア門だけではないんです。綺麗に塗装された建物の外壁にもカラーボールが投げつけられた跡が…。
photo by さかち
他にも、ところどころにカラーボールの跡が見られました。うーん、カラーボール祭りか何かが行われたのでしょうか…。
いったいこの街に何が起こったのか…銅像と並んで、とっても不思議な光景なのでした。
photo by さかち
カラーボールを見つめるライオンの銅像だけは、真実を知っているのかもしれませんね。