ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

先日の12月12日(土)に行われた旅大学「MEET THE WORLD 僕らはもっと旅を楽しくできる!」

会場は 目黒のimpact HUB東京のイベントスペースで行われ、学生や一人での参加者も多く、100席用意した座席がすべて埋まるほど沢山の旅好きが集まりました!

 

イベントは、ゲストのトークライブ、全員参加型のワークショップ、交流会の三部構成で進められ、なかでもワークショップは、豪華景品が用意されてるとのことで、持ち帰る気満々で参加させていただきました。

 

そもそも、旅大学とは

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旅大学とは、「旅を学ぶ、旅から学ぶ」をコンセプトに、広い世界と新しい自分の発見が出来る授業に参加できる学び場です。

学びのスタイルは様々、教室の場所も様々。講義形式の授業やワークショップ、コミュニケーションのある交流会など、いろんな形式でゲスト講師と一緒に学ぶことができるのが特徴です。

 

そして、新しい学びの場である「旅大学」は旅を愛するたくさんの皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。新しい時代が始まる時はいつだって新しい形の学び舎が創られています。

そんな学びの場所を、そんな新しいコミュニティを、旅好きなみなさんと一緒に作れたら最高です。

 

ゲスト紹介

森田松之助-01

TABIPPO2013の学生対象の世界一周コンテストで優勝し、世界一周航空券を得る。

「たこ焼きで人々を幸せに」をテーマに、1年間かけて世界一周。世界14カ国でたこ焼きを焼きながら旅をした。2012年にはモロッコにたこ焼きを広め、弟子のモロッコ人オーナー「アナス」がたこ焼き屋を経営中。

現在は三重県津市に移動販売たこ焼き屋「たこのすけ」を経営している。TABIPPO2015では、世界一周者のみのコンテストで優勝を飾る。好きな言葉は「アホなことを全力で」

中尾有希-01 (1)

1984年生まれ。兵庫県神戸市出身。北海道大学工学部建築年学科卒。

大学進学にあたり北海道に住み始めたことがきっかけで、地元関西と全く違う地域の個性のおもしろさに気づき、日本国内をフェリーや鈍行列車、夜行バスなどで巡ることから一人旅を開始。

建築事務所・農業で働きながら日本各地を、その後半年間に渡り世界各地を旅した結果「旅」「土地の魅力」「人」に関わることのおもしろさにハマる。

 

「日本の各地の魅力や個性を生かし貢献したい」「人生を豊かにするきっかけを旅でつくりたい」という思いから旅行業に関わるべく、リクルートが運営する旅行メディア「じゃらん」に4年間、世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の東京オフィスにて2年間勤務。

2015年10月に日本橋横山町にて、日本の地域の魅力を発信することをテーマにしたホステル「IRORI Nihonbashi Hostel and Kitchen」を立ち上げのプロデューサーとしてオープンさせた。本業の傍ら、旅をテーマにしたライター業、イベントにも関わっている。

 

今回は、ホステルワールドとのコラボ企画

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ホステルワールド(Hostelworld)」は、”Meet The World” をスローガンに世界180カ国3万軒以上のホステルと旅人をつなげるオンライン宿泊予約サイトです。

アイルランドに本社があり、1999年の創業以来、たくさんの学生やバックパッカーに利用されています。会場の参加者の中にも、http://www.japanese.hostelworld.com/index.php?source=Tabippo15A2JPを使って実際に泊まったことがある人がいました。

 

ゲストのトークライブ

たこ焼きトラベラーの森田さん

幼い頃から、たこ焼きの魅力に取り憑かれた森田さん。

その取り憑かれ具合は大学一年生の時に、たこ焼きの屋台を引いて北海道から沖縄まで、歩いて日本を横断するほど。

 

そんな経験をもとに、2013年「たこ焼きで人々を幸せに」と挑んだ世界一周コンテスト「Wiz TABIPPO」(現DREAM)に出場し、見事最優秀賞に選ばれ、内定の決まった企業への就職を辞退して、世界一周たこ焼きの旅に出ることになりました。

世界どこに行ってもたこ焼きは大人気で、インドではタダでふるまったり、チリでは漁師が蟹と交換してくれと大行列、中でも一番売れ行きが良かったのはブラジルで、たこ焼きを食べたことのない日系人に大好評だったようです。

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中国で野宿を余儀なくされ、学んだこと

ゲストの森田さんは世界一周旅行の序盤に、中国の上海に訪れた時にホテルを予約せず当日現地で探したらしいのですが、大都市だったせいもあってホテルやゲストハウスがどこも満室。結局その日は宿が見つからず公園で野宿するハメに。

その夜バックパックが盗難未遂にあったせいもあって、それ以来初めて訪れる街では事前にホステルワールドを使うようにして、世界一周中は、何度もお世話になったみたいです。

バックパッカーにとってはホステルは格安で泊まれるだけでなく、世界中の旅行者と交流することができ、旅の情報を交換したり、一緒にご飯を作ってお酒を飲んだりと、人と人とのつながりを提供してくれる場所でもあると強く語られていました。

旅先で最も心の残った思い出

旅先でのモロッコで出会った「アナス」とのエピソードを披露してくれました。

モロッコの路上でたこ焼きをふるまえる場所を探していたところ、ピザ屋のアナスに声をかけられ店先を借りれることに。たこ焼きはモロッコの人達にも大人気で、あまりの忙しさにアナスも手伝ってくれました。

それをきっかけに、アナスにたこ焼きの作り方を伝授。アナスはピザ屋を辞めアフリカで唯一のたこ焼き屋をオープンしました。お店はピザ屋の頃より繁盛しているみたいです。

 

そんなアナスから最近連絡がきて、小麦粉と水の正しい分量を教えて欲しいと、今更確認してきたそうです。

ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

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