ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

こんにちは。TABIPPOライター、オトナフォトジェンヌほさかまきです。

アルゼンチンはワインが安くて美味しいって知っていますか?特にメンドーサ州はアルゼンチンワインのシェア70%を占める、ワインの一大産地なのです。

お酒はあまり強くないけれどワイン好きな私は、メンドーサでは自転車でワイナリー巡りができると聞き、メンドーサ行きを決意しました。(※アルゼンチンでは飲酒後の自転車運転は合法です。)

 

メンドーサとワイン

メンドーサで作られているワインは赤ワインが多いです。特にマルベック(Marbec)というブドウの品種が有名で、世界の栽培面積の90%近くをアルゼンチンが占めています。

マルベックはしっかりとした味なので、アルゼンチンの肉料理と見事なマリアージュを楽しめます。

旅をしていて思ったことの一つに、その土地固有の食べ物と飲み物はマッチするということがあります。自然の妙ですよね。

マルベックの他にも、カベルネ・ソービニヨン、メルロー、シャルドネなども栽培されています。

 

1. Maipu

メンドーサからバスで50分ほど東にあるMaipu。ここにはワイナリーが数多くあり、自転車でワイナリー巡りといったらこの地区に行くのがおすすめです。

スペイン語でワイナリーはボデガ(Bodega)と言います。基本的に予約は不要で、見学ツアー試飲込みで目安200ペソ程度です。

ワイン博物館を併設しているボデガ・ラ・ルラル(Bodega La Rural)、日本でも手に入りやすく、よく知られているボデガ・トラピチェ(Bodega Trapiche)、併設レストランの評判がいいと紹介されたMeviなど、到底回り切れないほどたくさんのボデガがあります。

私は友達のInstagramを見て気になったTempus Albaと、サイクリング中に見つけたVina El Cernoという2つのボデガを見学しました。

もっとたくさん試飲したかったのですが、これ以上飲んだら自転車で転んでしまいそうだったので、思い止まりました。

Tempus Albaの見学ツアーは有料と無料があり、私は無料の方を選択しました。自分で案内版を見て進む形式で、見学終了後に希望者は試飲することができます。

試飲はすべて赤ワインで、3種類で100ペソ~でした。普段飲むワインよりも高級ワインなだけあって、上品な味で美味しかったです。

試飲は屋上テラスでするのですが、その景色がのどかで開放的で気持ちよかったため、思わずランチも注文してしまいました。ランチも美味しかったのでオススメです。

Vina El Cernoは家族経営のような小さなワイナリーで、オーガニック栽培をしているのが特徴です。こちらでは試飲のみさせてもらいました。

赤ワインだけでなく白ワインやスパークリングも選択可能で、1種類から注文することができます。なみなみと注いでくれました。

 

2. Lujan de Cuyo

メンドーサからバスで40分ほど南にあるLujan de Cuyo。ここには有名なシャンドンのボデガがあります。他にもたくさんのワイナリーがあるので、ローカルバスでいくつかのボデガを回ることができます。

シャンドンボデガは事前予約が必要です。私は宿の人に電話で予約してもらいました。

シャンドンボデガは見た目から高級感漂うボデガです。私は予約の時間よりも1時間早くついてしまったので、待っている間スパークリンワインを1杯サービスしてもらいました。

暑い中辿り着いた末に、キンキンに冷えたスパークリングワインを美しく整備された庭園を見ながら飲む。これぞ至福の時でした。

ツアーは見学と試飲を合わせて1時間程度です。試飲では3種類のスパークリングワインを味わえます。シャンドンのスパークリングワインを飲み比べるのは初めてだったので、良い機会でした。

ツアー料金は220ペソ(2018年1月時点)で、他のボデガより少し高めです。しかし試飲に高級ラインのものも入っていましたし、試飲したワインの味、サービス、全体の雰囲気が優雅でとても良かったので、大満足でした。

シャンドンボデガでランチも食べられますが(要事前予約)、こちらはかなり高そうです。気になる方はボデガ見学予約時に問い合わせてみてください。

ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

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