現在、旅のスタイルはどんどん進化しています。スマートフォンとインターネットの普及でどこでも情報を得られるようになったり、国際クレジットカードの登場で多額の現金を持ち歩く必要もなくなりました。
全財産を抱えて、一度の盗難で全てを失うようなリスクはもうなくなったのです。
しかし、全財産を持つ必要な無くなったとはいえ、代わりにクレジットカードというある意味全財産よりも怖い物を持つようになりました。今でも旅行者を狙った犯罪は後を絶ちません。お金のセキュリティは何よりもしっかりしておきたいもの。
今回は、僕が世界一周中にお金について気をつけていることを紹介したいと思います!
*編集部追記
2015年4月16日に公開された記事に追記しました。
現金・カードは分けて持つ
これは既に知っている人も多いと思いますが、旅人のほとんどは財布をいくつか持っています。ポケットやバッグに入っていて普段使っているものと、緊急時用の物で分けている人が多いです。
もし、片方が置き忘れや盗難に遭って無くしてしまっても、もう片方の財布で旅を続けていけるようにしています。
海外キャッシングができるカードも複数枚持っている人が多いと思いますが、このカードも分けて持っています。片方に全部入れていて、気づいたら無くなっていたということになると、旅を続けられなくなる可能性もあるので、緊急用の財布は鍵のかかるバッグ等に入れたりするといいでしょう。
現金は必要最低限
「現金をどのくらい持つか」長期旅行者はいつもこの問題に悩まされています。多く持ちすぎると盗難のリスクが高いし、少な過ぎても何度もATMを使って下ろすのは吸い込まれたりしそうで怖い。
じゃあいくら持ってればいいんだ!と聞きたくなりますよね。これも人それぞれだと思いますが、あくまでも例として僕の場合を紹介します。
その国に滞在する日数にもよると思いますが、3週間〜1ヶ月程度の滞在なら、僕はいつも最初に「2週間」分くらいを目処に現金を下ろします。1週間分だと観光費が高くなってしまった時にすぐにお金が無くなってしまうし、3週間分だと少し多い気がするからです。
もちろん、下ろしたお金はすぐに複数の財布に分けています。
非常用の米ドルを必ず持つ
しかし、どんなに気をつけていても、何かの不意に財布を無くしてしまうこともあります。さらに、アルゼンチンやイランのようにATMが使えない、又はレートが悪いから損などの理由で使うべきでない国もあります。