観光客に有名なシュエサンドーパゴタのような大きいものから、誰も来ないようなひっそりとした場所にたたずむ小さいパゴタまで、1日かけても全ては見切れません!
食事が安すぎて、貧乏旅行でもたらふく食べられる
ミャンマーはアジアの中でも特に飲食代が安い国。
宿泊費やバス代はアジア諸国と差はなく、むしろ高いと感じるところも多いですが、食費は比較的安く抑えられます。
有名観光地のバガンですが、観光客用のレストランで食事と飲み物を頼んでも300円前後。ヤンゴンの屋台などに比べれば高いですが、観光地でこの値段で抑えられるのはうれしかったです。
神秘的な雰囲気が漂うサンセットに、心が洗われる
1日の最後に必ず見ておきたいのが日の入りです。
朝のぼるのを見た太陽が西の空に沈んでいきます。この日の日の入りは18時半頃。西の方角が見えるパゴタから、だんだん日が落ちてあたり一面がオレンジに染まっていく風景を眺めていると心落ち着きますね。
やはり朝日と同じく、パゴタと太陽って相性がいいように思えます。
そして日が落ち切ったあとのマジックアワーもまた神秘的。1日を通して太陽を楽ませてくれる場所です。
フレンドリーでしつこくないミャンマー人
私が1番感じた魅力はミャンマー人のフレンドリーで親切心たっぷりの人柄です。
たとえば、バイクが路上でパンクしたときも、通りすがりの人が声をかけてくれて電話をし、バイク屋のお兄さんが来るまで一緒に待っていてくれたミャンマー人。
地図ともいえない地図を見ながらパゴタを探していると、さっと声をかけてくれて道を教えてくれました女の子2人組。
発展途上国での道案内に、チップが必須であるイメージがあった私は、「チップを要求されるんじゃないか?」と構えた自分が恥ずかしくなりました。
もちろん中には悪いことを考えている人いるかもしれませんが、日本人に劣らないくらい”おもてなしの心”のある国民性があるんだなぁ、と感じました。
魅力的な場所だからこそ、私たちが守らなければいけないこと
これだけ魅力たっぷりなバガン遺跡。
私が行ったのは2月前半ですが、この数週間後の2月22日にミャンマー政府から「マナー違反が多いため、仏塔に登ることを禁止する」と政令が発表されました。
翌日、5基のみ登ることが許されるように変更されましたが、これは私たち観光客が自ら招いてしまった事態です。
「この景色を1人でも多くの人に見てもらいたい!」とどの旅人も思うことだと思いますが、その一部のマナーを守らなかった人の行為で、この景色を見せられるチャンスを減らしてしまいます。
自国の物じゃなくても、その国の独特で伝統的なものは一人一人が守っていくものではないでしょうか?
訪れる際は必ずルールを守って、後に訪れる旅人のためにも同じ景色を残していくようにしましょう!
今までとは一味違う絶景
これまでたくさんの絶景を見てきましたが、ここまで「神秘的」や「幻想的」という言葉が当てはまる景色はありません!
きっとこれからこの魅力的なバガン遺跡は有名観光地になること間違いなしです。
急激な観光客の増加や経済発展で色々変化のある場所になると思いますが、マナーを守ってこの絶景に心を奪われてみてください!
All Photo by Ayumi Hara