まだまだある!オランダ南部の都市!ハーグ、デルフト編
国際都市のハーグ。とてもモダンで、ハーグ中央駅の周りには高層ビルが立ち並んでいます。海岸も近いので、夏場には観光客が多いそうです。
また、元旦には名物の寒中水泳もあります。(このとき筆者は完全防寒しても凍えていたのに、水着の人がいるとは……)
マウリッツハイス美術館(ハーグ)
フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』やレンブラントの『テュルプ博士の解剖学講義』が展示されています。
エッシャー美術館(ハーグ)
マウリッツハイス美術館のすぐ隣にあるだまし絵で有名なエッシャーの作品を集めた美術館。とても不思議な絵がたくさん集められているので、とてもワクワクします。
デルフトのストリート・アート
とっても有名な美術館があるわけではないけれど、個人的にオランダで1番好きな町が、デルフト。古くて小さなこの町は、フェルメールの作品によく登場しています。
伝統的なデルフト焼きも名物でおみやげには最適で、食器はもちろん、置物やアクセサリーなどバリエーションも豊富です。
デルフトに来たら、ぜひ新教会の塔に登ってほしいです。ユトレヒトのドム塔に次ぐ、国内2番目の高さで、頂上からは古都デルフトが一望できます。教会の中には美しいステンドグラスが光り輝いています。
下りの際には、登ってくる人とのすれ違いが狭くて難しいので決して焦ることなくゆっくりと降りてくださいね。町にはところどころにフェルメールの作品のレプリカがあるので、とても可愛らしい写真を取ることも可能です。
でも美術館って高い……
一度は見ておきたい名画たちの多くはオランダ国内に展示されています(もちろんパリやロンドンに移ってしまっている作品も多くあるので、注意)。全部見たいけれど、美術館ってけっこう入場料が高いのが悩みです。
そんなわたしたちを救ってくれる素晴らしいカードがオランダには存在するのです。その名はMuseumkaart 。
国内の400もの美術館や博物館が無料(または割引)になるいわゆる年パスです。ただし、これはオランダ居住者向けで、オランダ居住者でない場合は有効期限が31日になります。
ホームページはオランダ語表記のみで事前購入は難しいですが、パスが使える美術館で必要情報を記入すれば購入できます。値段は59.90€と少々高めですが、ゴッホ美術館は17€、アムステルダム国立美術館は17.50€なので、4つ以上美術館にいけばお得になります。
このカードがもし入手できなければ、観光客向けの別のミュージアムカードも存在するので、そちらを利用する手も!
ただ入れるミュージアムが違ったり、特典が違ったりするので、買い求める際にしっかり確認することをおすすめします。
まとめ
All photos by Risa
以上のようにオランダはとっても歴史が深く、さまざまなアートに触れることもできるとても魅力的な国です。
アムステルダムを中心として、最先端のファッションやナイトライフなど、とても華やかできらびやかな生活を体験すると同時に、チューリップ畑で思いっきり自然に癒やされたり、アートに触れることで感性を磨いたりすることもできます。
一度の旅行でこんなにもたくさんのことを体験し、学び、感じることができる国は少ないのかもしれません。次の旅はみなさま、ぜひ、オランダへ。