世界には日本では考えられない規模のナイトサファリが存在します。普段お目にかかれない、海外の夜行性動物に会いに行くのも、世界を旅する醍醐味ではないでしょうか。
今回は、夜行性の動物たちが一体どんな暮らしをしているのかがわかる、世界のナイトサファリをご紹介します。
ナイトサファリ(シンガポール)
シンガポールにある世界で初めて夜行性動物のために作られた、夜だけ営業する動物園。トラムで解説を聞きながら約45分で園内を巡るツアーが人気!本数は少ないですが、日本語のトラムもあります。
絶対に日本語トラムに乗りたい人は、事前予約をしましょう。トラムの後は歩いて見学して草食動物に近づくことができます。ナイトショーでは夜行性動物の習性を見せてくれます。
営業時間:19:30-0:00(無休)
アクセス:タクシーで30分 20~30ドルほど
料金:大人$39 子供$25
チェンマイ ナイトサファリ(タイ)
タイの古都、チェンマイに2006年にオープンしたナイトサファリ。園内には自然のままに、象、ライオン、ジャガーなど約103種推定1000頭もの動物達を見ることができます。
とにかく動物たちが近いのが特徴で、草食動物エリアではトラムからエサをあげることもできます。園内は英語とタイ語のみ。
ナイトサファリの営業時間:18:30~22:00(毎日)
料金:大人800バーツ 子供400バーツ
タイピン動物園&ナイトサファリ(マレーシア)
クアラルンプールから北に250キロほどに位置する街、タイピンにある動物園。もともとの自然が生かされているので、園内はまるで本物のジャングルのような雰囲気です。園内を30分ほどで一周するトラムは、なんと無料で乗ることができます。
昼間も営業しており、昼の動物と夜の動物の両方を見比べて楽しむことができますよ。
営業時間:8.00 to 11.00 p.m /8.00 to 12.00 a.m(土曜休日)
料金:大人RM 20 子供RM 10
ケアンズナイトズー
オーストラリア、ケアンズにあるナイトズー。コアラやカンガルー、ワラビーなどの動物たちの多くは夜行性で昼は彼らの本来の動きを見ることができません。南半球の限られたところでしか見ることのできない動物たちの夜の姿が見られる貴重な動物園です。
日本語のプログラム、園内マップがあるほか、携帯電話のQRコード読み取り機能を使って、動物のマメ知識も確認できます。日本人にとってうれしいおもてなしですね。
営業時間:通常:8:30-16:00(休園日12月25日、4月25日)
ナイトズー:19:00-22:00(※ナイトズーは要予約。不催行日:毎週金曜、日曜、12月25、31日)
アクセス:ケアンズ中心部からバス、所要約35~40分
料金:大人$34
ヨハネスブルグ動物園
南アフリカ共和国にあるヨハネスブルグ動物園。約3,000種の動物を飼育しており、世界の動物園で唯一ホワイトライオンの飼育に成功しているほか、シベリアトラの飼育も行っています。
営業時間:ナイトズーツアー1日3回予約必須(4pm – 6:30pm/5:15pm – 8pm/6:15pm – 9pm)
料金:大人R105pp
夜行性の動物はナイトサファリでみよう!
夜行性の動物たちは昼はほとんど寝ているので、活発な姿がみられるナイトサファリは貴重です。夜にはあなたがまだ知らない動物の姿が見られるでしょう。ぜひいってみてください。