お出かけDAYは平壌市内観光
photo by KOH
観光と言ってもお散歩ですね。後ろに写る大きな門は世界最大の凱旋門(朝鮮語:ケソンムン)です。
パリの凱旋門に似ていますが、やはりパリのエトワール凱旋門がモデルになっています。凱旋門マニアにとっては『死ぬまでに行きたい世界の凱旋門』のランキング上位は間違いないですね!
やや暖かい服装をしていますが、平壌の1月の平均気温は−5度、7月の平均気温は27度と、特に冬の寒さが厳しいので冬季に旅行の際はしっかり防寒をしていきましょう。
資源に限りのある北朝鮮は、国民全員が働いている午前9時〜午後5時まで電圧を下げていて水道も止めているため、実際の気温よりも寒く感じます。
よって昼間はエレベーターが止まってしまうので、僕は地上階から家のある15階までダッシュで上がっていました。おかげさまで小学生の頃はかけっこで一等賞でした!
絶景といえば、「天池」
中国と北朝鮮の国境部分にあり、北朝鮮で一番高い山、標高2744mの『白頭山(ペクトゥサン)』頂上にある『天池(チョンジ)』というカルデラ湖。
周囲18.7Km、水深384mのこの天池は約100万年前に発生したと言われ、世界の山頂カルデラ湖で最も深い水深です。
白頭山の山麓には、動脈硬化、代謝障害、慢性胃炎、気管支炎、皮膚疾患などの治療効果にきわめて優れた白頭温泉があります。
美味しいものもたくさん
photo by Alan c.
北朝鮮といえば有名なのは平壌冷麺。
大きく分けてムルレンミョン(スープ付き冷麺)と、ビビンネンミョン(スープ無し混ぜ冷麺)の2種類がありますが、基本的にスープ付き冷麺が平壌冷麺の印象です。
そして意外と知られていない有名な食べ物がハマグリのガソリン焼きです。
独特の調理法として地面に広げたハマグリにガソリン2リットルほどをかけて一気に焼く方法を体験したら北朝鮮ツウと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?現地の保育園に通った人で、現在日本に住んでいるのはぼくが歴代唯一だそうです。(情報源:母)
メジャーな観光地に飽きた方、ミステリアスな場所が好きな方、そんなニッチなあなたにはぴったりな国、『北朝鮮』。
基本的にツアーガイドをつけて観光する国ですが、他の国々より慎重に下調べをしましょう。
テレビで見る北朝鮮と自分の目で見る北朝鮮。そこにどんな差異があるかは行った人にしかわかりません。
在住経験があり、特に刺激的な出来事があったわけでもない僕にとっては、それでも思い出の地でもありますし世間に広めたいし一度でいいから行って欲しいと思う国です。
未知の国『北朝鮮』。冬は寒さが厳しいので、暖かい時期にこんな観光もいかがでしょうか?