ビッグラグーン
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エル・ニドエリアのミニ・ロック島周辺にあるビッグ・ラグーンは、あまりにも水深が深いため魚が住めず、サメやクラゲしかいないという場所。
サメが出るため泳いだりダイビングをすることはできませんが、ボートで海面を滑りながらその深い青を見ているだけで幻想的な気持ちに浸れます。
エル・ニド・リゾーツ
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「エル・ニド・リゾーツ」と呼ばれるリゾートは、4軒あります。パラワン島の東側にある「アプリットアイランド」と、エルニド諸島にある「ラゲンアイランド」、「パングラシアンアイランド」、「ミニロックアイランド」の4つの総称です。
バラバク
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パラワン島東海岸の野生動物、鳥類の一大自生地になっているエリアです。パラワンコクジャクをはじめ、パラワン島には貴重な固有種が多数生息しています。また、ここから見る夕日の光景は最高に美しくぜひ訪れてみたい場所です。
パラワン島野生生物保護センター
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パラワン島野生生物保護センターは、ワニをはじめとした野生動物の保護を行っている施設です。特にワニの数は圧倒的で、巨大な大人のワニから、可愛らしい赤ちゃんワニまでたくさんのワニに驚くことでしょう。記念写真を撮影する貴重な機会もあります。
ワニの見学の後は、センター内の動物園、植物園を散策するのも楽しいものです。
トゥバタハ岩礁海洋公園
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1993年に世界遺産に登録され、2009年にはさらに登録範囲が拡大されたトゥバタハ岩礁海洋公園は、秘境パラワン島のさらに遥か沖にあるトゥバタハリーフの存在するエリア全体を指します。
広大な範囲に広がるトゥバタハ岩礁は、大小二つに分かれており、その周辺海域を含めて世界遺産に指定されています。1000ペソ札の裏面にこのトゥバタハリーフが印刷されており、フィリピン国民にもその美しさが誇りとなっている海なのです。ダイビングもシュノーケルも、これほどまでに透き通った海でたくさんの生き物を見ることが出来る場所は限られることでしょう。
貴重なサンゴが群生する海域であり、ジンベエザメやジュゴンとも出会える可能性が極めて高い場所でもあります。しかし、このトゥバタハ岩礁海洋公園は、強いモンスーン(季節風)が吹き荒れる難所のため、船が出せるシーズンは波が穏やかで風が落ち着く3~6月に限られます。
タロクリフ
ライムストーンと呼ばれる石灰岩でできたトレッキングが楽しめる場所。崖を登り切った場所から眼下に広がるエルニドの美しいビーチ、船着き場の数々の船を見れば疲れも吹き飛びます!
ブスアンガ島・コロン島
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パラワン島そのものがフィリンピン最後のフロンティアと呼ばれる大自然が魅力の島ですが、さらに周辺のブスアンガ島、コロン島は、まさに秘境中の秘境です。とはいえマニラから1時間もかからないフライトで到着し、島には宿泊設備が完備されています。欧米からのダイビング目的の観光客も多く訪れています。
ロマンチックな気分を味わいたいならコロン島がおすすめ!1島1リゾートが徹底していて、ホテルの宿泊客で一つの島を独り占めできます。さらに開発の及ばない本当のネイチャーアイランドを体験してみたいなら、ぜひ訪れてみてくださいね。
パラワン島は英語のコミュニケーションもOK!
フィリピンでは初等教育から英語が必須教科になっています。小学校一年生の段階で英語が教科に組み込まれていますし、早い人では幼稚園から英語を学習しています。そのため、ここパラワン島でも、比較的英語がよく通じます。アジアのリゾートでは珍しい、現地に暮らす人とのコミュニケーションを楽しむことが出来るパラワン島のもうひとつの旅の醍醐味です。
手つかずのネイチャーリゾートのイメージが強いパラワン島ですが、到着までの所要時間は、実はプーケットやバリなど他のリゾートよりも短いくらい!マニラまでの約4時間、マニラからパラワン島までの約1.5時間と、合計すれば6時間足らずで到着する意外な近さに驚かれたのではないでしょうか?
まだ知名度が高くない今こそ、パラワン島トリップを計画するにはグッドタイミング!ぜひ近々パラワン島旅行を計画してみませんか?
ライター:キタトモミ(パラワン島の治安)