編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

今回はイタリア、シチリア島の主要都市、パレルモの概要をお伝えします。パレルモは国際色豊かなシチリア王国の古都でもありました。それでは、さっそくパレルモの魅力に迫っていきます。

*編集部追記
2017年3月公開の記事に新たにスポット追加しました。(2018/1/30)
2018年1月更新の記事に新たに加筆しました。(2018/12/2)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

パレルモに行ってみての感想

photo by pixta

私がパレルモを訪れたのは夏で、気温は高く日差しも強かったので、サングラス日焼け止めが必須でした。パレルモは主要な観光スポットがほぼ旧市街に集中しているので、徒歩でも十分まわれました。海水浴場のモンデッロで海水浴もできました。観光客も多く、賑わっていて楽しかったです。

またパレルモは、野菜、果物、魚介、肉類など食材が豊富な上、しかも新鮮でおいしいです。料理だけでなくデザートも絶品で、シチリア発祥のジェラートは暑い夏にぴったりでした!

パレルモの特徴

パレルモの特徴photo by shutterstock

パレルモはイタリア、シチリア島の北西部にある都市です。人口は約68万人を要し、シチリア島で最も人口の多い都市でもあります。

気候は夏は強い日差しが差し、冬はそれほど冷えない地中海性気候に属します。そのため、一年を通じて、観光が楽しめるのもパレルモの強みです。

パレルモのグルメ

パレルモには本土ではなかなかお目にかかれない名物料理があります。例えば、イワシ、松の実、干しぶどうなどが入ったパスタ料理、パスタ・コン・サルデはパレルモを代表する郷土料理です。他には肉じゃがとうどんをセットにしたような料理、グラッサも見逃せません。

パレルモへのアクセス

まずは、日本からローマもしくはミラノを目指しましょう。成田空港からローマ、ミラノまでは直行便で約12時間50分です。そこからパレルモ行きの飛行機が出ています。

ローマ~パレルモ間は約60分~70分、ミラノ~パレルモ間は約90分~105分です。

パレルモの治安

海外旅行中はどの国であろうと、治安状況に対して最低限の注意は必要です。日本を一歩出れば、文化の違いからさまざまな危険と隣り合わせになる可能性があり、犯罪に巻き込まれる確率が格段に高くなります。

イタリアの他の地域に比べると、パレルモの治安はあまり良いとは言えません。パレルモ全体というよりは旧市街、とくに鉄道パレルモ中央駅付近を通る際は注意した方がいいでしょう。集団スリや日本語を話すナンパ師など、ヨーロッパ特有の危険が潜んでいます。

女性はとくに無防備な状態で町歩きをしないこと、十分なスリ対策も必要です。

パラティーナ礼拝堂

パレルモの観光スポット、最初に紹介するのはパラティーナ礼拝堂です。この礼拝堂は小規模ながら、壁一面に金箔モザイクで飾られているのがポイントです。建設にはギリシャ人やイスラーム教徒も関わったといわれています。

■詳細情報
・名称:パラティーナ礼拝堂(Cappella Palatina)
・住所:Piazza Indipendenza, Palermo
・アクセス:パレルモ中央駅から徒歩25分
・営業時間:8:15~17:40(日曜・祝日は13時まで)
・電話番号:(091)7054006
・料金:7ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.federicosecondo.org

ノルマン王宮

ノルマン王宮photo by shutterstock

シチリアには長年、独自の王国がありました。シチリア王国の居城として長年、使われてきたのがノルマン王宮です。

王宮の始まりは2000年前にさかのぼります。そして、12世紀のノルマン王国時代に大規模な改築が行われました。その後、改築が重ねられたので、ノルマン時代のものは「ルッジェーロの間」のみとなっています。

■詳細情報
・名称:ノルマン王宮(Palazzo dei Normanni)
・住所: Piazza Indipendenza, 1, 90129 Palermo, イタリア
・アクセス:パレルモ大聖堂から300メートル
・営業時間:8:15~17:45(月曜日~土曜日)、8:15~13:00(日曜日、祭日)
・料金:7ユーロ(火曜、水曜、木曜)、8.5ユーロ(金曜~月曜、祝日)
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://teatriemusei.ovest.com/it/palazzo-dei-normanni-e-cappella-palatina-a-palermo.php

マッシモ劇場

マッシモ劇場はイタリア統一を記念して1897年に完成しました。建築形式はネオクラシックになっています。この劇場の客室は3200席もあり、イタリアの劇場の中では最大級の規模を誇ります。

■詳細情報
・名称:マッシモ劇場(Teatro Massimo)
・住所:Piazza Verdi, Palermo
・アクセス:クアットロ・カンティから徒歩10分
・営業時間:9:30~17:00
・電話番号:(091)6053267
・料金:8ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.teatromassimo.it

プレトーリア広場

プレトーリア広場photo by shutterstock

プレトーリア広場は優雅な雰囲気漂う広場として知られています。その雰囲気を作っているのは30体以上の裸体彫刻と噴水です。噴水はなかなかのものなので、ご注目を。

■詳細情報
・名称:プレトーリア広場(Piazza Pretoria)
・住所:Piazza Pretoria, Palermo
・アクセス:クアットロ・カンティから徒歩すぐ
・オススメの時期:いつでも

クアットロ・カンティ

クアットロ・カンティphoto by shutterstock

パレルモの中心に位置するのがクアットロ・カンティと呼ばれる交差点です。この交差点でメインストリートが交わります。「クアットロ・カンティ」とは「4つの角」という意味。それぞれの角には装飾が施されているのでチェックしてみましょう。

■詳細情報
・名称:クアットロ・カンティ(Quattro Canti)
・住所:Quattro Canti, Palermo
・アクセス:中央駅から徒歩10分
・オススメの時期:いつでも
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