夏休みを間近に控えていますが、「どの国に行こうか?」なんて雑誌やネットで調べて行き先を決めましたよね?
日本では当たり前の話かもしれませんが、実はこれってすっごく恵まれている環境なのです。行きたい場所を考える日本人がいれば、行ける場所を探す外国人もいるのです。
日本人が何気なく持っているパスポート。実は世界でもトップクラスのパワーを持っているのです。
日本のパスポートランキングは第5位
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「153」
これは日本人がビザ無しで入国できる国数です。世界の総国数は約196ヶ国なので、ほとんどの国にビザ無しで自由に行き来できるのです。
カナダのアートン・キャピタルというコンサル会社がまとめた「Passport Index」というサイトによると、日本は153ヶ国の第5位です。
ちなみに第1位は157カ国でドイツとスウェーデン。1位とたった4カ国の差。そして、お隣である中国はたった50カ国の74位です。
これを見るといかに日本が恵まれているかわかりますよね。上位陣はイタリア、スペイン、フィンランド、スイスなど、欧州勢が並びます。
反対に、下位は情勢不安やテロが連日報道されている中東諸国が並び、最下位はアフガニスタンの24カ国。これでは行きたい国があっても、向こう側からNGの連発です。
海外旅行中にも感じる日本パスポートという通行書
そんな恵まれた日本のパスポート。海外旅行に行った際にもその威力を感じることがありました。
それは入国審査。東南アジアに何度か行った際に思ったのですが、日本人への審査が甘い?と感じることがありました。
このランキングの下位国の人たちはかなり色んな質問をされたり、抜き打ちで持ち物をチェックされてる光景を見たことがあります。
それはたまたまだったのかもしれないけど、日本のパスポートを見せるだけで「日本人?そのまま行っていいよ」という感じです。あきらかに表情が変わり、「良い休暇を!」なんて陽気に声を掛けられるくらいです。