ライター

自然豊かな島々をはじめ、さまざまな旅先で出会った感動を写真におさめることが好き。各地の景色や物語、人々のあたたかさに触れながら、その地域ならではの魅力をひとりでも多くの方に届けるために活動中。趣味はカメラ、アート巡り、ダイビング。

旅をテーマに学ぶ「あたらしい旅の学校・POOLO」は、旅と人生をつなぐ大人の学びをコンセプトとしたオンラインスクールです。

POOLO LIFE 公式サイト

全4コースある中で、最もスタンダードなライフデザインコース「POOLO LIFE」は、「旅と仲間で、未来を揺さぶる」をコンセプトとした、旅と仲間を通して人生と社会を自由探求する8ヶ月のコースです。

期間中は、豪華講師陣による多彩な講義が開催され、参加者同士の共創やワークを行いながら自分の人生で大事にする価値観を言語化し、社会を揺さぶる企画を具体的に形にしていきます。

POOLO LIFE 公式LINE

今回お話をうかがったのは、POOLO LIFE9期卒業生のまっちゃんです。現在三重県で貸別荘の運営をしながら、素潜り漁にでたり、YouTubeで発信したりと多彩に活動しています。


まっちゃんがPOOLO LIFEに出会ったのは、一見順調な日々を送っていたとき。

そんななか、なぜPOOLO LIFEに参加したのか。そして、8ヶ月の期間を通して見つけた「使命」とは。

仲間との対話を通じ、グラデーションのように徐々に変化したまっちゃんに、8ヶ月の軌跡をおうかがいしました。

順調な日々に感じた違和感。挑戦と対話を求めて選んだ場所

ーーPOOLO LIFEに出会ったときのことを教えてください。

自分自身に対する変化を求めていたように思います。

2025年の年明けに2024年を振り返っていたとき、2人目の子どもが生まれたり、仕事も順調で幸せを感じる瞬間はたくさんありました。でも、ここ数年掲げてきた「毎年何かに挑戦する」ということが途絶えてしまって。


特に仕事の面での変化がないことが僕にとっては大きく、刺激のない日常を送っていたような気がしたんです。自分が何かに挑戦したかと言われると、何もしていない1年だったなと。

このままでいいのかなと考えていたときに、POOLO LIFEのカリキュラムを少し体験できる「無料体験会」を知って、参加してみることにしました。

ーーその後、POOLO LIFEへの参加を決めた理由は何でしたか?

体験会参加後に、POOLOの学長であるみっちーから連絡をもらったんです。

彼とは10年以上前にTABIPPOが主催する別のイベントで出会って、僕が世界一周していたときにも東南アジアを一緒に旅した仲。彼がラオスの川で溺れかけたときに僕が助けたというエピソードもあるくらいです。

そんな彼と話していくなかで、POOLO LIFEには面白い人たちがたくさんいると聞き、「ここなら新しい刺激が生まれるかもしれない」と興味を持ちました。


みっちーと旅をしたときの一枚
また、僕は今三重県の志摩市に住んでいるのですが、ここでは若い人たちと対話をしたり、自分のやりたいことを深く考えるような機会がなかなかなくて。どこにいても参加できるオンラインコミュニティである点にも魅力を感じました。

ただ、自分が刺激を受けたいという想いだけでなく、与える側でありたいと思ったのも理由のひとつです。僕自身も若いときは、周りの大人にたくさん助けてもらったり、学びや刺激をもらったりしていました。30代後半になった今、今度は自分が返していく番だなと思い、参加を決めました。

仲間との対話で見つけた「挑戦」という軸。そして人の背中を押すという使命

ーーPOOLO LIFE9期では、それぞれが探求テーマを設定しますよね。まっちゃんは、どんな探求テーマに取り組みましたか?

「挑戦する意味」が探求テーマです。

そして、その探求テーマを深掘りするために「365日チャレンジ」を始めました。これは、毎日ひとつずつのチャレンジや気づきをXで発信し続けるというものです。


POOLO LIFE9期は2025年3月からの8ヶ月間でしたが、同時期の4月〜6月にはPOOLO JOBにも参加をしていました。POOLO JOBは「旅を仕事の1つにする」というコンセプトのもと、ライティングやSNS発信について学びます。POOLO JOBでの課題を通して、「発信を続けること」の習慣化がちょうど身についてきたところでした。

卒業後もこの習慣を続けていきたいと考えたときに、小さなことであっても、日々の気づきややったことないことへの取り組みを投稿していけば、自分がいろんなことに挑戦するきっかけになるのではと考えたんです。

水泳の日本社会人選手権にも挑戦
もともとは習慣化することが苦手で、すぐ新しいことが気になってしまうタイプでした。でも、過去に一度筋トレを習慣化できた成功事例があって。その後、POOLO JOBで「毎日Xを3投稿する」という課題をやりきったことで、一気に目覚めた気がしています。

今や、筋トレに関してはむしろやらないと気持ち悪く感じるようになり、歯を磨くのと同じような感覚で続けられています。ほかにも朝5時に起きるなど、さまざまなことを習慣化することを楽しんでいます。

ーーそもそも、なぜ「挑戦する意味」について探求しようと思ったのですか?

じつは、最初の探求テーマは「たこ焼きと挑戦で、人々に笑顔と勇気を」という、すごく漠然としたテーマだったんです。

大学1年生のときにたこ焼き屋を始めて以降、「たこ焼きで人々を幸せに」をモットーに、日本各地や世界各国を旅してきました。僕のアイデンティティともいえるたこ焼きと、POOLO LIFEへ参加するきっかけとなった「挑戦」がテーマかなと考えていたんです。


同期の仲間たちと対話をしていくなかでも、僕を表すキーワードはやはり「挑戦」だと実感するようになり、「挑戦し続ける意味とは?」という問いにつながっていきました。

もちろん、自分自身が常に挑戦を続けたいという想いは強く、POOLO LIFEに参加した理由のひとつでもありました。でもそれだけではなく、「人が挑戦するのを後押ししたい、誰かが一歩を踏み出すきっかけになりたい」という想いも強い。もしかして、これが自分の軸かもしれないと、対話のなかで少しずつ見えてきました。


ーー「後押ししたい」という軸。その原体験について教えてください。

これまで日本各地を旅しながら、全国の学校で自分の経験を話す講演活動もしてきました。リヤカーをひいて日本縦断した体験や、たこ焼きを焼きながら世界一周した話など、これまでの旅で得た気づきや経験を、子どもたちに話しています。

その際に心がけているのは、聞いている子どもたちが「挑戦したい」と思えるような伝え方をすること。数々の失敗や挫折も包み隠さず話し、失敗は成功体験へと繋がる貴重な学びであることを伝えています。

POOLO LIFEでも同じように、プレゼンをするときには必ず誰かの心に突き刺さるような物語を作って話すようにしていました。すると仲間から、「すごく心に響いた」と言ってもらえることが多く、それがとても嬉しかったんですよね。


POOLO LIFEにはなかなか一歩を踏み出せずにいる人も多くいます。たとえば仕事を辞めたいけれど辞められないとか、海外に行きたいけれどちょっと勇気が出ないとか。

そんなときには、「行動することが一番大事だから、とりあえずやってみたら」ということもよく話していました。

留学に行きたいと話す同期には、過去に僕が行っていたフィリピンの英語学校の校長先生を紹介したら、すぐ行動に移してくれました。

自分がこれまでやってきたことを伝えて、それがきっかけでその人が変わったり、何か行動に移してくれるということがやっぱり嬉しい。この経験の積み重ねによって、誰かの背中を後押しすることが、自分にとっての「使命」なんだと思えるようになりました。

誰かの挑戦を後押しする存在へ。そのためには“おもろい人間”であり続ける。

ーーPOOLO LIFEを通してどんな変化がありましたか?

参加前に感じてたモヤモヤは消え、これからやりたいことや存在意義が見えた気がしています。それは、一歩踏み出せない若い人たち、特に子どもたちの背中を押せる存在になることです。

僕自身も若いときにいろんな方から影響を受けて、本当にお世話になったと思っています。

たとえば、予備校に通っていたときに周りにいた、自分のやりたいことに向かって頑張る大人たち。また、大学時代にリヤカーで日本縦断をしたときに、見ず知らずの僕に温かく手を差し伸べてくれた各地の方々。


自分がもらってきたものや経験したことを、子どもたちに伝えていく。やはりこれが「使命」なんだと、POOLO LIFEを通して明確化したように思います。

また、チーム企画のひとつで、僕が運営する宿で「余白を感じる合宿」をしました。忙しい人は余白を持てないという理由から、伊勢神宮に行ってみたり、滝行やお寺で座禅をしたり。そこで出会った滝行を今も続けていて、毎月一日に行っています。


毎月心地よくスタートを切れますし、力を入れすぎず、ニュートラルな状態で過ごすことができます。この滝行との出会いも大きな変化のひとつです。

ーー今後はどんなことをしていきたいですか?

2年後にはキャンピングカーで日本一周をしながら、講演活動をしていく予定です。全国各地の子どもたちに、何かに挑戦をするきっかけが作れたらと思っています。

そのためにも、「常に自分が挑戦を続けて、おもろい人間でいないといけないな」と思っています。自分が挑戦していないのに、人に挑戦しろとは言えませんからね。


直近だと、1ヶ月程前に、ずっと夢だった目の前が海というロケーションの家を買ったので、新しく宿として運営していこうと動いています。

また、POOLOが運営する新しいコミュニティ「POOLO COMMONS」にも参加しました。人が集まる場所を通じていろいろな人と影響しあい、そのときアンテナが反応したことに挑戦していきたいなと思っています。

ーー最後にPOOLO LIFEへの参加を検討している人にメッセージをお願いします。

まずは行動に移すこと。これが一番大事だと思っています。

この8ヶ月間、講義で学んだことを行動に移したり、いろいろな人との対話を通して大きく変わっていく仲間の姿を目の当たりにしました。

個人的には、「やっておけばよかった」からは何も生まれない、意味のない言葉だと思っています。行動をして失敗したとしても、何かの気づきや学びがあったりと、考え方次第で成功にすることもできます。でも、やらなかったという事実は変えられません。


ここまで読んでくださっている方はきっと、POOLO LIFEに興味があったり、変わりたいと思っている人だと思います。

POOLO LIFEはみんなが否定せずに認め合い、高めあえる場所です。安心して発信したり挑戦できる環境なので、ぜひ行動に移すことのひとつとして、参加してもらえると嬉しいです。

編集後記

順調な毎日の中で感じていた違和感。「挑戦していない」ことに気づいたまっちゃんが、POOLO LIFEで見つけたのは、自身が挑戦を続ける姿を通して、若い世代の背中を押すという明確な使命でした。

これまでの経験を経て身につけた武器や長所をより強化し、仲間との対話を通して自身の存在意義を明確化していった、そんな8ヶ月間だったように感じました。

「挑戦」をもとに自身をアップデートしていくだけでなく、周りへの還元も惜しまないまっちゃん。そんな彼に支えられ、影響を受けた仲間も多いはずです。

「考えるから悩む。行動してから考えたらいい。」

その言葉に踏み出す一歩を軽くしてもらった気がしたインタビューでした。

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みなさんも、豪華講師陣の多彩な講義を受けながら、仲間とともに自身の人生をアップデートしませんか。POOLO LIFEは、人生の豊かさを考え、あなただけの”ライフデザイン”を行える場所です。

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All photos by matchan

ライター

自然豊かな島々をはじめ、さまざまな旅先で出会った感動を写真におさめることが好き。各地の景色や物語、人々のあたたかさに触れながら、その地域ならではの魅力をひとりでも多くの方に届けるために活動中。趣味はカメラ、アート巡り、ダイビング。

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