ライター
Ayano 旅する女将

外資系CAとして10年間勤務した後、東京の離島、神津島で宿「みんなの別荘ファミリア」をオープンし、奮闘中。 18歳で初めて一人で海外へ行ったのを皮切りに、留学、インターン、世界一周、航空業界と人生が旅に染まっていき、旅人を迎える側になった今でも旅に出るのはやめられない。家族からつけられたあだ名は"飛んでるねぇちゃん"。LAとマカオに居住経験あり。

旅先で、電車やバスの時間に左右されずに「好きなときに好きな場所へ好きなだけ」寄り道して旅することができることができたら…

そんな望みを叶えられるのが、車で旅する「ロードトリップ」。海外で運転なんて、わたしにもできるの?と思ったそこの乙女も大丈夫!

これまで筆者がレンタカーで旅したロサンゼルスーグランドキャニオンと、アイスランド南部へのロードトリップの体験を元に、ロードトリップを成功させるための秘訣を大公開しちゃいます。

 

運転できる条件を確認する

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Photo by gustaffo89

一番重要な条件は日本の運転免許証を持っていること。次に注意したいのは運転できる年齢です。

日本の普通車運転免許は満18歳以上ですが、海外の多くの国や地域ではレンタカーできるのは満21歳以上という条件があります。

 

また免許所得後1~3年以上経過していること。という場合もありますので注意が必要です。

21歳以上で運転資格があっても、25歳以下の運転者にはヤングドライバー料金(underage rental fee)が追加されることや、フルパッケージの保険への加入が必須になるなど、通常よりも条件が厳しくなることがあります。

大学生の皆さん、ロードトリップを計画する前に是非確認してください。

 

国際免許を用意する

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Photo by Arek Olek

国際免許は、日本の免許証を持っていれば、各地域の運転免許試験場や警察署で発行できます。パスポートなどの必要書類を揃えていけば、最短即日発行してもらえます。

ハワイ・グアム・サイパンなどでは日本の免許だけでも運転することができますが、もしもの時のためにも国際免許証を持って行くと安心です。

<注意点>

留学やワーキングホリデーなどで、海外に長期間滞在する方は、国際免許証が滞在期間中ずっと有効かどうかも確認する必要があります。

例えば、私が2007年に1年間留学した時は、アメリカの学生ビザを取得していましたが、その学生ビザで入国すると、カリフォルニア州国際免許は10日間しか有効でないことをロサンゼルスに到着してから知らされたので、国際免許がほぼ意味のないものになってしまいました。

 

特にアメリカでは州によって有効期限が異なるので注意が必要です。私のようにならないように、事前にしっかりとチェックしましょう。

 

最適な車を選ぼう

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Photo by Ayano Okamoto

ここまでのチェックで、レンタカーができることが確認できたら、今度は車選びです。

特にヨーロッパで注意したいのが、日本とは逆で、オートマチック車が少ないこと。また、値段もマニュアルより少し高くなっていることもあります。

日本の免許証がオートマ限定の方や、左ハンドルでのマニュアル運転が不安な方は、是非レンタカーを事前に予約しましょう。

 

また、レンタカー借りる前には保険や契約の内容をきちんと確認しましょう。

海外でのレンタカーでは、契約書も英語や現地の言葉になることも多いと思いますが、わからないところは、わかるまで担当者に聞くことが大切です。

契約書にサインをした以上、全て自分の責任となることを忘れないように!

 <注意点>

積雪や路面凍結が予想されたり、舗装されてない道を走る可能性がある場合は、四輪駆動車(SUV)がおすすめです。

例えば、アイスランドでは、四輪駆動車のみ通行可能な道が存在します。舗装された道路でも、冬は積雪や凍結が起こりやすいのと、雨風で濡れて滑りやすくもなるので、四輪駆動車の方が安心です。

コンパクト車は1番手軽ですが、数名で借りる場合や、荷物が大きな場合は、荷物の収納できるスペースも狭くなることを忘れてはいけません。

このように、その地域の特徴を事前に調べ、乗る人数や荷物のことも考慮した上で、最適な車を選びましょう。

 

交通ルールを確認しよう

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Photo by twinxamot

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Photo by Michiel2005

運転する上で1番大切と言えるのが、交通ルールを守ること。海外には日本にはない交通ルールがあります。

1番わかりやすい違いは、左ハンドル、右車側走行の国や地域があることですが、その他にもたくさんあります。

<アメリカの場合>

アメリカ国内では、「一時停止して安全の確認をすれば赤信号でも右折してもよい」というルールがあります。

(ただし「NO RETURN ON RED」の標識がある場合は右折できません。)

 

また、フリーウェイだと思ってスピードを出していると、途中から街に入り、その一部だけ極端にスピード制限がかかる場合があることも注意が必要です。

そういう場合に限って、側にはパトカーが待機…という場合がほとんどです。

<ヨーロッパやオーストラリアの場合>

ヨーロッパやオーストラリアなどには「ラウンドアバウト」と呼ばれる環状交差点や、「ロータリー」と呼ばれる円形交差点がたくさんあります。

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Ayano 旅する女将

外資系CAとして10年間勤務した後、東京の離島、神津島で宿「みんなの別荘ファミリア」をオープンし、奮闘中。 18歳で初めて一人で海外へ行ったのを皮切りに、留学、インターン、世界一周、航空業界と人生が旅に染まっていき、旅人を迎える側になった今でも旅に出るのはやめられない。家族からつけられたあだ名は"飛んでるねぇちゃん"。LAとマカオに居住経験あり。

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