こんにちは、阿部サキソフォンです。学生の皆さん、旅してますか?絶景を見に行く旅もいいですし、その土地ならではのアクティビティを体験する旅もいいですよね。
でもどうせなら、同世代の友達が経験したことがないような旅をしてみませんか?カラフルなスイーツと一緒に自撮りをしたり、おしゃれな壁をバックに写真を撮ったりするだけじゃ物足りない!そんな人におすすめなのが、星野リゾートが展開する「RYOKAN CAMP」なのです!
え、星野リゾートって高級で大人たちが利用するところじゃないの?お値段も高そう……と思っていませんか?ましてや「旅館」となると、少し敷居が高い気がしますよね。
実はこのRYOKAN CAMP、学生限定でお安く星野リゾートに泊まることができる夢のようなプランなんです!
RYOKAN CAMPとは
photo by Abe saxophone
星野リゾートが「若者にもっと旅をしてもらいたい」という思いから、2013年より始めた「若者旅プロジェクト」。
このプロジェクトでは、国内外の学生を対象に温泉旅館本来の滞在や地域の魅力をツアーで体験できる「RYOKAN CAMP 2018」や、20代限定で全国14か所に星野リゾートが展開する温泉旅館ブランド「星野リゾート 界」に特別価格で宿泊することができる「若者旅プラン」を展開しています。
なかでも「RYOKAN CAMP 2018」は、卒業旅行に少しぜいたくな旅行をしてみたい、日本旅館には興味あるけど何となくハードルが高く感じる、泊まりたいけど予算が不安、国内外の学生と交流したいなど、旅行に興味がある学生を対象に、今回「初めての旅館体験」をテーマに企画。
旅館のマナーや会席料理の食べ方など、日々施設でおもてなしを体現しているスタッフの手引きに沿って、旅館内で地域の文化を体感することを目的としています。
実際のツアー内容は?
photo by ayuka miyamoto
ふむふむ、どうやら学生を対象とした「初めての旅館体験」をテーマにしたツアーで、観光地をまわる従来のツアーではなく旅館やおもてなしを楽しめるとのこと。
果たして実際のツアー内容は?参加者の雰囲気は?と気になる点がたくさん出てきたので、TABIPPOコンテンツディレクターの阿部が潜入してきました!(童顔のせいで未だに居酒屋で年齢確認をされる筆者ですが、実は◯年前に大学を卒業しています……)
ピチピチ大学生に混ざって恐縮ですが、RYOKAN CAMPの実態をレポートしていきます!
行きのバスからコンテンツ盛りだくさん
photo by Abe saxophone
RYOKAN CAMPは、都内発の1泊2日のバスツアー。今回向かうのは「星野リゾート 界 熱海」です。バスの中では、星野リゾートや旅館のマナーに関するクイズが出題されます。
実はこれ、ただの暇つぶしではないのです。優勝者には、とっておきのプレゼントが用意されていました!詳しくは後ほど。
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ツアーには、星野リゾート特製の「旅館ガイド」がもれなく付いてきます。正しい入浴方法、わかっていますか?浴衣は右左、どちらが上か覚えていますか?私たち日本人でもあやふやになっている作法について、丁寧に説明されています。
エントランスから漂う特別感
photo by Abe saxophone
都内を出発して数時間。 「星野リゾート 界 熱海」 に到着です!入り口ではスタッフの方々が笑顔で出迎えてくれました。こんなお出迎え、今まで受けたことない……。
特別待遇を受けているような、そんな気分になってきました。やっぱり日本のおもてなしって素晴らしい。
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趣のあるエントランスをくぐったら、そこには洗練された和の空間が。ホテルとはちょっと違った緊張感があり、大人な旅をしている気分になります。
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用意されていたアメニティは、なんと風呂敷。様々な使い方があって便利だと噂には聞くものの、なかなか手を出しにくいですよね。ここでは、スタッフの方が実際に風呂敷の使い方を丁寧に教えてくれます。
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出来上がったのは、小さなトートバッグのような形。ちょっとした小物を入れるのに役立ちそう!その後、早速参加された学生さんが館内を移動する時に使われていました。
いつもの旅だったら風呂敷をバッグ代わりに使うなんてことはしないけど、ちょっぴり大人の階段を上った気分。
お部屋には熱海ならではの工夫が
photo by Abe saxophone
先ほど、バスの中で行われていたクイズの優勝者には、プレゼントがあるとお伝えしました。実はそのプレゼントとは、お部屋のアップグレードだったのです!
優勝された方を含む4名が泊まったのは、本館の最上階に位置し、14畳の本間、次の間、三の間からなる総畳数32畳の特別室。窓の外には相模湾の絶景が広がります。
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星野リゾート 界 には、それぞれの土地の文化や特徴をモチーフとした「ご当地部屋」が用意されているのですが、この特別室は熱海の市花である「梅」をテーマにした、星野リゾート 界 熱海のご当地部屋。細かいところに、梅を見ることができます。
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憧れの星野リゾートに泊まれるだけでなく、まさかのアップグレード!泊まる学生さんも、嬉しいサプライズにこの笑顔です。
文字通りオーシャンビュー!の絶景露天風呂
photo by Abe saxophone
旅館といえば、やはり気になるのは温泉。階段を下ったところに、ため息が出るほど美しく、素晴らしい露天風呂がありました。
photo by Abe saxophone
開放感が広がるこちらの露天風呂は、建築家・隈研吾氏が設計。2020年東京オリンピックのメインスタジアムの設計も手がける、日本を代表する建築家の一人です。
実際に入ってみるとわかるのですが、周りが本当に静かです。聞こえるのは、目の前の波の音だけ。海を独り占めしているかのような、贅沢な時間を過ごすことできます。
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和漢生薬成分を用いたアメニティを用意。シャンプーやコンディショナーから、化粧水、乳液まで揃っています。
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温泉に入ったあとは、空中湯上がり処「青海テラス」で一息。こちらではスパークリングワインや甘酒、季節の甘味を味わうことができます。
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私たちが訪れた時に提供されていたのは苺大福。ひな祭りをイメージしたそうで、ピンク色の皮で包まれていてとっても可愛らしい♡
photo by ayuka miyamoto
ちゃっかり私もいただいちゃいました。口に入れた途端、いちごの甘さがふわぁ〜っと広がって幸せの極みでした。熱海まで来てよかった。
四季折々の食材を使用した会席料理
photo by Abe saxophone
そしてお楽しみの食事の時間。はじめに振る舞われたのは、日本酒のスパークリングワイン。う〜ん、すっきりとしている上に甘みもあって美味しい。
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夕食は、魚介類を中心に、伊豆・熱海の滋味豊かな食材を活かした「季節の会席」。お品書きを見ていても、追いつかないくらいに美味しそうなお料理が次々と出てきます。
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すごい、こんな美しい盛り付け見たことない……。
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そして、ご立派な金目鯛さんが登場。出汁に、梅干しと日本酒で造った自家製の煎り酒を加え、 大鉢で熱々に蒸し上げた一品だそう。もう、この香りだけで白米いけちゃいそうです。
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スタッフの方におすすめの日本酒を伺うと、「こちらの辛口がおすすめです」と差し出してくださったのがこちら。キ、キラキラ輝くおちょこに目がいってしまう。少しツンとする辛さの日本酒で、一瞬仕事を忘れて楽しんでしまいました。
周りをみると、日本酒を飲んでいたのは私たちのみ。学生の皆さんは、あまりお酒は飲まないのでしょうか。大人になると、こういう楽しみ方もあるよ。
photo by ayuka miyamoto
朝食には、身がたくさん入った鯛飯も。朝からこんな素敵なご飯を食べられるなんて、幸せすぎる。学生諸君、こんな贅沢できるチャンス逃しちゃだめだよ。