編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

シンガポールは、様々な国の文化が融合してでき上がった国です。シンガポール料理には、中華、マレーシア、インドなど、多様な国のエッセンスが含まれています。

しかし、中国やマレーシアなどの本土で食べられている料理とも微妙に異なります。様々な文化が混在するシンガポールでは、料理や味付けにも、多様な文化が溶け込んでいるのです。

今回は、そんなシンガポールに訪れた際に、ぜひ食べてもらいたい料理をご紹介します。

*編集部追記
2016年2月公開の記事に新たに料理を5つ追加しました。(2017/09/19)
2017年9月公開の記事に新たに料理を5つ追加しました。(2018/11/10)
2018年11月公開の記事に新たに料理を5つ追加しました。(2019/02/23)

 

シンガポールの食事事情

photo by pixta

多民族が暮らす国家・シンガポール。もちろんグルメのバラエティーも豊富で、シンガポール料理、中華料理、インド料理などなど色々な食事を楽しめます。

シンガポールは自炊文化があまり浸透しておらず、基本的に1日3食全部が外食という人も多いため、外食産業が発達しています。キッチンがない家庭も珍しくなく、大半の人は「ホーカー」と呼ばれる屋台村で食事を済ませます。営業時間も長く、一食あたりも300円程度と非常にリーズナブルなので、旅行者にもおすすめです。

 

私もシンガポール滞在中は、ホーカーかローカルレストランでよく食事をしていましたが、値段が安く味もおいしかったです。

 

ベストフード

photo by pixta

私がおすすめするベストフードは、やはりチキンライスです。味がマイルドで日本人の口によく合い、油もなくおいしいです!鳥のだし汁で炊き込んだご飯と、柔らかい鶏肉がベストマッチ。優しい味がクセになるおいしさです。食堂ごとに味も少しずつ違うので、シンガポール滞在中は色々なお店のチキンライスに挑戦していました。

その他ラクサやフィッシュヘッドカレーなども期待を裏切らないおいしさです。

 

チキンライス

チキンライス

Photo by shutterstock

シンガポールの代表的な料理であるチキンライスは、日本人が想像するようなケチャップライスとは全く違います。やわらかく煮た鶏肉を、鳥のだし汁で炊き込んだご飯とともにいただきます。好みに合わせて、チリソースや醤油に近い味のブラックソースをかけて食べるもの。

優しい味は日本人の口にも合い、とても食べやすいです。シンプルだからこそ、ダシと素材の味が引き立てられています。一度食べたらハマること間違いなし。

 

シンガポール内にチキンライスが有名なお店は何軒もありますが、オススメなのは日本にも進出している「ウィー・ナム・キー」。噂によると一日150食も売れるとか…。

チキンライスはレストランだけでなく、住宅の下に広がっているホーカーと呼ばれる路面店などでも美味しく食べることができるので、シンガポールでチキンライスを食べることのハードルは低め。タイでも食べることができますよ!

 

ちなみに日本でチキンライスを食べるなら、恵比寿にあるシンガポール料理店が本場の味に一番近いので、もし機会があればぜひ訪れてみてください。

 

バクテー

9320937574_c2814be8be_b

Photo by CCFoodTravel.com

豚肉のスペアリブを煮込んだバクテーは、シンガポールやマレーシアでよく食べられる料理です。ニンニクやスパイスとともに煮込まれたスープはスタミナたっぷり。夜食や朝食に食べる人が多いです。

醤油味が強い黒いスープと、コショウの味が強い白いスープという2種類のバクテーがあります。しっかりと煮込まれた肉は、食べると口の中でほろっと崩れておいしい。さっぱりとしていながら、深い味わいのあるスープも美味。ぜひお試しあれ。

 

フライド・ホッケン・ミー

フライド・ホッケン・ミー

Photo by shutterstock

シンガポール版焼きそば?なホッケン・ミー。黄色い太麺とビーフンを、塩味のダシと海鮮と共に炒めたもの。このダシには、エビの頭や煮干などが使われています。

トッピングにはライムやチリサンバルが付きます。ライムを絞るとさっぱりとした味わいになり、そこにチリサンバルを絡めて食べるとさらにおいしい。

このフライド・ホッケン・ミーは、漢字で炒福建面と書きます。これは元々、中国の福建地方の人たちから伝わった料理なのです。日本人にもファンが多いフライド・ホッケン・ミー、シンガポールに旅行に行く時は、絶対に外せない一品です。

チャイナタウンのホーカー食べたホッケン・ミーは絶品でした。

 

ラクサ

17909567846_d61f0dd392_b

Photo by insatiablemunch

東南アジアでポピュラーな麺料理、ラクサ。ココナッツミルクをベースとしたスパイシーなスープに、米麺を入れたものです。出汁には、エビなどの海鮮類が使用されています。

辛そうな見た目をしていますが、ココナッツミルクを使用しているため、辛さがまろやかになります。辛味と甘味が絶妙にマッチした料理です。

ラクサは、15世紀後半からマレーシアやシンガポールに渡ってきた中国系移民の子孫が生み出した「ニョニャ料理」に分類されます。中国とマレー文化が融合した、独特の味わいの料理です。

 

フィッシュヘッドカレー

72271733_d6940d5152_b

Photo by pelican

大きな魚の頭が大胆に入った、見た目のインパクト大のフィッシュヘッドカレー。シンガポールでしか食べられないスペシャルカレーです!

一見食べるのをためらってしまいそうな料理ですが、アラの旨みがたっぷり詰まった絶品料理です。数多くの香辛料を組み合わせて作ったカレーは、ピリッと辛いけど食べやすい。臭みもなく、意外にもアッサリとした味わいです。

辛さの中にある、魚のダシの深い味わいを堪能してください。

編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

RELATED

関連記事