ただ今回、被害にあってみて思うことは2つ。
■「俺が全部奢ってやる!」を先に言う奴には要注意!
■自分のグラスからは目を離さない!
ということです。奢ってくれる人は、先にそんな大っぴらに言わないし、よく考えればグラスから目を離さないのも当たり前ですね。寝台電車などで、トイレに行く際も自分の飲食物は持っていくことが鉄則みたいです。
「睡眠強盗」に遭ってしまったら…
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幸いにも今回、僕は現金だけを盗まれていただけで、命に別状もなく、どこも怪我しておらず、「軽い」と言えば、「軽い」睡眠強盗だったと思えます(起きたのもホステルだったし)。最終的にツーリストポリスに行き被害届も受け取り、とりあえずは問題解決(犯人は未だ逃走中)しましたが、仮にアナタが「睡眠強盗」に遭ってしまったら。
しくじり談から言わせてもらうと、対処は3つです。
①「まず起きた場所で、警察を呼ぶ/呼んでもらう」
よくよく考えれば、起きたホステルもグルだった説が浮上してきます。そういったホステルに限って、入り組んだ場所にあり、記憶が曖昧になっていることを良いことに覚えられません。でもよく考えてみれば「チェックインしているはずだし、その状況をよく知っている人たちのはず」。
今回、ホステルにいましたが、これが外だった場合も同じかと思います。後で、必ず事情聴取が始まります。「どこで起きたのか、何があったのか分からない外国人」を相手してくれる警察官は海外ではあまり多くないと思われます。まず、起きた場所に警察を呼ぶ/呼んでもらうこと。
②「日本人宿や、その付近でお仕事をしている日本人の方を探す」
今回、僕はシェムリアップ在住の日本人の方に非常にお世話になったのですが、その土地のことを僕らよりも詳しく知っています。「カンボジアの警察が簡単に動いてくれないこと」を教えてもらい、「事件に遭ったレストラン」を一緒に探してくれたのも、日本人の方たちでした。とにかく、100%のコミュニケーションが取れる日本人の方を探し、助けてもらいましょう!
③「ツーリストポリスへ行き被害届をもらう」
最終的に、例え犯人が捕まらなくても、事前に保険に入っていて被害届を受け取れば、被害額は返ってきます。「どうすればいいんだろう…」で止まるのではなく、必ず被害届をその国で受け取ってから出国しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?実際に被害に遭った僕の口から説明する「しくじり談」。外国の噂は、「やれ強盗にあっただの」「やれ詐欺にあっただの」と悪いものばかり広まりますが、海外は決して怖い場所ではありません!ただ、最善の注意を払ってください。
幸い僕は、パスポートもクレジットカードも盗まれていなかったので、旅を続けることが出来ます。そして何より、「命があったこと」これが非常に大きいかなと思います。僕は、「すべての出来事に意味がある」と思うタイプの人間なので、今回の睡眠強盗にも意味があるのだと感じます。
海外で見知らぬ外国人とお酒を交わすときは、この記事を思い出してください!