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022おふじ リアルタイムでバリ島情報と旅の様子をアップ

子供の頃から転勤続き、いつの頃からかひとつの場所に定住することが苦手になり、日本全国世界中を行ったり来たり、ここ10年はインドネシアのバリ島をベースに定住していましたがさすがに10年で放浪癖が再燃!日々安住の地を求め、あっちにふらふらこっちにふらふら、旅するように生き、生きるために旅をする、バッカパッカー(笑)022おふじです。FBではリアルタイムでバリ島情報と旅の様子をアップしています。友達申請大歓迎です!旅人、サーファー、変態さん、誰でも申請ください。旅の記録代わりにブログも好評です↓

こんにちは、旅してますか?022おふじです。いろんな国で世界一周中の方や、バックパッカーの方々とお会いして話を聞く機会があるのですが、こんな言葉を良く耳にします。

「スペインは物価が高い」
「物価が高くてヨーロッパはすぐに脱出した」
「アジアからヨーロッパへ入ると物価の高さに逃げ出したくなる」

 

そんな中で僕が10年以上前に耳にしたのは「カミーノ巡礼路と言う、格安でスペインを旅できる道がある」という言葉でした。去年、実際にその道を歩いてきましたが、本当になにから、なにまで旅人には(節約旅行者にとってですが)優しい特典満載の道でしたので、ご紹介させていただきたいと思います。

photo by 022おふじ

本題に入る前に「カミーノ巡礼」がどんなものかを簡単に説明します。

カミーノ巡礼とは、キリスト教の偉い人ヤコブ様の遺骸がスペインのサンティアゴデコンポステーラにある大聖堂に祀られているため、大昔からヨーロッパ全土から、そのサンティアゴデコンポステーラを目指してたくさんのキリスト教徒が巡礼旅行をしてきたらしいです。なのでエルサレム、ローマ、に並ぶ三大キリスト教の聖地なんだそうです。

ゴール地点はサンティアゴデコンポステーラ1箇所なのですが、スタート地点は北はフランスのバイヨンヌやサンジャンピエドポー東はヴァレンシア、南はマラガやセビージャ西はポルトガルのリスボンなど、ほぼスペイン全土に道が張り巡らされています。

キリスト教の聖地なので、もちろん宗教的な考えでこの道を歩く人もいますが、現在はキリスト教でなくても、目的もレジャーやスポーツ、健康のため、など宗教以外の理由で歩いても全然問題無し、逆に大歓迎らしいです!

ということは、僕らのような貧乏節約旅行者でも、大歓迎してくれるってことです。そして、巡礼者には様々な特典があるのです。

 

巡礼者になって、特典を受けるには?

photo by 022おふじ

巡礼者になるには、巡礼のスタート地点となる場所の観光案内所、もしくは巡礼事務所へ行きクレデンシャル(巡礼手帳)を発行してもらわなければなりません、巡礼者は宿泊施設やバーやレストラン、教会などでこのクレデンシャルにスタンプを集めていき、巡礼の証明とします。

 

最終的にサンティアゴデコンポステーラで巡礼証明証をもらうためには、最低徒歩で100km、自転車なら200km以上を歩かなければ行けません。ですが、途中で辞めても、何回かに別けて歩いても良いですし、日数制限もありませんので、旅に必要な期間だけ巡礼者になることが出来ます。

巡礼手帳を発行してもらえば、この後の紹介する様々な特典を受けることができます!

 

特典その1. スペイン国内の移動費無料!

photo by 022おふじ

当然のことながら、巡礼で許されている移動手段は、徒歩/自転車/馬もしくはロバだけです。移動費はなんと無料です!徒歩や自転車のメリットは好きな場所で休憩できて、気に入った場所があれば、その場所で宿泊することもできること、乗り物に乗っていては通り過ぎてしまうような小さな街も思う存分味わえます。

旅の満足度も徒歩に勝るものはないと僕は思います。とはいえ1日の移動距離は競歩やマラソン選手でも無い限り、20km〜40kmが限界ですので、どうしても時間はかかってしまいます。

 

特典その2.宿泊費が格安!

photo by 022おふじ

スペインの宿泊事情は、ユースホステルでさえ1泊25ユーロ(約3,000円)〜30ユーロ(3,600円)と頭が痛い値段です。しかし。巡礼者であれば巡礼路上に無数にあるアルベルゲと呼ばれる巡礼者用ドミトリー宿泊施設に宿泊できます。

私営/公営があり、値段は私営で8ユーロ(960円)〜15ユーロ(1 ,800円)公営なら5ユーロ〜12ユーロ(1,440円)また所々に寄付制という宿もあり、こちらは当然寄付なので値段は決まっておらず、ほんのわずかな料金でも泊めていただけることもあります。

 

うまく行程を考えて歩けば、寄付制の宿と、公営の宿だけを使って旅する事ができるので、宿泊費を大幅に削減できます。宿の設備ですが、中には古い建物もありますが、公営も私営も大差なく、快適に過ごせます。中には一般人では入る事は許され無いでだあろう、教会の屋根裏部屋だったり歴史的な建造物に宿泊できたりとても素敵な宿が多かったです。

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