英語のスピーチなんて難しくて聞き取れないと思う方、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。でも、そうでもないんです。
スピーチは一語一語はっきりと語りかけるように話すので、むしろ聞き取りやすいんです。特に自分の好きな女優だったり、興味がある話だったりすると何度も繰り返し聞いてしまいますよね。
そこで、英語初心者におすすめの素敵なスピーチをご紹介します。
“Stay hungry, stay foolish.”-スティーブ・ジョブズ
アップルの創始者である故スティーブ・ジョブズ、彼の生い立ちはけっして平穏ではありませんでした。大学院生であった未婚の母の子として生まれ、養子に出されます。
育ての親は労働者階級でしたが、必死に働いて彼を大学に入れます。しかし彼は半年で大学をやめてしまいました。そこが人生の新たなスタートとなります。
これはスタンフォード大学の卒業式で語られたジョブズのスピーチです。英語が苦手な方も耳を澄まして聞いてみてください。彼の言葉が響いてくるはずです。
“Yes,we can”-バラク・オバマ
オバマ大統領の有名なキャッチコピーといえば“Yes,we can.”でしたよね。アメリカに大旋風を巻き起こして大統領の座を手に入れたバラク・オバマ氏、彼のスピーチを聞いてみてください。
こうした政治家のスピーチは、はっきりと力強く話すことから、ビギナーにとっても聞き取りやすくなっています。
He For She-エマ・ワトソン
ハリーボッターでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンも、もうすっかり大人の女性です。UN WOMAN親善大使を務めている彼女はHe For She キャンペーンの一環の発表会でスピーチをしました。
女優としてさまざまな役をこなし、緊張なんて無縁のような感じがする彼女ですが、声が上ずっているのがお判りでしょうか。さすがの彼女も国連では緊張するんですね。ついつい聞き入ってしまいますね。
「問題は未来だ」―ビル・ゲイツ
ビル・ゲイツのハーバード大学での卒業講演です。ビル・ゲイツもまた大学を中退していました。そして、この日、名誉学士を授与され32年ぶりに大学を卒業しました。
今では巨大企業の創業者として有名なビル・ゲイツ、彼の言葉に「問題は未来だ。だから私は、過去を振り返らない。」という言葉があります。未来に向かってリスニング力を鍛えましょう。
「私たちが存在するための課題」―レオナルド・ディカプリオ
これは国連の気候サミットでのレオナルド・ディカプリオのスピーチです。ディカプリオは環境問題に関心を持ち、気候変動問題に取り組む国連平和大使でもあるのです。
この国で私たちが存在するための課題について演説しました。映画でもおなじみのディカプリオのスピーチは心にしみますね。