ライター
西嶋 結 ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

セブ島留学やマルタ留学が流行する今、次の留学先として多くの旅人が注目しているのがフィジー留学です。気になっている方も多いのではないでしょうか?

今回は、フィジーの語学学校「COLORS」の校長を務める永崎裕麻さんに、フィジー留学の費用やメリット、留学生に体験してほしいことをインタビューしてきました。

永崎さん自身、100カ国以上を旅し、14カ国で留学を経験されています。そんな永崎さんならではのアドバイス、必見です!

永崎裕麻さん

「旅・教育・自由・幸せ」を人生のキーワードとして生きる旅幸家。
2年2カ月間の世界一周後、世界幸福度ランキング1位(2014/2016/2017)のフィジー共和国へ2007年から移住し、現在12年目。ライフスタイルをアップデートする英語学校カラーズの校長 兼 CHO(Chief Happiness Officer/最高幸福責任者)。

100カ国を旅し、14カ国で留学した経験を活かし、内閣府国際交流事業「世界青年の船」「東南アジア青年の船」に日本ナショナル・リーダー/教育ファシリテーターとして参画。教育企画の立案、ライターとして「ハフィントンポスト(日本版)」「ライフハッカー」「クーリエ・ジャポン」などで執筆、「幸せに気づくコーチング」、「40歳定年」などの活動もしており、フィジーと日本を行き来するデュアル・ライフを実践中。
大阪府生まれ(1977)。神戸大学経営学部卒業。二児の父。
著書に「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」(いろは出版)。


――フィジー留学のメリットを教えてください。

フィジー留学の最大の特長が、地元の人たちとたっぷりコミュニケーションを取れること。ホームステイではもちろんのこと、フラット(注:寮)に入居するにしても、歩いているだけで地元民がすぐに話しかけてきてくれます。

僕は今まで、100カ国以上を旅してきました。その経験から、旅行者に興味がなく、話しかけてこない国と、お金目当てで旅行者に話しかけてくる国があると思っています。

フィジーは、そのどちらでもありません。地元の人がどんどん話しかけてきてくれるけれど、お金目当てではない。好奇心旺盛で、おしゃべりしたいから話しかけてくるんです。

だからフィジーにいると、たくさん英語を話します。英語教師との会話がバッティングセンターでの練習だとすると、地元の人との会話はリアルな試合。それぞれのいいとこ取りができるんですよね。

――COLORSでフィジー留学する場合、費用と期間はどのくらいですか?

期間の平均は8週間です。1週間の方もいれば、1年の方もいますよ。

費用は部屋タイプなどによって異なりますが、1ヶ月間、4人部屋だと15万円程度でしょうか。

――若者の判断軸は「コスパ」。正直、フィジー留学のコスパってどうですか?


photo by rui maeda

コスパいいと思いますよ。というのも、費用はフィリピン留学と変わらないにもかかわらず、日本から7000キロメートル離れた南太平洋で暮らせるから。しかも、留学生が年間2000人くらいしかいないレアな国。

僕は、マイナーなものほど自信につながりやすいと思っています。「フィジーに留学してた」と言うと、「それって国?」「どこにあるの?」と聞かれるはず。そんなレアな国に行き、暮らしたことがきっと自信につながります。

――自信をつけるための留学、ですね。

フィジー留学中は、時間がたっぷりあります。一方、日本にいると、バイトやサークルで時間を埋めることができてしまう。

だからこそ留学中は、新しい発見がたくさんあるはず。人って、時間を持て余すと、その時間を埋めるために創造的になって、やったことないことにチャレンジしてみたくなるもの。そのおもしろさに気づき、深掘りしてほしいですね。

ライター
西嶋 結 ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

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