日本の冬といえば、こたつにミカンといったイメージ。年末年始は家族で集まってゆっくり過ごしたり、せっかく長期の休みが取れるので海外旅行に行く人も多いかと思います。
みなさんは、海外ではどんなホリデーシーズンを過ごしているのか気になりませんか?それも寒い季節ではなく、暑い季節で過ごすホリデーシーズンは日本とは違うのか気になりませんか?
オーストラリアのシドニー、アメリカのハワイとフロリダの暑い3都市で数回ホリデーシーズンを過ごしてきた経験を通じて感じたことをご紹介したいと思います。
やっぱり違和感
photo by Jun Negishi
日本で過ごすクリスマス、大晦日、元旦はもちろん冬ですから寒いですよね。アメリカのハワイとフロリダは真夏のシーズンと比較しては涼しいのですが、それでも普通に暑いです。シドニーは南半球オーストラリアの都市なので季節は真夏です。
そんな暑い3都市でクリスマス、大晦日、元旦を過ごしてきましたが、違和感は拭えません。何度過ごしてもやっぱりなんか変だなと感じてしまいます。
クリスマスに関しては同じアメリカですが、ニューヨークで見るクリスマスツリーとフロリダで見るクリスマスツリーでは雰囲気が違います。やっぱり寒いニューヨークで見るほうが、ロマンチックのように感じます。2015年は数年振りにフロリダでクリスマスツリーやイルミネーションを鑑賞しましたが、やっぱり違和感を感じました。
個人的には、元旦にほとんど特別感がく普通の日のように感じました。
スタバで感じるホリデーの始まり
もちろん暑い都市に住んでいても、ホリデーシーズンはやって来ます。そして外国人もやっぱりホリデーシーズンが大好きです。
日本だと街中にイルミネーションが点灯され始めると、いよいよクリスマスという感じになります。もちろん暑い都市でもイルミネーションは点灯されます。欧米の場合、自分の家をイルミネーションする人も。
でも、もっと簡単にホリデーシーズンの到来を感じることができます。それは「スターバックス」。冬になると、クリスマス仕様の赤いカップが使われていますよね。アメリカでもスタバのカップが赤色になるとクリスマスがやって来たと感じるようです。
「スタバのカップが赤色になったよ。クリスマスだわ」と言っている人を多くみかけました。また、スタバでは「エッグノッグラテ」や「キャラメルブリュレラテ」など、この季節おなじみの限定のドリンクも発売されるので、みんな楽しみにしています。
クリスマスディナーの後はプール
なぜ日本と海外だとこんなにクリスマスの過ごし方が違うんでしょうか?日本では恋人と過ごすという風潮になっていますが、海外ではクリスマスは家族で過ごすのが当たり前です。
2015年のクリスマス当日はアメリカで働いていたのですが、アメリカ人の多くは休暇を取っていました。多くの人たちが飛行機で実家に帰って、家族と一緒に過ごすと言っていました。仕事で実家に帰れない人は、友人たちを呼んでクリスマスパーティー。
シドニーでは、知り合いの家にホームステイ。普段はあまり見かけない大学生のお兄さんもちゃんと家族で過ごすクリスマスディナーに参加していました。海外の家らしくプールがあったので、クリスマスディナーの後にプールで遊ぶという、暑い季節らしいクリスマスを過ごしました。