こんにちは。栃木県在住の山田です。
今回「栃木でやりたい100のこと」の記事執筆を仰せつかりました。
栃木県って何があるの?→ああ餃子。
こんなテンプレートな回答が返ってくること幾数回。
東京から栃木に出て、栃木に愛着が湧いてきた今日この頃ですが、そのような言葉が飛び交うたびに、「県の魅力度ランキング」という表が脳裏に浮かびます。
「最下位常連の栃木県に100個もやりたいことなんてあるのでしょうか?」――――引き受けたものの、そんな疑問が私の頭をよぎってしまったことをここに告白します。
栃木にはステキなところがいっぱいあります。今回この記事を執筆していて改めてそのことに気がつきました。100個なんて言わず、思いつくままに栃木の魅力を書き綴ってみました。
この記事にたどりついたということは予定があるのかなんなのか、いずれにせよ栃木県に興味があるのでは。これを読み終わったとき、あなたはもう栃木に行きたくてウズウズしているはずです。
見出し
- 1栃木のグルメを味わう
- 1.1餃子は宇都宮駅前ではなく「餃子ストリート」で食べてみる
- 1.2大田原自慢「唐辛子グルメ」に悶える
- 1.3日光駅前で「揚げゆばまんじゅう」を食べ歩きする
- 1.4他にも、栃木のグルメを味わう方法
- 2栃木の穴場スポットを訪れる
- 2.12両編成のローカル線、烏山線で途中下車してみる
- 2.2島崎酒造(東力士)のどうくつ酒蔵で異世界体験
- 2.3蔵の街・栃木市でのんびり川下り
- 2.4他に、栃木の穴場を観光するなら
- 3栃木で自然を満喫する
- 3.1年に一度の「ヨシ焼き」で3300ヘクタールの火の海に驚く
- 3.2大量の竹林のある「若竹の杜」の中でコーヒーを飲む
- 3.3スッカン沢で秘境を探検する
- 3.4他に、栃木の自然を満喫する方法
- 4 栃木のおしゃれスポットを満喫する
- 4.1 那須ペニーレイン本店でビートルズグッズとパンを買う
- 4.2カクテルカーニバルに参加しておしゃれなカクテルを堪能する
- 4.3フルーツダイニング8010でインスタ映えなとちおとめフルーツサンドを食べる
- 4.4栃木のおしゃれスポット、もうちょいあります
- 5栃木でユニークなデートをする
- 5.1大田原市で農泊デート
- 5.2那須アルパカ牧場で400頭のアルパカちゃんに囲まれる
- 5.3東武ワールドスクウェアで世界一周デート
- 5.4他に、栃木でデートするならこんな体験
- 6栃木の夜を観光する
- 6.1ジャズの街・宇都宮のジャズバーでジャズの生演奏を聴く
- 6.2冬の平家の里でライトアップされたかまくらを見る
- 6.3栃木県で唯一の常設プロジェクションマッピングを見にさくら市へ行く
- 6.4他に、栃木の夜を楽しむ方法
- 7栃木の温泉でゆったりする
- 7.1カオスな温泉「ピラミッド温泉」で瞑想してみる
- 7.2大木を切り抜いた一人用露天風呂を独り占め
- 7.3 足湯カフェで鬼怒川を見ながらおしゃれにあったまる
- 7.4 他にも、栃木の温泉でゆったりする方法
- 8栃木らしいお土産を買う
- 8.1餃子じゃなくて餃子にあうラー油を買う
- 8.2BEAMS×UTSUNOMIYA 丹波屋栃木銘店のおしゃれなグッズを買う
- 8.3取引先や会社へのお土産に那須御用邸のチーズケーキを選ぶ
- 8.4栃木らしいおみやげ、まだまだあります
- 9最後に
栃木のグルメを味わう
餃子は宇都宮駅前ではなく「餃子ストリート」で食べてみる
photo by Truthiness
宇都宮といえば餃子!都内から1時間半くらいで着けちゃう宇都宮ですが、駅を降りたら目の前に餃子屋さんがたくさん。「着いたー!おっさすが宇都宮だ。餃子食べよう!」なんて焦って駅前で食べないでください。
焦らないで。落ち着いてこの言葉を思い出して下さい――「2018年に新たに命名された『餃子ストリート』で餃子を食べる」――。
宇都宮の中心地には餃子ストリートと呼ばれる通りがあります。有名な餃子専門店「みんみん本店」「正嗣宮島本店」「豚嘻嘻(とんきっき)本店」「悟空」「餃子のキャロル」など5店舗が密集している通りです。さすがの人気店、週末のお昼になると長蛇の列です。
並んでいたらお持ち帰りもできるという裏技を伝授します。たくさん持ち帰りして、近くのベンチに腰掛けて、有名店の餃子を食べ比べてみてください。
・名称:宇都宮餃子ストリート
・住所:栃木県宇都宮市馬場通り4丁目2−3
・営業時間:店舗による
・定休日:店舗による
大田原自慢「唐辛子グルメ」に悶える
photo by titanium22
栃木県大田原市は唐辛子の名産地なんです。とうがらしフェスタというものも開催される街です。たくさんのお店に辛いメニューがあったり、お土産が売っていたりします。
知るひとぞ知る激辛の街。そんな中でも人気の激辛店をご紹介しましょう。「中国料理 応竜」。マジで辛い。下のリンクからメニューをご覧ください。
もう店内が辛い(?)。けどやめられない。それが激辛好きの哀しい性。激辛好きを自負する方は、ここだけでも栃木に来る価値があると思います。是非に!
・名称:中国料理 応竜
・住所:栃木県大田原市城山2-2-12
・営業時間:AM11:00~PM2:30 / PM5:00~PM9:00
・定休日:毎週火曜日
・電話番号:0287-22-2801
・公式サイトURL:https://tabelog.com/tochigi/A0905/A090501/9010431
日光駅前で「揚げゆばまんじゅう」を食べ歩きする
photo by yamadayuki
日光駅を降りてすぐそばのところにポツンとある「さかえや」。ここの店前で売っているあげゆば饅頭がとんでもなく美味しい、私の栃木食べ歩きライフの中でも一番美味しいお菓子です!外はほんのりしょっぱくてサックサク。中はあんこがたくさん入っていて甘くて。ゆばが名物の日光ならではの商品です。
ゆばあげ饅頭など似たような商品も所々でみかけますが、この「あげゆば饅頭」は、さかえやが独自開発した商品なんだそうです。日光に行く機会があると必ず一つは買って帰ります。
東照宮や中禅寺湖に行くためのバスが出るのはここの前。バスが来る前に急いで買いましょう!
・名称:さかえや
・住所:栃木県日光市松原町10-1
・営業時間:9:30~18:30
・定休日:不定休
・電話番号:0288-54-1528
・公式サイトURL:https://tabelog.com/tochigi/A0903/A090301/9003450/
他にも、栃木のグルメを味わう方法
・B級グルメ「高根沢焼きちゃんぽん」で地元の味を味わう
・上三川にある真っ黒な「黒チャーハン」
・耳が入ってる!?佐野市の「耳うどん」
・益子にある「ビルマ汁」で夏野菜を味わう
・那須塩原なら「スープ入り焼きそば」
・生姜ミュージアムで生姜グルメにチャレンジ
・八溝そば街道でそばを味わい尽くす
・真岡市にある「スカイベリーのかき氷タワー」を食べて一休みする
・年間3000頭しか認定されないとちぎ和牛をいただく
・佐野市のいもフライを食べ歩く
・小山の銘酒「鳳凰美田」を飲む
栃木の穴場スポットを訪れる
2両編成のローカル線、烏山線で途中下車してみる
photo by 羨堯 陳
栃木の何にもないスポットを紹介します。何もないのは悪いことではないです。今回紹介するのは栃木のローカル線烏山線。
2両編成のローカル線に揺られて、田園風景を眺める時間はとても贅沢。途中で降りて自然の中を走る列車の写真をパチリ。
烏山線は全部で8駅。高根沢町と那須烏山市を結びます。「滝駅」というなんともシンプルな名前の駅で降りると龍門の滝という滝があります。実は何にもなくはない。ただ注意点としては、一度降りると次電車がくるのは何時間後になるか……。時刻表の確認をお勧めします。
交通ICも利用できませんよ。それもまた一興です。
島崎酒造(東力士)のどうくつ酒蔵で異世界体験
photo by LEV霜
東力士という銘酒を作っている島崎酒造。その酒蔵があるのは、なんと第二次世界大戦末期に戦車を製造するために建造された地下工場跡。洞窟の長さは600mにもなっており、なんと全て手掘り。それだけでもすごいです。
しかし歴史を聞くとさらにすごい。なんでも島崎酒造の会長が洞窟採掘に動員された記憶から、使われていなかったこの洞窟を再発見し、酒蔵として利用し始めたそうです。
4~11月の間の土日祝、GW、お盆は無料で酒蔵見学ができます。試飲やお土産購入もできるので、東力士ファンは必見です。
・名称:島崎酒造のどうくつ酒蔵
・住所:栃木県那須烏山市神長
・営業時間:4月〜11月の土曜日・日曜日・祝日午前10:00〜16:00
・定休日:月・火・水・木・金曜日
・電話番号:0287-83-1221
・料金:無料
・公式サイトURL:http://www.azumarikishi.co.jp/
蔵の街・栃木市でのんびり川下り
蔵の街栃木市は江戸時代を思わせる風景が残っている街。映画やドラマ、CMで何度も利用されている街です。
そんな栃木市には巴波川(うずまがわ)という川が流れており、そこを遊覧船に乗って移動することができます。船頭さんが栃木市や町並みの歴史について解説してくれたり、船頭歌を歌ってくれたりします。
栃木市の中心は蔵の街の雰囲気を残しており、川下りだけでなく、おしゃれな古民家風カフェやお土産を見て回っても楽しいところです。中でも、3〜5月には、うずまの鯉のぼりと称し、1,000匹を越す鯉のぼりが現れ、舟はその下を通ることができます。まさにインスタ映え。
行くならば鯉のぼりの時期がオススメ!下から見上げる鯉のぼりは圧巻です!
・名称:蔵の街遊覧船
・住所:〒328-0037 栃木県栃木市倭町2-6 蔵の街遊覧船待合処
・営業時間:3月〜11月10:00〜16:00(最終受付 15:50)/12月~2月10:00~15:00(最終受付 14:50)
・定休日:年末年始(12月28日から翌年1月3日まで)、荒天時
・電話番号:0282-23-2003
・料金:大人(中学生以上)700円、小学生500円 、幼児無料、障がい者100円引き、10名以上団体100円引き、ペット100円
・公式サイトURL:http://www.k-yuransen.com/#top
他に、栃木の穴場を観光するなら
・アジアンバザールで現地価格のグッズを購入
・岩下の新生姜ミュージアムで生姜になってみる
・那須塩原にある謎の「創作仮面館」を覗いてみる
・大人の休日倶楽部のCMロケ地「雲巌寺」で吉永小百合のまねをする
・日本で一つ「那須戦争博物館」で歴史を学ぶ
・足尾銅山でトロッコに乗る
・壬生町で原寸大ガンダムに圧倒される
栃木で自然を満喫する
年に一度の「ヨシ焼き」で3300ヘクタールの火の海に驚く
photo by colovin86
「ヨシ焼き」をご存知でしょうか?
ヨシ焼きとは、遊水地の環境の保全や病害虫駆除を目的に、広大な渡良瀬遊水地へ火を入れる行為。「野焼き」と言った方がわかりやすいかもしれませんが、渡良瀬遊水地ではヨシが多いため「ヨシ焼き」といわれています。火が入り、一面が炎に包まれます。近年ではカメラマンたちが多く訪れており、自然のパワーを感じられる風物詩になっています。
服装は汚れてもいい格好で行くことを推奨します。なぜならあたり一帯のお家には洗濯物を干さないようにと注意喚起の放送が入るほど炭が舞うから。真っ白なTシャツで行ってどのくらい汚れるか試して見ても逆に面白いかもしれません。
ファイヤーを感じたい方にオススメのイベントです。
大量の竹林のある「若竹の杜」の中でコーヒーを飲む
photo by yamadayuki
竹林といえば、京都の嵯峨野や神奈川の報国寺をイメージする方が多いかもしれません。
しかし栃木には、自然な形で残っている広大な竹林「若竹の杜」があります。椎名林檎のPV撮影や、るろうに剣心の映画撮影など多くのロケ地に選ばれた場所です。本当に見渡す限り自然の竹竹竹。ずーっと竹です。
街灯代わりのランプも竹をくり抜かれて作ってあります。夜のライトアップが行われている時期に行くと、提灯を貸してくれます。なんだか肝試しみたいだけれど、おしゃれですごく楽しいですよ。
独特の雰囲気を持つ若竹の杜。ひっそりとコーヒーショップがあったりもしますので、涼しげな自然の中でゆっくりお茶をしてはどうでしょうか?
・名称:若竹の杜 若山農場
・住所:320-0075 栃木県宇都宮市宝木本町2018
・営業時間:9:00~日没(金~日及び祝日は、日没から21:00までライトアップ)・入場料:大人500円、4~12歳250円、3歳以下無料(夜間ライトアップは、ランタン貸出料含み大人+500円、4~12歳+250円)
・公式サイトURL:https://j-wakayamafarm.amebaownd.com
スッカン沢で秘境を探検する
photo by 阪口 幸雄
今ふつふつと話題になっている那須塩原の自然スポットが「スッカン沢」。まだまだ人の手が入っておらず、自然の景色を楽しむことができます。
「屋久島」や『もののけ姫』の世界に迷い込んだかのような空間は多くの写真家を引き寄せ、インスタグラムでもよく目にするようになりました。
スッカン沢には「雄飛の滝」をはじめとして多くの滝があります。見る角度、歩くポイントによって様々な顔を見せるのが、自然の素晴らしいところだと思います。
ぜひまだまだ開拓されていないスッカン沢を探検してみて、自分ならではの楽しみ方を見つけてみてはどうでしょう?ただし迷子にはならないように!
他に、栃木の自然を満喫する方法
・小山市で田んぼアートを鑑賞
・出流山満願寺で坐禅・滝行体験
・夏でも10℃以下!大谷石で囲まれた大谷資料館でひんやり休む
・矢板市でブルーの滝壺を目指してトレッキング
・紅葉は中禅寺湖でリッチに遊覧船に乗ってみる
・真岡りす村でりすと戯れてみる
・龍門の滝でサケの遡上を目撃
・星ふる学校「くまの木」で小学生時代を思い出す
・真岡で菜の花畑を走るSLを写真に収める
・天平の丘公園の八重桜でお花見
・ローブウェイに乗って「那須連峰」の上へ行く
・尚仁沢湧水群で日本一の名水を味わう