塩のホテルから絶壁ホテルまで…南米で泊まりたいホテル6選

世界一周から帰国して早4年が経過しました。おかげさまで旅大学に出る機会もあり、交流会でよく話すのが「南米大陸が一番面白かった！」ということ。南米の国全てをまわったわけではないのですが、日本では見れないような絶景、底抜けに明るい国の人々との出会いがあり、一番刺激的だった大陸かなと個人的に思っています。

泊まっていた宿は基本的にドミトリーが多かったので、次に行けたらこんな場所に泊まってみたい〜！という場所を、旅のヒントにもなる書籍「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」から一部抜粋してご紹介します。

もう一度訪れたい宿No1「サンドラの家」/ペルー

photo by Misaki Naka

いきなりもう一度訪れたい場所ですみません。だって、圧倒的にまた泊まりたい宿なんです。ここはペルー世界遺産の街アレキパにある「サンドラの家」。元々アレキパという地名は聞いたことがなく行く予定ではなかったのですが、旅人の口コミから「サンドラが作ってくれるご飯はめちゃくちゃ美味しい！」と聞き、行くことを決めました。これが行って大正解！

上の写真は「アヒデガジーナ」という伝統的なペルー料理です。ペルー料理って訪れるまでは未知でしたが日本人が好きそうな味付けが多かったなぁという印象です。

photo by Misaki Naka

サンドラママは日本語が話せるわけではありませんが、訪れた旅人のことを覚えていて宿に置いてある旅のノートを見ながら、「この子はこういう子でね〜」と一人一人のエピソードを話してくれました。

「穏やかな性格と、何でも好き嫌いせずによく食べる日本人だけがいい」ということで、日本人だけが泊まれる宿なのです。サンドラの家はママのご飯だけではなく、人の優しさにも触れられる場所でした。

「塩のホテル」に泊まって塩のベッドで寝てみたい/ボリビア

　photo by Maki Hosaka

まだまだ旅人に人気のある場所ウユニ塩湖。360度鏡張りになる絶景を求めて多くの旅人たちが憧れる場所なのですが、雨が降らず水が張っていなかったら一面真っ白な光景が広がる塩湖地帯なのです。

そんなウユニ塩湖にはこの場所ならではのホテルがあります。それは、全てが塩でできた「塩のホテル」。壁、椅子や机、ベッドまでが塩でできたホテルが塩湖沿いに数件存在しています。もっとも歴史があるのが「パラシオ・デ・サル」、景色の良さなら「ルナ・サラダ」、快適を求めるならいちばん新しい「クリスタル・サマーニャ」へ。

心配性はなかなか眠れなさそうな「絶壁ホテル」/ペルー

すごい場所にホテルがある…！ここは「The Skylodge Adventure Suites（ザ・スカイロッジ・アドヴェンチャー・スイート）」というガラス張りのシェルター型ロッジ。

宿泊場所もさることながら、チェックインするにはこの絶壁をクライミングして行かなければなりません。荷物どうすんの？何かあったら保険でカバーできるの？など色々考えてしまいましたが、動画を見ていると滞在自体は不便なさそう。

目の間には広大な自然の絶景、夜には満点の星を眺めながら就寝できます。（いざ行ってみると崩れ落ちないか心配で眠れなさそうと思っている）

ユニークなホテルはチェックアウト後も手を抜きません。動画をみていただくとわかる通り、最後はジップラインで一気に下まで降りるんです。これは気持ち良さそうだ。