大都市東京にも残る廃墟。高層ビルが立ち並ぶ中にも静かに佇む廃墟は神秘的にも見えます。そんな廃墟の魅力に気づいた旅するメガネが今回は東京の行ける廃墟を紹介します!
今週末はいつもとちょっと違う休日になると思います。
台東区立下谷小学校
下谷小学校は現在閉校しており、台東区役所の職員クラブなどによって利用されているため厳密にいうと廃墟ではありません。
ここは上野駅から近く、誰でも気軽に行ける東京の廃墟と言ってもいいぐらい気軽に行けます!建物全体にツタがびっしりと絡み、外壁の老朽化もいい具合に進んでいて立派な廃墟感が漂っています。
米軍府中基地跡
この廃墟は現在、跡地の全体をフェンスで囲われていおり、中に入ることはできません。しかし、その周囲を歩くことは可能です!
米軍府中基地跡は府中駅から近く、府中の森公園も隣なので散歩に行くにはちょうどいい廃墟になります。
東京の街のど真ん中にある廃墟では、かなり大きな規模なので複数の廃墟感溢れる写真が撮れるのでオススメです!
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浅川地下壕
浅川地下壕は東京の廃墟の中でも珍しく見学ができます!
ここは戦時中に掘られた巨大な地下壕で、戦争遺跡として保存にも動いている歴史ある場所になります。
太平洋戦争後期中島飛行機武蔵製作所の疎開工場として使用された。坑道や地下壕は京王高尾線脇の「イ地区」、三和団地下の「ロ地区」、八王子市立浅川中学校南側の「ハ地区」の3地区に分かれて存在している。総延長は10キロメートル以上とされる。現在は「イ地区」のみ月一回公開している。参照:Wikipedia
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峰集落
西多摩の鴻ノ巣駅が最寄駅の廃村です。ここは当時、いくつかの集落があったらしく廃墟が点々と森の中にあるのが特長です。
正規の山道から少し入った所にあり、夕方にはもう真っ暗になってしまうので要注意です!行くまでが一苦労なので、廃墟が好きじゃないとまず行く機会がないと思います。
豊洲駅 近くの廃線
ららぽーとも近い豊洲にある廃線です。晴海橋のすぐ横にかかる鉄橋で、当時を知らない人が見ても鉄道の跡だと分かります!
タワーマンショやビルが並ぶ中に明らかに古い鉄橋があるのがなんとも不思議なスポットです!勝どき、月島なども近いのでちょっと足を伸ばして行くのもいいと思います!
旧日立航空機株式会社変電所
photo by pixta
「旧日立航空機株式会社変電所」は市の指定文化財になっているためこちらも廃墟ではありませんが、戦争時の生々しい爆風のあとが壁に残っています。
日程は限られていますが一般公開もしており、毎月第2日曜日に変電所を見ることができます!
詳細はこちら→戦災遺跡 東大和市指定文化財 旧日立航空機株式会社変電所 – 東大和市公式ホームページ
姿を消す、廃墟…
紹介した廃墟は東京オリンピックに向けた再開発で取り壊されたり、歴史的な保護という形でまったく見られなく可能性もあるので気になった方は早めに行くことをオススメします。