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永野 桃 TABIPPO編集部 / フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

こんにちは!元旅行会社社員の桃(@XxPeach)です。旅行会社といえばH.I.SやJTBを思い浮かべがちですが、私がライターになる前に働いていたのは、30〜40人程度の小さな旅行会社。大手で働く様子と中小企業で働く様子は同じ旅行会社でも大きく異なります。

そこで今回は中小企業の旅行会社で働くとは、どういうことなのかをご紹介します。

*編集部追記
2018年8月公開の記事に加筆しました。

1年目も10年目も30年目も同じフィールド


photo by pixta

中小旅行会社は少人数先鋭のところが多く、1年目から先輩の見よう見まねで仕事を始めます。半年も経つとだんだん慣れてきて目標予算を達成するようになってきますが、その頃には1年目も10年目も30年目もやることは変わりません。

ベテランになればなるほど要領が良かったり、スピーディでミスが少ないことはありますが、1年目も業務に慣れてくればどんどん成績を伸ばすことは可能です。

そして同じフィールドにベテランのスタッフがいるということは、ライバルも必然的に先輩に。負けず嫌いの人はどんどん上を目指すことができるので、良い刺激になるでしょう。

1から10までほぼすべてを任せられる


photo by pixta

小さい会社になればなるほど役割分担やエリア分けはほとんどなく、「1年目だからここまでの業務しかできない」という縛りがほぼありません。

大手の旅行会社に就職した友人によれば、「一年目は国内旅行、二年目はアジア、三年目以降はヨーロッパと段階を踏まないといけない」と決まっているそうです。

私は中小企業だったので、入社1ヶ月で一般的に難しいと言われるギリシャの島々の周遊旅行にチャレンジしていました。

 

縛りがないということは挑戦できる環境があるのには変わりませんが、結果を出すも出さぬもすべては実力次第。なんでもチャレンジしてみたいという方にはぴったりかもしれません。

一人ひとりの責任が重い

入社半年も経つと、個人に与えられる月間目標予算も、先輩とほぼ変わらなくなってきます。

中小旅行会社は人数が少ないので、必然的に一人ひとりが大きな金額を目標として与えられることが多く、さらに一人ひとりがその目標に達しないと直接経営にダメージを与えてしまうこともあります。

 

与えられた目標予算をしっかり確認しながら、責任を持って予約を取っていきますが、体調管理はとても重要です。

非常にプレッシャーではありましたが、私は日々の気分によって予約が取れそうな日とそうでない日とあったので、自分の心と相談しながらあまり数字は気にせず、楽しく業務を行なっていました。

結果、自分を追い込まなかったおかげで、在籍中は目標を下回ることは一度もありませんでした。自分をよく知りコントロールすることがとても大切です。

知識が丸ごと仕事に反映する


photo by pixta

中小旅行会社の良いところは、現存のツアーでもスタッフとお客様のやり取りの間でツアーのアレンジが効くこと。例えばオプショナルツアーを追加したり、飛行機を変更してみたり。

もちろんその提案をしてお客様に選んでもらうことが大切なので、これには説得力のある知識が必要です。

たとえば資料を読み込んでみる、統計やランキングを出して話をする、体験談を伝えるなど。どんな情報がお客様に取って選んでもらうきっかけになるのか、持っている知識をフル活用しながら話を進めていきます。

 

たとえ実際に足を運んだことがない地域でも、人気の地域は観光名所やグルメ、話題のスポットなどは常に頭に入っている状態にしておくことを意識します。知識がないと何もアレンジをせずそのままの予約となり、ネットで旅行を注文するのと変わりません。

なぜインターネットの向こう側に旅行会社社員がいるのかを考えて、いつも行動するようにすることが大切だと感じていました。

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永野 桃 TABIPPO編集部 / フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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