ライター
五月女 菜穂 ライター/株式会社kimama代表取締役

1988年、東京都生まれ。横浜市在住。1児の母。 大学卒業後、朝日新聞社に入社。新聞記者として幅広く取材経験を積む。2016年に独立し、ウェブや紙問わず、取材・執筆・編集・撮影を行う。22年4月、合同会社アットワールドを起業し、旅好きのフリーランスが集まるコミュニティ「@world」を運営。23年5月、編集プロダクションの株式会社kimamaを創業。世界一周経験者で、渡航歴は45カ国超。

こんにちは、ライターの五月女です。

2018年3月15日。世界を旅した旅人のための就職・転職支援サービス「旅人採用」がリリースされました。

旅人たちの中で、大きな反響を呼んだこのサービス。

私自身も、世界一周の旅を経験しているので、「こんなサービスが昔からあったら良かった!」と、心が踊りました。

旅人採用では、海外経験者であるキャリアカウンセラーが、旅人と同じ目線で、1人1人の個性にあった仕事選びを全力でサポートしていきます。世界を旅したという貴重な経験を認めてくれる企業様と、世界を旅したという貴重な経験をお持ちの旅人をつなぐ、これまでになかった新しい就職・転職支援です。

「旅の経験が活きる社会を創る」ことを目指して、株式会社TABIPPOと株式会社アプリが共同で運営している、このサービス。

現在、そんなできたてほやほやの「旅人採用」で、一緒に働く仲間を探しています。

今回は、サービスの立ち上げに携わる4人のメンバーに、熱い思いや体験談などを聞いてみました。

▼今回話を聞いた4名はこちら
清水 直哉 |株式会社TABIPPO 代表取締役
平野 嵐|株式会社TABIPPO
田村 彰康|株式会社アプリ
柏田 滉太|株式会社アプリ

 

旅で人生が豊かになる仕組みを創る。

清水 直哉(しみず・なおや) 株式会社TABIPPO創業者・代表取締役社長。東京学芸大学にてサッカー漬けの日々を送るが、人生に悩み、世界一周の旅へ。 旅で出会った仲間とTABIPPOを立ち上げる。 卒業後はWEB広告代理店の株式会社オプトへ入社。最年少マネージャーの経験などを経て2013年11月に退職。2014年4月株式会社TABIPPO設立。夢は「やりたいことを、やりたいだけ、やりたい場所で、やりたい時に、やりたい仲間と、やり続けること」。

 

−−旅人採用のリリース、おめでとうございます。すごい反響でしたね。

清水:ありがとうございます。はい、僕らもこんなに反響があるとは思わないくらい、想像以上の反響でした。おかげさまで、リリースをしてからは毎日忙しい日々を送っていますが、旅好きな僕らの周りにいる人達がポジティブなフィードバックをたくさんくれたことは、心から嬉しかったですね。

平野:僕も、たくさんの旅好きな人たちから嬉しい連絡をもらえました。サービスを立ち上げるのって、大変なことばかりですが、こういう生の声が聞けると嬉しいですね。

▼旅人採用の公式WEBサイトはこちら
http://tabibito-saiyo.com/

−−では、「旅人採用」がリリースされた経緯を教えてください。

清水:僕らTABIPPOは団体として立ち上がって8年。法人として起業をして4年が経ったのですが、今まではずっと「若者が旅する文化を創る」というひとつのミッションを掲げていました。そうして、事業も大きく拡大していく中で、数多くの若者が世界中へ旅立ちましたし、ある一定の成果は出てきたのではないかと思っています。ただ、活動をしていく中であるひとつの課題が見えてきたところでした。

−−どんな課題でしょう?

清水:それは、世界中を旅して帰国した若者たちが、その経験を活かせる人生を送れる仕組みが、いまの日本には無いことです。その結果、僕のように世界一周の旅を経験した若者たちは、広まった視野や価値観の行き場を失い、結果として帰国後の人生に悩んでしまいます。

そんな現状をどうにかしたいと思って、数年前から新規事業として「旅人の就職・転職」を支援するサービスを構想していました。僕らが新しく仕組みを創ることで、旅の経験を社会で活かせるようにしよう、そして仕事が不安だから旅をすることができないという状況を変えていこうと。

僕らの会社の理念の1つに「旅で人生が豊かになる仕組みを創る」というものがあるのですが、まさにそれをこの旅人採用で実現したいなと思っています。

田村:そんな中で、僕らアプリ社と出会ったのが、およそ2年前ですよね?

清水:はい、そうです。TABIPPOが2015年9月に観光庁が主催する「若者旅行を応援する取組表彰」で奨励賞を受賞したことがありまして、それを知った株式会社アプリの庄子潔社長がオフィスに遊びに来てくれたことが始まりですね。

企業として目指す方向は基本的に一緒でした。若者にフォーカスして、僕らTABIPPOは「旅」、アプリは「リゾートバイト」や「留学」、「ワーキングホリデー」という形で、若者のチャレンジを応援している。ベースの価値観やスタンス、社内の雰囲気や文化もマッチして、共感しました。

本格的に動いたのはそこからおよそ1年後です。TABIPPOを立ち上げてからずっとやりたかった旅人に特化した人材系サービスをアプリと一緒に始めることになりました。

「若者のチャレンジを応援したい」という共通の思い

田村 彰康(たむら・あきやす)  株式会社アプリ旅人人材サービスプロジェクトリーダー。大阪出身のアウトドア派の30歳。学生時代から頻繁にヒッチハイクで国内を旅する。25歳の時、初めての海外へ!この初海外が世界一周という怖いもの知らず。海外から帰国後は、リゾートバイトや留学支援をする株式会社アプリに勤務。

 

田村:僕は、24歳の時にアプリ社のサービスを通して、北海道でリゾートバイトを経験しました。その時、リゾートバイトで出会った人達に刺激を受け、昔からの夢だった世界一周が現実的になってきました。そして、25歳の時に初めての海外で世界一周の旅に出ました。

−−リゾートバイトも、世界一周も経験しているのですね。

田村:はい。そのリゾートバイトや、世界一周の旅で、貴重な経験をたくさん積み、帰国後すぐにアプリに入社しました。

アプリでは一年に一度、新規事業の社内公募があります。毎年、エントリーしていたのですが、入社以来ずっと、『旅や海外に関わる事業』をずっと提案してきました。その中で、実は3年以上も前からTABIPPOと組みたいと思っていたのです。その後2017年の夏頃に、本格的にTABIPPOとアプリがタッグを組んで、旅好きな人のキャリアサポートをしようと話が持ち上がり、それを聞いた瞬間に「僕がやりたいです!」と立候補をして、こうしていまはプロジェクトリーダーをしてます。

弊社としてもサービスを多角化したい時期でしたし、経営層が若い頃に40か国ほど海外を回った経験を持つ者でして、理解があったんですね。社長の庄子は高校を卒業後に2年間アメリカに留学をしていますし、取締役の山本は20年以上も前に世界一周の旅をしているバックパッカーです。

清水:庄子社長も面白い経歴ですが、山本さんも、20年以上前にウユニ塩湖とかを訪れているのがすごいですよね。その時代にウユニ塩湖なんて知ってる人、ほとんどいなかったはずなので(笑)

−−経営層が旅人だったんですね。

田村:はい。社長の庄子も高校を卒業後、音楽好きが高じて2年間アメリカへ留学していました。帰国後、とにかく仕事をしなければという想いで、とりあえず派遣スタッフとして工場内作業で勤務するのですが、社会に対していきがっていた自分に対して、派遣元の社員が毎週のように訪ねてきて、声をかけてもらったりとサポートをしてもらったそうで。その時に感じた感謝の気持ちが、今の社長の原体験としてあり、人材業界に興味を持つようになったようです。

その後、リゾート地に特化した派遣、リゾートバイトの会社アプリ設立しました。

清水:僕たちTABIPPOも創業メンバーは全員が世界一周をしていますし、社員のほとんどが世界一周経験者という旅好きが集まった会社です。そういう意味で、庄子社長率いるアプリと共通する部分も大きかったのかなと思います。

 

「旅」をキャリアとして認められる世の中にしたい

平野 嵐(ひらの・あらし) 株式会社TABIPPOでキャリア事業を担当。和歌山県和歌山市出身。潔癖・偏食・人見知りの、旅に向いてなさすぎるバックパッカー。20歳の時に旅にハマり、フィリピン留学や世界一周のひとり旅を学生時代に経験。これまでに30カ国を旅した。大学卒業後は京都の専門商社に勤めていたが退職し、インターンとして働いていたTABIPPOに入社。

 

−−改めて「旅人採用」とはどのようなサービスなのですか?

平野:世界を旅した旅人のための就職・転職支援サービスです。僕らは、旅の経験もキャリアとして当たり前のように認められるようにしたいと本気で思っています。

例えば、海外留学をした経験は就職活動で有利と言われていた時代があるのですが、そこに世界中を旅した経験を加わえたい。旅人としての経験がキャリアとして広く認められ、企業側にその価値が伝わるように、旅人と企業をマッチングしていくのが、この旅人採用です。


(旅人採用のサービスは3/16にリリースされた)

−−熱い思いを感じます。平野さんはなぜこのサービスに携わっているのですか?

平野僕、就活に失敗しているんです。

最初に内定をもらった京都の専門商社にとりあえず入社したんですが、年功序列だしお堅い業界だし、全然合わなくて。1年で辞めました。そして東京に来て転職活動をしているなかで、この旅人採用に出会いました。

僕自身、二十歳の冬に友達に誘われてTABIPPOのイベントに参加したことをきっかけに、学生時代、たくさん旅をした経験があります。潔癖性で偏食で人見知りなのに、フィリピンのセブ島で3か月留学、その後、世界一周2か月半の旅に出たんです。

清水:あらし(平野)は本当に偏食すぎて、日本でも何も食べられません。よく世界一周できたなぁって今でも思います(笑)

平野:自分でも、よく頑張れたなと思ってますよ(笑)でも、こんな僕でも世界一周の旅をすることができましたし、今ではその経験を活かしてこうやって事業の立ち上げをしています。

世界一周した当時は、旅の経験がキャリアになるなんて思っていなかったし、正直就活も何も考えず適当にやっていました。僕と同じような悩みを抱えている人を助けてあげたいなと思って、旅人採用のサービスに関わっています。

清水:あらし(平野)の例はいい例ですよね。これまで様々な事業を通じて「旅っていいよ」と話をして、たくさんの若い人たちを旅に出させたけれど、帰ってきた後の人生があるじゃないですか。旅をするいいところは、選択肢や視野が広がるところだったと思うんですが、その後、旅人たちが正しく歩んでいける仕組みがあんまりないんです。

旅に行くのは逃げじゃないと伝えたい。旅に出た人が帰ってきた時に、きちんと就活できるような仕組みがないだけなんです。今回の旅人採用を通じて、旅がキャリアとして認められるような世の中の雰囲気を作っていきたいです。

田村:旅や留学・ワーホリなど海外経験者はまだまだネガティブに、マイナス要素として考えられがちなんです。その壁をぶっ壊しにいきたいなと思っています。もっともっと広く旅人の価値を認められたいようにしていきたい。

清水:ここまで働き方が多様になった社会で、旅の経験をどう活かすかを考えることが大切だと思っています。活かし方はいろいろありますしね。

柏田 滉太(かしわだ・こうた) 株式会社アプリ旅人人材サービスのメンバー。27歳、福岡県出身の九州男児。大学2年時に初の海外、アメリカへ。海外の楽しさを知る一方、英語が話せない悔しさ知り、アメリカ留学を決意。現在もTOEIC900点台を保持。東南アジア一人旅しつつTABIPPOにて2年間、旅の良さを拡める活動に従事。新卒入社の大手WEB広告代理店を経て、株式会社アプリへ入社した。

 

−−柏田さんはなぜこのサービスに関わっているのですか?

柏田:就活を理由に海外経験を諦めてしまう友人が多く、違和感を感じたからです。

僕自身は、大学2年生の時に、学校のプログラムを利用してアメリカに短期留学をしたのですが、お世話になったホストファミリーに英語で思うように感謝の気持ちを伝えられず… 悔しい思いをしたことが僕のはじめての海外経験です。帰国後、その悔しさをバネに猛勉強し、学校の奨学金で1年間のアメリカ留学を掴んだのですが、就活時期に合わせて帰国する友人が多く、日本の就職活動の在り方に疑問を持ったことがこのサービスに携わっている理由の1つです。

清水:こうた(柏田)とは、僕らTABIPPOが会社になってすぐに福岡で出会って、イベントの企画/運営を手伝ってもらっていました。その後、新卒で入社した会社を辞めて、転職活動をする予定と聞いたので僕がアプリ社に紹介して入社が決まったという流れです。まさに旅人採用ですね(笑)

柏田:こうやって自分の想いが形になるサービスに携わることができて、感謝しています。

「海外に行くなんて」。そんな風に親や友人から思われていた過去も原体験にあるかもしれないのですが。僕は海外に行ったり、外国の人と触れ合うことで、自分の視野が広がっていったけれど、旅に出ること・留学することを快く思っていない人たちが意外といた。その現状を変えたいとも思っています。

 

世界を旅した人だからこその強みがある


(取材はアプリ社のオフィスで和気あいあいと行われた)

−−「旅人採用」で紹介する求人企業には、どんな企業が多いのでしょうか?

田村:海外経験者がどんな働き方をしたいと思うか、をまず考えています。「こんな●●したい!」「○○にチャレンジしたい!」という思いを頭ごなしにノーと言わず、社風としていろんなチャレンジをやっている会社や、ノマドワークOKなどの新しい働き方を実践している会社、社員に海外経験者が多い会社など、旅人から見ていいなと思える企業を紹介したいですね。

柏田:業種や職種にはもちろん幅がありますが、価値観や経営スタイルにどれだけ共感ができるのかという視点も、旅人には大切だと思っています。他の就職・転職支援サービスだと普通は紹介できないような切り口で、旅人たちにとって、より良いマッチングを実現していければなと思っています。

清水:僕は、旅好きだからみんな旅行会社に就職したり、TABIPPOのように旅を仕事として扱うかというとそうじゃないと思うんです。

例えば、世界的な経営者や起業家はよく世界を旅しています。Facebookのマーク・ザッカーバーグが、メンターであるAppleのスティーブ・ジョブズのメンターに「インドに行け」と言われて、インドの旅をきっかけに視野が広がったという逸話があるんです。

−−それは知らなかったです。

清水:これはあくまで一例ですが、こうやって世界を旅する経験をするからこそ、分かることってたくさんあると思います。起業家になれというわけじゃなくて、普通のビジネスマンとして働いていても、旅の経験が活きるシチュエーションはたくさんあるはずなんです。

世界中を旅した人材だからこそ持っている、その人の「強み」があると確信しています。自らの意思でチャレンジできる『自発的な行動力』、失敗に屈せず、気持ちを切り替えれる『ポジティブマインド』、言葉が通じなくても現地の人と会話可能な『コミュニケーション能力』、現地の文化などを理解し、対応できる『協調性』や『柔軟性』など。旅の経験を活かせる世界を作っていきたいと考えていますし、その思いに共感してくださる企業を紹介したいなと思っています。

 

家族のように1人1人と接する

−−皆さん、面白い原体験やキャリアをお持ちですし、人間味が溢れる人が多い印象です

清水:TABIPPOで働く人は、みんなが「いい人」でありたいと思っています。この「いい」という感覚が大事で、人としての気持ちの良さがあるんです。うちの会社では、負の感情を振りかざして怒ることや、人のせいにすることは禁止されていますし、思いやりのあるメンバーが多いです。いい人たちが集まる会社でありたい、そんな想いをもってTABIPPOは会社設立4期目がようやくおわったところで、まだ正社員の人数は13人程度です。

アプリ社はそれをもっと大きな規模と人数で実現している。そこがすごいなと思っています。

田村:ありがとうございます。アプリは社員が現在で150人ほどいます。国内には東京を踏まえて全国7拠点、海外では台湾とインドネシアに拠点を持っています。人数はどんどん増えているのですが、長く務めている人も、あたらしく入社する人も、「いい人」ばかりです。

清水:いい人たちの集まりをこの規模で保っているのはすごいなと思っていて。だから、周りにいるいいやつをアプリ社に紹介しているんですけど(笑)

柏田:僕自身も、実際に入社してみて、本当にいい人が多いなと感じています。すごくフラットで、誰に対しても1対1の人間として見てくれています。いい意味で、役職や年齢が関係ない会社です。

田村:社長の庄子や取締役がそういう姿勢でい続けているからだと思います。社員と目線を揃えてくれたり、たまには上げてくれたりして、手前味噌ですが、本当に格好いいなと思います。そういう風に僕もありたいと自然と思えますよね。社員のこと、社員の家族のことまでとことん考えてくれる会社です。

−−会社として仲が良さそうなことが伝わってきますね

清水:TABIPPOと、アプリ社も2社で仲良くやっています。もちろんビジネスなので、切磋琢磨してやっていく部分もありますが、根本的なコミュニケーションの中では、お互いの信頼関係って1番大切だと思っています。

田村さんや、柏田くんだけでなく、庄子社長や他の社員の方も含めて、よくお酒の場をご一緒させていただいたりもしています。

柏田:ほんとうに良く飲んでますよね(笑)


(リリース直前にTABIPPOとアプリ社のメンバーでタイ・バンコクで合宿も実施)

清水:あと、僕が面白いなと思うのは、アプリ社は「手間もかかるし、お金もかかる、でもお客様を喜ばせれることなら、それが正義だ」っていう価値観が根付いていることです。田村さんもよく仰っていますよね。

田村:そうですね。数字よりもそういう「人」との「人」との関わりや、コミュニケーションの部分に重点を置いていますね。アプリ社ならではの、大切な価値観だと思っています。

−−分かってはいても、大切にするのは難しいですよね

田村:それができるのが僕らの強みだと思っています。旅人採用でも、世界中を旅したからこその悩みがあるはずなんです。視野が広まったからこそ、悩める事が多い人たちにしっかりと寄り添って、「人」を大切にしたサポートができればと思っています。

あなたの旅の経験を活かして、一緒に働きませんか?

−−今回はアプリ社の社員として「旅人採用」の事業に関わる人材を募集しているわけですね。

田村:はい。旅人採用のキャリアカウンセリング、企業への営業、セミナー開催、将来的には海外の勤務なども視野に入れつつ、何でもやりますし、やってもらいたいですね。旅の経験があって、旅人を応援したいと理念に共感してくれる人を求めています。新規事業の立ち上げですし、やることはとにかく多いですが、やりがいのある仕事だと思っています。

清水まさに旅の経験が活きる仕事ですよね。僕らは大きいところを目指していますし、成長のスピードは早いと思っています。この事業は僕らにしかできないこと。「旅の経験が生きる社会をつくる」という世界を一緒に実現していくために、大変だと思うけれど、ワクワクして楽しんで、自分の経験値や能力を活かしてほしいと思います。

田村:旅人採用をリリースして、反響も大きく、嬉しいことにたくさんのご応募を頂いています。いまはとにかく、人手がほしいと思っているのでこの記事を読んで、少しでもピンときた旅好きな方には、ぜひ応募してもらいたいなと考えています。

清水:本当に楽しみですよね。今回は、アプリ社としての採用となりますが、僕らTABIPPOとコラボレーションして作り上げているサービスですし、僕を含むTABIPPOのメンバーとも一緒に働くこととなります。ぜひ、「旅の経験が活きる社会を創る」仕事を一緒にやっていけたらと思います。

インタビュー:五月女菜穂
写真:長沼茂希

ライター
五月女 菜穂 ライター/株式会社kimama代表取締役

1988年、東京都生まれ。横浜市在住。1児の母。 大学卒業後、朝日新聞社に入社。新聞記者として幅広く取材経験を積む。2016年に独立し、ウェブや紙問わず、取材・執筆・編集・撮影を行う。22年4月、合同会社アットワールドを起業し、旅好きのフリーランスが集まるコミュニティ「@world」を運営。23年5月、編集プロダクションの株式会社kimamaを創業。世界一周経験者で、渡航歴は45カ国超。

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