ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

シャオシャオ山のハイキング

photo by ほさかまき

カンパナリオの丘からローカルバスで更に中心地から30分ほど離れると、バスはホテルシャオシャオ(Llao Llao)に着きます。

このあたりにはトレッキングコースがあり、シャオシャオ山頂付近の展望スポットからの景色がまた素晴らしかったです。

最初は舗装された車も通る道を行き、途中から森の中に入っていきます。最後は軽く山を登ります。所要時間はバス停からの往復で約4時間です。

 

アルプス風の建物に心踊る町歩き

photo by ほさかまき

バリローチェが南米のスイスとよばれる所以のひとつはその美しい自然ですが、もう一つ理由があります。この町は昔スイス人が多く移住してきたため、木造のロッジ風の建物が多くあることにも由来しています。

町一番の中心地であるセントロ・シビコ(Centro Civico)は石と木でできたアルプス風のかわいらしい建物です。その前の広場ではフォルクローレを演奏している人たちや、ベンチで湖を眺めている老夫婦など、品が良くも活気のある様子を伺えます。

カテドラルは石造りで、気品のある佇まいです。中に入ると静謐な空間をステンドグラスが優美に彩っていて、見惚れてしまいました。バリローチェのセントロの中で一番お気に入りの場所です。

photo by ほさかまき

町のメイン通りにはチョコレート屋さんが数多く見られます。一粒から買うことができるので、いくつかのお店で買って、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

Rapa Nuiというチョコレート屋さんはカフェを併設しています。私はワッフルのチョコレートアイス乗せを食べました。ワッフル生地自体もふわふわしておいしかったですし、チョコレートアイスは甘すぎず、濃厚で好みでした。

 

番外編:サイクリング

photo by shutterstock

バリローチェにはCircuito Chicoというサイクリングコースがあります。全長27kmでアップダウンが多いためハードですが、徒歩やローカルバスでは訪れることのできない様々なスポットを周ることができます。

夏のバリローチェは気候も良いですし、絶景の中でするサイクリングは想像するだけでとても気持ちが良さそうですよね。

中心地からローカルバスで西へ向かい、カンパナリオの丘の次の停留所でバスを降りると、レンタサイクル屋があります。ここでマウンテンバイクとヘルメットのセットを借りることができます(2018年1月時点で500ペソ)。

サイクリングをする場合は滞在日を一日延ばすのが良いかと思います。繰り返しますが道はハードなので、自転車に自信のある方にオススメのアクティビティです。

 

まとめ

photo by ほさかまき

イチオシコース、いかがでしたか?私はアルゼンチンで雄大な自然をたくさん見ましたが、荒々しく男性的な印象を受けました。一方バリローチェの自然からは女性的な美しさを感じ、また一つアルゼンチンの奥深さを学んだ気がします。

パタゴニアを訪れる際には是非皆さんも立ち寄って、一日観光してみてください。

行かれる際には、お弁当とお水を持っていくことをおすすめします。カンパナリオの丘やシャオシャオ山の展望スポットで食べるお弁当は、最高の美味しさになるでしょう。

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ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

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