紀元前3000年から続くイランの世界遺産まとめ(写真22枚)

Pocket はてブ

17の世界遺産を持つイランは、実は世界で14番目に多くの世界遺産を有しています。ちなみに、13位は日本(18カ所)で同数14位はカナダ、ギリシャです。

いまのイランがある土地には紀元前3000年から文明が興り、イスラムの中心地として栄えていたため遺跡が多いことがたくさんの世界遺産を持つ理由です。そこで今回はイランに現存する世界遺産すべてを写真と共にご紹介します。

 

シューシュタルの歴史的水利施設

イラン最長の川であるカールーン川の水は、古代よりかんがい用水として使用されてきました。シューシュタルはダムや運河などを備えた要塞都市であり、街に残る水利施設は3世紀頃に作られたもので、今なお農業用水として使用されています。古代イラン人が水資源の利用に素晴らしい技術を持っていたことを今に示す貴重な遺産です。

シューシュタルの歴史的水利施設

photo by ninara

シューシュタルの歴史的水利施設

photo by ninara

 

ペルセポリス

ペルセポリス

photo by Blondinrikard Fröberg

ペルセポリス

photo by dynamosquito

ダレイオス1世によって建設された宮殿群で、アケメネス朝ペルシア帝国の都で、ペルセポリスという名前は「ペルシアの都」と「都市破壊」の二つの意味を掛け合わせた言葉遊びではないかと言われています。

紀元前520年に建設が始まり、クセルクセス1世とアルタクセルクセス1世の治世まで続きました。1979年より世界文化遺産に登録されています。

 

パサルガダエ

パサルガダエ

photo by Alan

ペルシャ帝国の最初の首都で、紀元前546年にキュロス2世によって建設が開始され、スーサに遷都されるまで首都として機能していました。

考古遺跡にはキュロス二世の墓と言われる建造物、タレ・タフト要塞、二つの王室のペルシャ庭園があります。キュロス二世の墓は中でも重要とされている部分で、墓からは豪華な装飾品が見つかったと文献に残っています。2004年に世界文化遺産に登録されました。

 

イスファハーンのマスジェデ・ジャーメ

イスファハーンのマスジェデ・ジャーメ

photo by Always Shooting

金曜のモスクという意味を持つマスジェデ・ジャーメは、ほとんどの大きな町にあり、その町で一番大きなモスクを指します。

イスファーンのものは建築様式の博物館とも言われており、少なくとも6つの王朝時代に分類できることから、どの部分がどの時代に建てられたのかの特定が困難とされています。2012年に世界文化遺産に登録されました。

 

ゴレスタン宮殿

ゴレスタン宮殿

photo by ninara

ガージャール時代に建設された豪華な宮殿で、西洋の影響を受けていないペルシャ建築の傑作と言われています。最古の建築物のひとつでもあります。

宮殿の周辺にはプールや植栽域のある庭園が併設されており、その美しさは数々のアーティストや建築家たちに刺激を与えてきました。2013年より世界文化遺産に指定されています。

 

チョガ・ザンビール

Tchogha Zanbil

photo by xfree

紀元前1250年頃、古代エラム人によって作られた複合遺跡です。しかし、この都市には祭司を除くと多くの人々は住んでいなかったと考えられています。

都市は三層に別れており、最も内側の部分には神に捧げるためのジッグラトが建てられ、外側には王家の墓などが設置されました。1979年より世界文化遺産に登録されています。

 

イランのアルメニア修道院群

イランのアルメニア修道院群

photo by Adam Jones

イランのアルメニア修道院群

photo by Adam Jones

アルメニア正教会に属する聖タディウス修道院、聖ステファノス修道院、ゾルゾル修道院の聖マリア礼拝堂の3つの修道院が2008年に世界文化遺産に登録されました。アルメニア風の伝統的な装飾が施された聖タディウス修道院は最古のもので、7世紀に建てられたものです。ビザンチン文化やペルシア文化などとの交流が見られることが評価されています。

 

タブリーズのバザール

680_2521927010_fd01059b35_o

photo by vive le vélo

タブリーズのバザール

photo by Martijn.Munneke

3平方キロメートルの敷地が広大な屋根で覆われアーケード状になっており、その下には7000を越える店が立ち並ぶイラン最大のバザールです。

太古からシルクロードの中継地となっていたこの土地では、この大規模なバザールは歴史的に続いており、現在も1万5千人以上がここで働いています。2010年に世界文化遺産に登録されました。

 

イスファハンのイマーム広場

イスファハンのイマーム広場

photo by Ivar Husevåg Døskeland

「世界の半分がここにある」とも言われたイマーム広場には、青を基調にしたアラベスク模様の美しいタイルで装飾されたモスクや宮殿に囲まれています。

1598年にイスファハンへ遷都したシャー・アッバース1世により、新市街が築かれ、その中心となったのがイマーム広場です。1979年に世界文化遺産に登録されました。

1 2
Pocket はてブ

WRITER

ルイス
前田塁
TABIPPO.NET編集長
慶應義塾大学商学部卒。大阪ガス、オプトを経てTABIPPOを立ち上げました。サーバー、コード、コンテンツ、マネタイズまでを担当するフルスタック編集長です。ツイートは旅行とテクノロジーと宇宙が多め。…

TABIPPO.NETで
旅の情報をチェックしよう!

Twitter、Facebook、Instagram、LINE@で 編集部が毎日厳選してお届けします。

SNSやメールマガジンもチェック!

FEATURED特集

特集一覧へ

RANKINGカテゴリーランキング

世界遺産