未だに存在する13の未承認国家

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国の構成要素として、「領土・国民・主権」が必要である、ということは中学校の社会の時間に習ったことがあると思います。これ以外に、国際的に国家であると承認されることがなければ、その国は独立を果たしたとは言えません。

 

世界には、「領土・国民・主権」といった条件を満たしているにもかかわらず、独立を果たすことが出来ていないいわゆる「未承認国家」がいくつもあります。今回はその中から13カ国を紹介し、その国家の現状について見ていきたいと思います。

*編集部追記
2015年11月の記事に加筆しました(2016年11月)

1.コソボ共和国

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photo by pixta

かつて地球上でもっとも多様性を持った国家であった旧ユーゴスラビアに残された自治州であるコソボは、今なお最終的な独立を果たすことが出来ずにいます。

200万人近い人口を抱えるコソボは事実上独立国家として行政を行っていますが、国連加盟国の約半数の国が承認しているだけで国際的な国家承認は受けていません。

 

2.パレスチナ

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photo by pixta

長きに渡って対立やテロ事件の絶えないパレスチナ自治区もまた、国家承認を受けていない国家のひとつです。戦後すぐにまでさかのぼるイスラエルとの対立は半世紀以上にわたって続き、何万という人々の血が流れ続けてきました。

イスラエルとの和平は硬直したままですが、2012年からは国連にオブザーバー参加を果たしており、少しずつ国家承認への道が見え始めてきています。

 

3.南オセチア共和国

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photo by pixta

2008年のグルジアによる南オセチア侵攻を契機として国際的に認知されたこの問題。オセット人の国家として事実上独立した地域として1991年以降機能してきましたが、2008年の侵攻を受けてロシアが南オセチアを国家承認。

その後もロシアとグルジアを中心とした国際社会とのにらみ合いが続いているままになっています。

 

4.ソマリランド

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Photo by Monica’s Dad

未だ政情不安の続くソマリアの北側で独立を宣言したのが、ソマリランドです。ソマリランドは1991年に独立を宣言しましたが、これまでにソマリランドを国家承認している国は一つもありません。

 

5.中華民国(台湾)

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photo by pixta

日本に最も近い未承認国家が、台湾です。台湾は正式名称を中華民国と言い、現在では事実上独立国家として機能しています。しかしながら中国を中心とした国々が台湾の独立を頑なに認めないために、未だに台湾は中国の一部ということになっています。

 

6.北キプロス・トルコ共和国

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photo by pixta

 地中海に浮かぶキプロス島は、長きに渡って南北で領土問題が繰り広げられてきました。

現在、キプロス島では国際的に承認を受けているキプロス共和国の主権が全土に及んでいますが、これを許さない人々はキプロス島の北側で「北キプロス・トルコ共和国」の成立を1983年に宣言。キプロス島の北側を実効支配しています。

 

7.東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)

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Photo by malcsb

中国の西部に広がる中国名で「新疆ウイグル自治区」とされているのが、この東トルキスタンです。

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WRITER

並木 洋輔
並木洋輔
トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一…

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