ウユニ塩湖と言えば言わずと知れたボリビアの超有名観光スポットですが、第2のウユニ塩湖と呼ばれる場所がアジアにもあります。その名前は台湾は台中にある「高美湿地」。
その広大な自然の中に広がる幻想的な空間は一瞬、時を忘れてしまいそうになります。行きたくてもなかなか行けないウユニ塩湖が台湾で体験できる!次の連休は高美湿地へ!
高美湿地とは?
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以前は地元で「高密」と呼ばれていましたが日本が台湾を統治していた時代に現在の高美湿地と改名されました。
約300ヘクタールの湿地帯には長い橋がかけられ、まだ人の手がそこまで及んでいない事から豊富な自然が残っておりバードウォッチングや湿地観測の場としても名前が知られています。
夕暮れになると湖面に反射した「鏡張り」が現れ、傍らには風力発電のプロペラが回っており、その景色はウユニ塩湖とはまた違う神秘さが漂います。
なんと言っても鏡張り
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現地でも名が知れた場所で夕方の鏡張りに合わせて大勢の人が押し寄せます。湖面に沈む夕日と共に映し出される反射した世界は思わず見とれてしまいます。
雨季では水量も増し、より鮮明に鏡張りが見る事が出来ます。開け放たれた湿地帯は風が強く湖面がなびくため、うまく鏡張りが見れない場合があるので当日の気象情報は事前にチェック!
風車の数々
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湿地に入って左手側に何本もの風力発電の風車が立ち並んでいます。夕方になると畔に電燈がつきその姿を照らしてくれます。
豊かな自然
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湿地に入る橋の脇には絶滅危惧に瀕した珍しい植物の「雲林莞草」が生い茂ります。日中では120種類の鳥が行きかいバードウォッチングにも適しています。
その他にも湖面に目をやると無数のカニもいるので豊かな自然を見ているだけでも満足できます。
出店で腹ごしらえ
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台湾と言えば夜市に代表されるような出店。高美湿地の入り口付近にも数は多くないが昔ながらの出店が並んでいる。
いい景色を見る前に腹ごしらえしてから行くのもいいですね。バスの最終(21:00 H27年6月現在)以降もやっているので便利。