海外旅行の醍醐味の1つは自分とは違う文化や価値観を持った人たちと出会い、視野がぐっと広がることだといえるでしょう。
世界中には色んな少数民族がいて、彼、彼女らはそれぞれが独自に文化を持っています。私たちとは全然違う人たち。どんなことを考えて、どんな生活をしているのか、お互い語り合えたら楽しそうだと思いませんか?
オーストラリアのアボリジナル
オーストラリアといえば、有名な少数民族がいます。ひょっとしたら、アボリジニーの方が通りがよいかもしれませんね。
しかし、アボリジニーは差別的な響きが強いという意見もあるため、ここではアボリジナルと呼びましょう。彼らの文化は独特で、シロアリにより中が空洞になった木を使用した楽器による音楽や、アボリジナルアートと呼ばれるカラフルな点をたくさん用いた絵も有名です。
アートの起源は文字を持たない彼らのコミュニケーション手段の一つとして絵を描いていたことからきています。
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タイ、ミャンマーの首長族
タイ、ミャンマーには真鍮のリングを何連も首にまとう女性がいる、首長族がいます。かれらの自称名はカヤンというので、それに従いましょう。
カヤンの女性のうち選ばれた人は、幼い頃からこのリングをつけて、首を長くします。というのは実は半分は嘘。首は長くなったように見えますが、顎と鎖骨を押しあげ、押し下げとしているだけで、首が伸びたわけではないことがわかっています。
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ウミスズメとアザラシの発酵食品を食べるイヌイット
アラスカ、カナダの有名な少数民族としてイヌイットがいます。アメリカ大陸にいるものの、顔は日本人とよく似た黄色人種です。
私たちと同じ祖先をもつ人々がベーリング海に浮かぶアリューシャン列島を超えてアラスカの地まで到達したのか、と思うと人類の歴史の壮大さを感じますね。
さて、寒い過酷な地域での彼らの食糧はヘラジカやアザラシ。保存食として発酵させて食べるのですが、何とも強烈なのが、アザラシのお腹に海鳥を詰め込んだ上で土の中で発酵させるキビアックです。
有名なシュールストレミングには敵いませんが、かなり臭い食べ物として有名です。
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唇にお皿をはめるムルシ族
アフリカ、エチオピアには、なんと大きな円形のお皿を下唇にはめる部族がいますお皿が大きいほど美しいとされ、はめるのは女性です。なお、子供達も唇にお皿をはめていなくても、白い顔料で派手な化粧をほどこしていたりします。
ムルシ族たちも観光業を行っており、行けば一緒に写真を撮ることも可能です。
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世界の少数民族に会いにいこう
世界にはここに紹介した以上にもたくさんの少数民族がいて、私たちには想像もつかないような文化を持って生きています。
彼、彼女らも生業として観光を行っていることも多く、ここで紹介した少数民族についても会いに行くことができます。彼らにあって、文化に触れれば、きっと価値観が変わるかも?