学生時代にアメリカとイギリスに2度、短期留学をしたライターの桃(@XxPeach)です。長期休みは学生にとって、新学期のワクワクとなぜか気合が入りますよね。私もそんな時期にイギリスに2ヶ月ほど留学に行きました。これから留学を控えている方もとても多いと思います。
「留学中は語学漬けになるから、今からしっかり勉強しなくてもいいや」いえいえ、そんなことはありません。留学中にやろう!と思っていた勉強の80%が出来なくなるくらい、毎日遊んで学んで忙しくなるはずです。
「じゃあどこから始めるの?」と悩む、これから留学を控えたすべての方に、2度留学をした私がしておいて本当に良かった!と思う勉強法と、帰国後「留学前にもう少しちゃんと勉強しておけばよかった…」ということを、5つのステップとしてまとめました。
これで完璧!留学前勉強の5つのステップ
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私がオススメする勉強の5ステップはこちらです。
ステップ①:中学生までの文法を復習
ステップ②:「I want~」「I think~」はさっと口に出せるようになる
ステップ③:キレイな発音を身につける
ステップ④:自己紹介がスラスラ言えるようになる
ステップ⑤:子供向け番組でリスニングの勉強をする
より詳しくご紹介していきます。
ステップ①:中学生までの文法を復習
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中学生のときに習った文法は本当に基礎の基礎ですが、英語を勉強する上で非常に大切なものです。
中学生のときに習った文法に、新しい単語を覚えていくことで、どんどん話せるようになったり、理解できるようになります。
勉強方法はとっても簡単。is, am, areから関係代名詞までが書いてある参考書を選んで、一冊まるごと復習するだけです。
初めて学ぶ文法ではなく、皆さん一度は中学生の頃に学んでいますので、スラスラ進むはずです!
ステップ②:「I want〜」「I think〜」はさっと口に出せるようになる
私が留学先に渡航した当初、一番使った英語が「I want〜」「I think〜」でした。
5W1H(What, Who, Why, When, Where, How)の文法で何かを聞きたいときも、とりあえず自分の意思を伝えられることができれば、何かと解決することが多いのです。
頑張って5W1Hの文章を作り話そうと頑張るのではなく、渡航当初はまず場所になれるところから始めてみましょう。
自分の意思を伝えられる「I want〜」「I think〜」はどんな時でもさっと口に出せるように、何度も練習をしておきましょう。
ステップ③:キレイな発音を身につける
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英語には日本語にない音(th, r, vなど)がたくさんあるため、日本人の多くの方は英語の発音が苦手です。エリアによっては、発音がしっかりしていないと全く聞き取ってもらえないこともあります。
中学生・高校生時代、英語の勉強が大嫌いだった私が唯一行なっていた勉強が、「英語を声に出して読む」ことでした。そのため、発音はまあまあ上手くできたのですが、英語はエリアによって発音が異なることがあります。
エリアで全く発音が違う英語
私が最初に留学したアメリカ南部は訛りが強く、水を「ワーラー」と発音します。それが言えなかった私は水をもらうのに十数回「water」を繰り返し、やっと通じオーダーすることができました。
チョコレートマフィンを頼もうとした時、チョコレートのアクセントの場所を間違えてしまいなかなか通じず、前にいたフランス人の女の子に「この子、チョコレートって言ってるのよ」と助けてもらったこともあります。
特に、アメリカのファストフード店では、言っていることがわからない客は待ってくれないという経験もしました。「あなたの言っていることはわからない。並んでいる人がいるから早くして」と言われていた友人を、滞在中何度か助けたこともありました。
発音が上手くできるとつたない英語でも相手が理解してくれるようになり、会話が弾むことがあります。「英語が話せるようになったら次は発音」ではなく、最初からかっこいい発音で英語を身につけてみてはいかがでしょうか。