もうすぐ母の日がやってきます。日頃お世話になっているお母さんに、感謝を表す日。
日本では母の日にカーネーションをあげるのが定番ですが、世界中では母の日に何をプレゼントしているか知っていますか?
今回は世界の母の日についてまとめてみました。お母さんに感謝の気持ちを伝えましょう。
普段言えてない「ありがとう」を言おう
photo by pixabay
母の日は、母親への日頃の感謝を表す日で、日本では毎年5月の第2日曜日に祝うことになっています。今年は5月8日が母の日にあたります。
日本では母の日にカーネーションを贈ったり、手紙を送ったりしますが、果たしてそれは世界共通なのでしょうか?気になる世界の母の日10選をまとめてみました。
韓国ではお金をあげるのが喜ばれる?
photo by pixabay
韓国では5月8日は曜日に関わらず、父母の日となっています。日本と違って母の日と父の日は無く、一緒にお祝いするようになっています。
日本同様、赤いカーネーションを贈るのが一般的なようです。それ以外には、健康や若さに気遣うという意味で、健康グッズやサプリメント、さらにはシワを除去する整形手術もプレゼントしている人もいるみたいです。
少し日本では考えにくいですが、さすが美容に気遣う韓国ならではの贈り物と言えます。また、お金をあげるのが一番喜ばれるんだとか。それはそれで少し寂しい気もします。
タイではジャスミンを贈る
photo by pixabay
タイでは、シリキット国王妃の誕生日、8月12日が母の日になります。
タイは曜日ごとに色が決められており、月曜日は黄色、火曜日はピンク、水曜日は緑、木曜日はオレンジ、金曜日は水色、土曜日は紫、日曜日は赤となります。
王妃が生まれた曜日は金曜日なので、母の日には水色の服を着るという習慣があります。王妃の誕生日をお祝いするということが、母親に感謝の気持ちや敬意を表すと言うことに繋がっているそうです。
タイでは母の日に、白いジャスミンの花を贈ります。メッセージには「愛している」という言葉を添えるのが一般的です。
ネパールはお菓子をプレゼント
photo by pixabay
ネパールの母の日は、4月末~5月上旬の1日とされています。
花を贈る日本とは少し違い、ネパールでは母親に甘いお菓子をプレゼントします。街のお菓子屋さんも母の日に向けて、お菓子を店頭に並べて行きます。
ネワール民族のしきたりとして、結婚して初めて母の日を迎える娘は、お家でご馳走を作り、母親へ持って行くということがあるようです。日本との文化の違いを感じられますね。
オーストラリアは菊の花を贈る
photo by pixabay
オーストラリアの母の日は、日本と同じく5月の第2週の日曜日。オーストラリアでは菊の花を贈るそうです。
菊と聞くと少しびっくりしますが、葬式の時に使うような菊ではなく、ガーベラを贈ります。他にもキク科は種類があり、タンポポ、ベニバナなどもあります。
そしてもう一つ母の日の定番は、朝食を食べに出かけることです。その日1日は、母親の代わりに子供や夫が家事を全て行う風習があります。
母親の偉大さに感謝する1日になりそうですね。
ルーマニアでは女性が感謝される日
photo by pixabay
ルーマニアでは母の日は3月8日にあたります。少し他の国と違って、母の日ではなく「女性の日」として認識されています。
子供からおばあちゃん世代まで、全ての女性に花やプレゼントをあげるのが風習です。